格安SIM乗り換え手順iPhone版|主婦が実際にやった全ステップ

「格安SIMに乗り換えたいけど、iPhoneって難しそう…」と思って後回しにしていませんか?わたしも3年前まで全く同じでした。でも実際にやってみたら、拍子抜けするくらい簡単でした。この記事では、わたしが実際にiPhoneを格安SIMに乗り換えたときの手順を、準備から開通まで時系列でそのままお伝えします。

本記事の要約
・乗り換え前に必要な準備は「MNP予約番号の取得」「SIMロック解除」「APN設定」の3つ
・iPhoneはSIMロック解除さえすれば、ほぼどの格安SIMでも使える
・手続き自体は最短30〜60分で完了する
・わたしの場合、月の通信費が6,800円→1,320円に。年間約65,000円の差になった
節約ナオコ
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節約ナオコ

2児の母・週3パート勤務。実際に試した節約術だけを正直レビュー。きれいごとなしの主婦目線でお届けします。

まず知っておきたい:格安SIMへのiPhone乗り換えって何をするの?

手順に入る前に、全体像を把握しておくとスムーズです。「何をするのかわからないまま進む」のが一番不安の原因なので、ここだけ先に読んでください。

格安SIMへの乗り換えとは、ドコモ・au・ソフトバンクなどの大手キャリアから、MVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれる格安の通信会社に契約を移すことです。MVNOとは、大手キャリアの回線を借りてサービスを提供している会社のことで、楽天モバイル・IIJmio・mineo・OCNモバイルONEなどが代表例です。

やることを大きく分けると、以下の3段階です。

  • 今のキャリアで「MNP予約番号」を取得する(電話番号をそのまま引き継ぐための番号)
  • iPhoneの「SIMロック解除」をする(どのSIMカードでも使えるように解除する)
  • 格安SIM会社に申し込み、届いたSIMカードを差し込んで設定する

実はこれ、全部スマホとパソコン(スマホだけでも可)で完結します。お店に行く必要はありません。わたしは子どもが学校に行っている午前中に、コーヒーを飲みながら終わらせました。

乗り換え前に確認:準備物リストと注意点

ここを飛ばして進めると途中で詰まることがあるので、先にチェックしておくことをおすすめします。5分で確認できます。

用意するもの

  • 今使っているiPhone本体
  • 本人確認書類(運転免許証またはマイナンバーカードなど)
  • クレジットカード(格安SIMの月額支払い用)
  • メールアドレス(キャリアメール以外。GmailやiCloudメールでOK)
  • SIMピン(SIMカードのトレーを取り出す細い針。iPhoneの箱に入っていたもの)

事前に確認しておくべきこと

SIMロック解除の可否は必ず先に確認してください。2021年10月以降に購入したiPhoneはSIMロックがかかっていない(SIMフリー)ことが多いですが、それ以前に購入したものや、中古で買ったものはロックがかかっている場合があります。

確認方法は、iPhoneの「設定」→「一般」→「情報」→「SIMロック」を見るだけです。「SIMロックなし」と表示されていればそのまま乗り換えできます。「SIMロックあり」と表示されていた場合は、次のセクションで解除します。

注意
乗り換えのタイミングで今のキャリアのメールアドレス(@docomo.ne.jpなど)は使えなくなります。銀行やショッピングサイトなど、キャリアメールを登録しているサービスは、事前にGmailなどに変更しておきましょう。わたしはここを忘れて後から数件直すはめになりました。

ステップ1:MNP予約番号を取得する

MNP(モバイルナンバーポータビリティ)とは、今使っている電話番号をそのまま格安SIMに引き継ぐための仕組みです。MNP予約番号は、今のキャリアから発行してもらう「引っ越し許可証」のようなものだと思ってください。

