「スマホ代、なんか高いな…とは思ってるけど、何をどうすればいいかわからない」——3年前のわたしも、まったく同じ状態でした。この記事を読むと、スマホ代を節約する具体的な方法と、実際にいくら減るのかが数字でわかります。
・プランの「データ容量」と「通話オプション」を見直すだけで即効性がある
・わたしは月6,800円→1,320円になり、年間で約65,000円浮いた
・乗り換えは最短30分・スマホ1台あれば完結する
・家族4人分まとめて見直すと、年間削減額が一気に跳ね上がる
節約ナオコ
2児の母・週3パート勤務。実際に試した節約術だけを正直レビュー。きれいごとなしの主婦目線でお届けします。
スマホ代の「適正価格」ってどのくらい?まず現状を確認する
節約の話をする前に、まず「いまいくら払っているか」を正確に把握することが出発点です。請求書をちゃんと開いたことがない方は、意外な金額に驚くかもしれません。
わたしが毎月つけているスプレッドシートで通信費の欄を見返したとき、家族4人分のスマホ代だけで月2万8,000円を超えていたことに気づきました。「そんなもんか」と思っていたのが正直なところで、長い間そのままにしていたんです。
一般的な目安として、スマホ代の「適正価格」といわれる水準はこのくらいです。
- 大手キャリア(docomo・au・SoftBank):月5,000〜9,000円前後(機種代含まず)
- 大手キャリアのサブブランド(UQモバイル・Y!mobileなど):月2,000〜3,500円前後
- 格安SIM(MVNO):月1,000〜2,500円前後
- 楽天モバイル:月0〜3,278円(使用量による)
数字で見ると一目瞭然なんですが、大手キャリアと格安SIMでは同じデータ容量でも月3,000〜6,000円の差が生まれていることが多いです。年単位で考えると、その差は3万〜7万円以上になります。
【方法①】格安SIMへの乗り換え|スマホ代節約の最大効果
スマホ代の節約で、断トツで効果が大きいのが格安SIMへの乗り換えです。わたしが実際に経験した手順と金額の変化を、時系列でそのままお伝えします。
わたしの乗り換えBefore/After
わたしが格安SIMに乗り換えたのは3年前です。「難しそう」と思ってずっと後回しにしていたんですが、実際やってみたら拍子抜けするくらい簡単でした。
乗り換え後(IIJmio):月1,320円(15GBプラン・通話は必要なときだけ)
差額:月5,480円・年間65,760円の削減
「電話番号はどうなるの?」とよく聞かれるんですが、MNP(モバイルナンバーポータビリティ)という仕組みを使えば、いまの電話番号をそのまま新しいSIMに持ち込めます。手続きはすべてスマホから完結しました。
格安SIM乗り換えの手順(わたしが実際にやった流れ)
難しそうに見えて、実は4ステップです。所要時間はトータル30〜60分ほどでした。
- ステップ1:いまのキャリアのアプリで「MNP予約番号」を発行する(10分)
- ステップ2:乗り換え先の格安SIMを選んで申し込む(15〜20分)
- ステップ3:SIMカードが届いたら差し替える(5分)
- ステップ4:開通手続き(電話1本 or アプリで完了)(5〜10分)
MNP予約番号はキャリアのアプリやウェブから無料で発行できます。「解約させないようにする引き留め」のトークが来ることもありますが、そこは気にせず進めて大丈夫です。わたしは「検討します」と言って普通に手続きを続けました。
主な格安SIMの特徴(主婦目線での比較)
「どの格安SIMを選べばいい?」という質問を家族や友人からよくもらうので、わたしが比較したポイントをまとめておきます。
【方法②】プランの見直し|乗り換えなくても月1,000〜3,000円減らせる
「乗り換えはまだ決断できない」という方でも、いまのキャリアのままプランを見直すだけで削減できるケースは多いです。実はこれ、乗り換えより手軽で即効性があります。
データ容量の「使いすぎ・もったいなさ」を確認する
スマホの設定画面やキャリアのアプリから、直近3ヶ月の月間データ使用量が確認できます。わたしが夫のスマホを確認したとき、20GBプランに入っているのに毎月3〜5GBしか使っていないことがわかりました。
使用量に合わせてプランをダウングレードするだけで、月1,000〜3,000円の削減になることがあります。大手キャリアでもプラン変更はアプリから数分でできます。
不要な「オプション」を解約する
スマホ購入時や機種変更のタイミングで、よくわからないまま追加されているオプションが意外と多いです。わたしも過去に「故障安心パック」「留守番電話」「海外ローミング」をセットで入らされていて、気づかないまま毎月1,000円以上払い続けていました。
- 留守番電話(基本的にLINEや折り返しで対応できれば不要)
- 故障・水没補償(機種が古い・中古端末を使っている場合はとくに検討を)
- 有料の「データチャージ」自動オプション
- スマホ決済・コンテンツ系の月額サービス(知らず申し込まれているケースあり)
キャリアのマイページにある「ご利用中のオプション一覧」を一度全部確認してみることをおすすめします。わたしの経験では、1人あたり平均2〜3個は不要なオプションが見つかることが多いです。
【方法③】Wi-Fiをうまく使ってデータ容量を減らす
プランのデータ容量を小さくするには、「外でどれだけデータを使うか」を減らすのが前提です。設定を少し変えるだけで、毎月のデータ使用量がぐっと抑えられます。
自宅Wi-Fiの設定を見直す
