「節約しようとは思ってるんだけど、月5万円も本当に貯められるの?」——わたしも3年前、まったく同じことを思っていました。この記事では、4人家族・パート主婦のわたしが実際にやった手順を、具体的な金額つきで公開します。読み終わるころには「今月から何をすればいいか」が明確になります。
・わたしが固定費を見直しただけで、年間32万円(月約2.7万円分)が浮いた
・残りの2万円強は変動費の管理と先取り貯金の仕組み化でカバーできる
・難しいことは何もなく、最初の1〜2週間で仕組みを作れば、あとはほぼ自動で貯まる
節約ナオコ
2児の母・週3パート勤務。実際に試した節約術だけを正直レビュー。きれいごとなしの主婦目線でお届けします。
まず「月5万円貯金」の内訳を数字で確認する
「月5万円」と聞くと大きく感じますが、分解してしまえば話は変わります。ここでは目標を数字で整理して、どこで作り出せばいいかを確認しましょう。
月5万円=年間60万円。この金額を「削る」だけで全部作ろうとすると、たしかに苦しいです。でも、固定費の削減+変動費の管理+先取り貯金の3つを組み合わせれば、生活の質をほぼ落とさずに達成できます。
わたしが実際に月5万円を貯められるようになったときの内訳はこうでした。
- 固定費の削減で:月約2.7万円(年32万円÷12ヶ月)
- 変動費の管理で:月約1.3万円
- 先取り貯金の仕組み化で:月1万円を「ないもの」として扱う
数字で見ると一目瞭然なんですが、固定費を先に手をつければ、変動費の削減ハードルがかなり下がります。この順番が大事なんです。
ステップ1:固定費の見直しで月2〜3万円を作る
固定費は一度見直せば毎月自動的に浮き続けるので、ここが一番コスパのいい節約です。わたしが実際に手をつけた項目と、削減した金額を紹介します。
スマホ代:月6,800円→1,320円(年間差額:約65,000円)
わたしが格安SIMに乗り換えたのは3年前です。「難しそう」とずっと後回しにしていたんですが、実際やってみたら拍子抜けするくらい簡単でした。大手キャリアからIIJmioに乗り換えて、月の通信費が6,800円から1,320円になりました。夫の分も合わせると、2台で月約11,000円の削減です。
保険の見直し:月23,000円→12,000円(年間差額:約132,000円)
実はこれ、わたしが一番後悔していた出費でした。第一子が生まれた直後に訪問販売で勧められた保険をよくわからないまま契約して、5年後に「払いすぎだった」と気づいたんです。ファイナンシャルプランナーに無料相談して保険を整理したら、月23,000円だった保険料が12,000円になりました。
保険の無料相談窓口は保険の窓口などで利用できます。押し売りが心配な方もいると思いますが、「現状の確認だけしたい」と最初に伝えておくと動きやすいです。
サブスクの整理:月4,500円→0円(年間差額:54,000円)
使っていない、または重複しているサブスクを整理しました。動画配信サービスを2つ契約していたので1つに絞り、使っていたアプリの有料プランも解約。「引き落とし明細を1ヶ月分だけ全部見る」という作業を1時間やるだけで、使っていないサブスクがほぼ必ず見つかります。
スマホ代(2台):月▲11,000円
保険料:月▲11,000円
サブスク:月▲4,500円
合計:月▲26,500円(年間▲318,000円)
これが「年32万円浮いた」の内訳です。夫に「すごいな」の一言だけだったけど、それで十分でした。
ステップ2:変動費を「予算制」で月1.3万円削る
固定費を削ったら、次は変動費(食費・外食費・日用品費など)の管理です。「節約しなきゃ」と意識するだけでは続かないので、「予算を決めて、使い切ったら終わり」という仕組みを作ることが大事です。
わたしが使っている予算の立て方
わたしはGoogleスプレッドシートを自作して管理しています。毎月1日に各項目の予算を入力して、使うたびに手入力するだけ。アプリとの連携はしていません。「自分で入力する」という一手間があるほうが支出の意識が上がると感じています。
家計管理アプリを使いたい方にはZaimやマネーフォワード MEがおすすめです。銀行口座やクレジットカードと連携すれば、入力の手間がほぼゼロになります。
4人家族の変動費 目安予算
わたしが実際に設定している予算です。地域や家族構成によって変わりますが、参考値として載せておきます。
- 食費(自炊):月45,000円(4人家族)
- 外食費:月8,000円(月2〜3回程度)
- 日用品・消耗品:月8,000円
- 子どもの習い事以外の雑費:月5,000円
- 被服費:月3,000円(年間でまとめて動くので月割り)