各キャリアの取得方法

以前は電話しか受け付けていませんでしたが、今はどのキャリアもWebやアプリから取得できます。わたしはドコモのMy docomoから5分で取得できました。

  • ドコモ:My docomoにログイン→「契約内容の確認・変更」→「MNP予約番号発行」
  • au:My auにログイン→「契約・サービス」→「MNP予約番号発行」
  • ソフトバンク:My Softbankにログイン→「オプション・サービス変更」→「MNP予約番号発行」

発行されたMNP予約番号には有効期限(発行から15日間)があります。取得したらなるべく早く格安SIMの申し込みに進みましょう。

MNP予約番号を発行しただけでは解約にはなりません。格安SIMへの申し込みが完了して開通した時点で、今のキャリアは自動的に解約されます。番号を取っただけで怖くなってやめても問題ありません。

ステップ2:iPhoneのSIMロックを解除する

「SIMロックなし」と確認できた方はこのステップは読み飛ばしてOKです。「SIMロックあり」だった方は、ここを済ませてから申し込みに進んでください。

SIMロック解除とは、特定のキャリアのSIMカードしか使えない状態を解除して、どのSIMカードでも使えるようにする手続きです。各キャリアのマイページから無料でできます。

  • ドコモ:My docomo→「契約内容の確認・変更」→「SIMロック解除」
  • au:My au→「契約・オプション管理」→「SIMロック解除」
  • ソフトバンク:My Softbank→「オプション・サービス変更」→「SIMロック解除」

解除後はiPhoneを再起動するか、Wifiに接続した状態でiTunesと同期すると反映されます。「SIMロックなし」と表示されたら完了です。

ステップ3:格安SIMを選んで申し込む

どの格安SIMにするか迷う方が多いと思いますが、ここでは「iPhoneユーザーが選びやすい基準」を数字で整理します。わたしが実際に比較した視点そのままです。

格安SIM選びで見るべきポイント

  • 月額料金:自分の使うデータ量に合ったプランがあるか(3GB・10GB・20GBなど)
  • 通話料金:かけ放題オプションがあるか、1回あたりの単価はいくらか
  • 回線品質:ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線のどれを使っているか(今使っているキャリアと同じ回線を選ぶと安定しやすい)
  • iPhoneへの動作確認:公式サイトで自分のiPhoneモデルが動作確認済みか確認できる

数字で見ると一目瞭然なんですが、たとえば月10GBで比較すると、大手キャリアが月6,000〜8,000円程度なのに対し、格安SIMは月1,000〜2,000円台が中心です。年間に換算すると4〜7万円の差が生まれます。

申し込みの手順

申し込み自体はどの格安SIM会社もほぼ同じ流れです。

  • 格安SIM会社の公式サイトからプランを選ぶ
  • MNP予約番号・本人確認書類・クレジットカード情報を入力する
  • SIMカードのサイズを選ぶ(最近のiPhoneはほぼ「nanoSIM」か「eSIM」)
  • 申し込み完了後、数日でSIMカードが郵送されてくる(eSIMの場合は即日開通も可能)

ポイント
eSIM(物理的なカードが不要な電子SIM)に対応している格安SIMを選ぶと、郵送を待たずにその日のうちに開通できます。iPhone XS以降のモデルはeSIMに対応しています。時間を短縮したい方はeSIM対応の会社を選ぶのも手です。

ステップ4:SIMカードを差し込んでAPN設定をする

SIMカードが届いたら、あとは本体に差し込んで設定するだけです。ここが「難しそう」と感じる方が多いんですが、実はこれが一番あっけなく終わります。

SIMカードの差し替え手順

  • iPhoneの電源を切る
  • SIMピンをSIMトレーの穴に差し込んでトレーを取り出す
  • 古いSIMカードを取り出し、新しいSIMカードをトレーにセットする
  • トレーを本体に戻して電源を入れる