「Wi-Fiにつながっているはずなのに、なぜかモバイルデータを消費している」というケースがあります。iPhoneの場合は「Wi-Fiアシスト」、Androidの場合は「適応型接続」などの機能がオンになっていると、Wi-Fiが弱い場所で自動的にモバイルデータに切り替わります。この設定をオフにするだけで、データ消費が減ることがあります。
外出先での無料Wi-Fiを活用する
コンビニ・カフェ・図書館・ショッピングモールなどには無料Wi-Fiが整備されています。動画を見るときや大きなアプリのアップデートは、Wi-Fi環境のあるときだけ行うようにするだけで、月のデータ使用量が2〜5GB変わることもあります。
うちの中1の子どもが動画をよく見るので、「外ではWi-Fiのあるところだけ」というルールを家族で決めました。子どものスマホのデータ使用量が月15GBから4GBになって、プランをひとつ下げることができました。
【方法④】家族まとめて見直すと節約額が一気に変わる
1人分で月5,000円削減できるなら、4人家族なら月2万円・年間24万円の削減になります。「家族割」や「複数回線割引」も活用すると、さらにお得になるケースがあります。
わたしが家族4人分のスマホ代を見直したときの変化がこちらです。
見直し後:4人合計で月8,200円(わたし・夫は格安SIM、子ども2人はサブブランドのキッズ向けプラン)
月削減額:20,200円 → 年間で242,400円の削減
数字で見ると一目瞭然なんですが、1人だけ見直してもまだ「もったいない状態」が残っていることが多いです。家族全員分をまとめて確認するのが、効果を最大化するコツです。
【方法⑤〜⑦】小さいけれど確実に効く3つの見直し
ここからは、大きな乗り換えや変更をしなくても実践できる方法を3つまとめています。どれも5〜15分あればできるので、「とりあえず今日できること」から始めたい方にぴったりです。
方法⑤:端末の購入方法を変える
スマホ本体の買い方を変えるだけでも、月々の負担が大きく変わります。キャリアの店頭で最新機種を「48回払い」で買うと、端末代が通信費と一緒に請求されて「合計が高い」と感じにくくなります。
わたしは2年前から、端末はメルカリやAmazonで型落ちのSIMフリースマホ(特定のキャリアに縛られず、どのSIMでも使える端末)を一括購入するようにしました。2万〜3万円台でも十分使えるスマホが手に入り、月々の端末代ゼロが実現しています。
方法⑥:通話料を見直す
かけ放題オプションをつけているのに、実際の通話時間が月10分以内——という方は、オプションを外して「050番号のIP電話アプリ」を活用する方が安くなることがあります。
反対に、よく電話をかける方は「かけ放題」が割安になるケースもあります。自分の通話時間を確認してから判断するのがおすすめです。通話料は「1回あたり22円/30秒」が一般的なので、月に何分かけているかで損益分岐点が変わります。
方法⑦:スマホに紐づいたサブスクを一度全部見直す
これはスマホ代の直接削減ではないんですが、スマホのキャリア請求に「動画配信」「音楽配信」「クラウドサービス」などが紐づいて引き落とされているケースがあります。iPhoneなら設定→Apple ID→「サブスクリプション」から確認できます。
わたしはこの方法で「使っていないキャリアの動画サービス」が月508円かかっていたことを発見しました。小さいですが、積み重ねると年間6,000円です。スマホの明細は「通信料だけじゃない」と思って見直すのがポイントです。
格安SIMに乗り換えるときに気をつけたいこと
やってみて損はないとわかっていても、失敗を避けるために事前に知っておいてほしいことが3つあります。わたしが実際に「あ、これ確認しておけばよかった」と思った経験をもとに書いています。
①端末の「SIMロック」を確認する
SIMロックとは、特定のキャリアのSIMしか使えないように制限がかかった状態のことです。2021年10月以降に購入した端末は原則SIMフリーですが、それ以前の端末は要確認です。SIMロック解除はキャリアのアプリから無料でできます。
②乗り換え中の「空白時間」に備える
MNP手続き中は、数時間〜最大1日程度、電話がつながらない時間帯があります。急ぎの連絡がある方は、手続きのタイミングを休日や夜間にするとよいです。わたしは土曜の夕方に手続きして、翌朝には開通していました。
③キャリアメールが使えなくなる場合がある
「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」などのキャリアメールは、格安SIMに乗り換えると基本的に使えなくなります(有料で維持できるサービスもあり)。乗り換え前に、GmailやYahoo!メールなどに移行しておくと安心です。わたしはGmailに全部移して、むしろすっきりしました。
まとめ:スマホ代節約、今日できる最初の一歩
ここまで読んでくれてありがとうございます。最後に、この記事のポイントをまとめておきます。
- スマホ代の最大の節約は格安SIMへの乗り換え。月5,000円以上・年間6万円超の削減も現実的
- 乗り換えが難しければ、まずはプランのダウングレードとオプション解約から。月1,000〜3,000円の即効性がある
- Wi-Fi活用とデータ設定の見直しで、使用量を減らせばより安いプランに移れる
- 家族まとめて見直すと節約効果が数倍になる。年間20万円以上の削減事例も珍しくない
- 端末・通話・サブスクも含めて「スマホに関わる支出全体」を一度ゼロから確認するのが最短ルート
わたしが格安SIMに乗り換えた3年前、「なんであんなに後回しにしてたんだろう」と本当に思いました。固定費は一度見直せば毎月ずっと効果が続きます。まず今日、先月のスマホ料金の明細を開いてみるところから始めてみてください。それだけで、次に何をすべきかが見えてきます。