食費の目安は「1人あたり月1万円前後」がよく言われますが、わたしの家では4人で45,000円(1人約11,250円)を目標にしています。週ごとに予算を小分けにすると管理しやすいです。
変動費を削るときにやって効果があったこと
- 週の食費予算を決めて、週頭にまとめ買い→週の途中の買い足しを減らす
- クレジットカードを1枚に絞ってポイントを集中させる(ポイントで日用品代を補填)
- 外食は「月の回数」ではなく「月の金額」で管理する(回数制限は続かなかった)
- 日用品はふるさと納税の返礼品で補う(トイレットペーパー・洗剤など)
ステップ3:先取り貯金で「残ったら貯める」をやめる
固定費と変動費を管理しても、「月末に残ったお金を貯金しよう」という方法では、なかなか貯まりません。ここを変えるだけで、貯金の安定感がまったく違ってきます。
給料日に、貯金分を先に別口座に移してしまう。これだけです。残ったお金でやりくりする仕組みにすれば、「気づいたら使っていた」が起きません。
先取り貯金のやり方(わたしの手順)
- 貯金専用の口座を1つ開設する(普段使わない銀行にするのがポイント)
- 給料日の翌日に、貯金額を自動振替設定する(ネットバンキングで5分で設定できます)
- 貯金口座のキャッシュカードは自宅に保管して、すぐ引き出せない状態にする
わたしは住信SBIネット銀行の「目的別口座」機能を使っています。口座の中に「子どもの教育費」「車検費用」「旅行積立」などと名前をつけた小口座を複数作れるので、何のための貯金かが一目でわかります。
月5万円貯金でよくある失敗と、その対処法
実際にやってみると出てくる「あるある」の失敗を、先に知っておくと動じなくなります。わたし自身が経験したものを中心にまとめました。
失敗①:最初から全部やろうとして続かない
固定費・変動費・先取り貯金を同時に始めようとして、1ヶ月でバテました。最初の1ヶ月は「固定費の洗い出しだけ」に集中するのがおすすめです。やることを1つに絞ると、達成感が出て次のステップに進みやすくなります。
失敗②:「特別出費」を予算に入れていない
車検・学校の行事費・家電の買い替えなど、毎月は発生しないけど確実にかかるお金。これを予算に含めないと、「今月は予定通りだったのに貯金できなかった」が続きます。わたしは「特別支出積立」として月10,000〜15,000円を別管理するようにしてから、この問題がなくなりました。
失敗③:夫婦の認識が合っていない
数字で見ると一目瞭然なんですが、片方だけが節約を意識していても、もう片方が自由に使っていれば意味がありません。わたしの場合は「貯金の目標額」と「毎月の夫のお小遣い額」を最初に話し合って決めました。お小遣いに手をつけない代わりに、家計全体の管理はわたしに任せてもらう、という形が今はうまく回っています。
「月5万円貯金」が軌道に乗ったら次にやること
仕組みができて、貯金残高が見え始めてくると、次のステップが気になってきます。わたし自身が今やっていること・これからやることも含めて書いておきます。
ふるさと納税を活用する
わたしが実際にやってよかった節約の中で、費用対効果がもっとも高いのがふるさと納税です。年収や家族構成によって控除上限額は変わりますが、わたしの家庭だと年間8〜10万円分の返礼品(米・トイレットペーパー・ふるさとの食材など)をもらっています。手続きはふるさとチョイスなどのサイトから申し込むだけです。
NISAで貯金の一部を運用する(わたしは去年から)
正直、投資はまだ怖くて本格的には手を出せていないです。ただ、貯金だけでは増えないのも事実で、去年からNISA(少額投資非課税制度)を月1万円だけ始めました。まだ結果を語れるほど続けていないので詳しくは書きませんが、貯金の仕組みが先にできていると、投資に回す金額の感覚が掴みやすくなると感じています。
まとめ:月5万円貯金は「仕組み」で動く
最後に、この記事でお伝えしたことを整理します。
- 月5万円の貯金は「固定費削減(月2〜3万円)+変動費管理(月1.3万円)+先取り貯金(月1万円〜)」の3ステップで作れる
- 固定費(スマホ・保険・サブスク)の見直しが、最初にやるべき最優先事項
- 変動費は「予算を決めて使い切ったら終わり」という仕組みにすると管理が続く
- 先取り貯金は給料日に自動で移す仕組みを作れば、意志の力に頼らなくていい
- 最初から全部やらなくていい。「今月は固定費の洗い出しだけ」でも十分なスタートになる
やってみて損はないです。まず今月の引き落とし明細を1時間だけ眺めてみてください。使っていないサブスクや、見直せそうな固定費が必ず1つは見つかるはずです。