APN設定とは何か

APN設定とは、iPhoneがモバイルデータ通信をするための接続情報を登録する作業です。格安SIM会社によって設定内容が違うので、各社の案内に従って進めます。

最近は「プロファイルをダウンロードするだけ」で自動で設定されるケースがほとんどです。格安SIMの同梱書類にQRコードや案内URLが書いてあるので、iPhoneのSafariでアクセスして「プロファイルをダウンロード」→「インストール」を押すだけで完了します。わたしは3分かかりませんでした。

インターネットに接続できて、電話もかかれば開通完了です。「圏外」から電波を示すバーが立ったときの安心感は、なんとも言えないものがありました。

乗り換え後にやっておくこと

開通したらすぐに使えますが、乗り換え直後にやっておくと後で困らない作業がいくつかあります。ここを丁寧にやっておくと、乗り換え後にバタバタしなくて済みます。

  • 各種サービスに登録しているメールアドレスをキャリアメールから別のアドレスに変更する
  • iPhoneの「設定」→「モバイル通信」でモバイルデータ通信がオンになっているか確認する
  • 留守番電話サービスや転送設定など、必要なオプションを格安SIM側で設定する
  • 旧キャリアの最終請求を確認する(解約月の日割り分が翌月請求されることがある)

わたしは乗り換え後、子どもの学校から連絡が来るアプリにキャリアメールを登録していたことを忘れていて、しばらくお知らせが届かない状態になっていました。学校や習い事など、子どもまわりの連絡先は特に忘れずに変更しておくことをおすすめします。

よくある不安と、実際のところ

「やってみたいけど不安」という声をよく聞くので、わたし自身が乗り換え前に心配していたことと、実際どうだったかを正直にお伝えします。

Q. 繋がりにくくなる?

格安SIMは昼の12時前後や夕方の混雑時間帯に速度が落ちることがあります。ただ、普通にSNSや検索をする分には、わたしは特に困ったことはありません。動画を大量に見る方はデータ量の多いプランを選ぶか、Wifiを活用するのが現実的です。

Q. LINEはそのまま使える?

使えます。ただし、LINEの引き継ぎ設定を乗り換え前にやっておく必要があります。乗り換え前に「LINEアカウント引き継ぎ設定をオン」にして、メールアドレスでログインできる状態にしておけば問題ありません。

Q. 途中で失敗したらどうなる?

各格安SIM会社にはサポートセンター(電話・チャット)があります。APN設定がうまくいかない場合も、番号を伝えれば一緒に確認してくれます。わたしは問題なく進みましたが、万が一のときの相談先があると知っているだけで安心感が違います。

まとめ:わたしの通信費は年間65,000円安くなりました

最後に要点をまとめます。

  • 格安SIMへの乗り換えは「MNP予約番号の取得」「SIMロック解除(必要な場合)」「申し込み」「SIM差し替えとAPN設定」の4ステップで完了する
  • 手続き自体は30〜60分で完結。お店に行く必要はない
  • iPhoneはSIMロック解除さえすれば、ほぼどの格安SIMでも使える
  • 乗り換え前にキャリアメールの変更とLINE引き継ぎ設定をしておくとスムーズ
  • 数字で見ると一目瞭然なんですが、わたしは月6,800円→1,320円になり、年間約65,000円の節約になった

「難しそう」という気持ちはよくわかります。わたしも1年以上後回しにしていました。でもやってみて損はないです。まずはMNP予約番号を取得するだけなら5分で終わりますし、それだけやって一度立ち止まっても全く問題ありません。一歩目のハードルはとても低いので、ぜひ試してみてください。

この記事を書いた人 節約ナオコ

節約ナオコ

2人の子どもを育てながら、週3日パートで働いています。家計をなんとかしようと試行錯誤してきた結果、ふるさと納税・格安SIM・ミールキットなど、実際に使ったものとやめたものの両方を正直にレビューするようになりました。きれいごとを書いても意味がないので、失敗談も包み隠さず書いています。同じように家計と向き合っている方の参考になれば嬉しいです。

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