「フリマアプリっていくつもあるけど、結局どれが一番売れやすいの?」と思って検索した方、わたしも数年前まったく同じでした。なんとなくメルカリだけ使っていたんですが、他のアプリも試してみたら思わぬ発見があったんです。この記事では、実際に複数のアプリを使ってみたわたしの体験をもとに、売れやすさ・手数料・カテゴリ別の向き不向きを数字で比較していきます。
・手数料はアプリによって5〜15%と大きく異なる
・ユーザー数最多はメルカリ(月間2,000万人超)で最も売れやすい
・ブランド品はラクマ・PayPayフリマが手数料面でお得
・複数アプリを併用すると売れ残りが減る
節約ナオコ
2児の母・週3パート勤務。実際に試した節約術だけを正直レビュー。きれいごとなしの主婦目線でお届けします。
フリマアプリを比較する前に知っておきたい基本
「どのアプリが売れやすいか」を考える前に、まず比較する軸を整理しておくと判断しやすくなります。このセクションでは、フリマアプリ選びに関係する主な指標を確認していきます。
フリマアプリを選ぶときに押さえておきたい比較軸は主に4つです。
- ユーザー数(=買い手の多さ=売れやすさに直結)
- 販売手数料(売上からいくら引かれるか)
- 得意なカテゴリ(洋服・ブランド品・本・家電など)
- 送料の負担ルール(送料無料設定が一般的かどうか)
数字で見ると一目瞭然なんですが、ユーザー数の多さが「売れやすさ」に最も大きく影響します。買い手が多ければ、それだけ商品を見てもらえる機会が増えるので、同じ商品でも売れるスピードが変わってくるんです。
一方で手数料は「手元に残る金額」を左右するので、同じ値段で売っても手取りが変わってきます。たとえば1,000円の商品を売った場合、手数料10%なら手取り900円、6.6%なら手取り934円。たった34円の差と思うかもしれませんが、月に30点売ったら1,000円以上の差になるんです。
主要フリマアプリ4つの基本スペック比較
国内で使われているフリマアプリは複数ありますが、ここでは実際にわたしが使ったことのある主要4サービスを整理します。それぞれの基本スペックを確認しておきましょう。
メルカリ
メルカリは国内最大手のフリマアプリです。月間利用者数は2,000万人を超えており、他のアプリと比べてユーザー数が圧倒的に多いのが特徴です。
- 販売手数料:10%(売上から自動で引かれる)
- 月間利用者数:約2,300万人(国内最多)
- 得意カテゴリ:ほぼ全カテゴリ(特にファッション・日用品・家電)
- 送料:出品者負担が基本(らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便が使える)
実はこれ、手数料10%はフリマアプリの中では高い部類に入ります。ただし、ユーザー数の多さ=売れやすさという点ではダントツ1位で、わたしの体験では出品後24時間以内に売れることが多かったです。
ラクマ(楽天フリマ)
ラクマは楽天グループが運営するフリマアプリです。楽天ポイントを使って購入できる点が特徴で、楽天ユーザーに人気があります。
- 販売手数料:6.6%(税込)
- 月間利用者数:約800万人前後
- 得意カテゴリ:ファッション・ブランド品・楽天関連商品
- 送料:出品者負担が基本(ラクマパック対応)
手数料6.6%はメルカリより3.4ポイント低く、高額商品になるほど手取りの差が大きくなります。たとえば10,000円の商品なら、メルカリは手取り9,000円、ラクマは手取り9,340円。340円の差です。
PayPayフリマ
PayPayフリマはソフトバンク・ヤフーグループが運営するフリマアプリで、ヤフオク!との連携が強みです。
- 販売手数料:5%(業界最低水準)
- 月間利用者数:数百万人規模(ヤフオク!と合算すると影響力大)
- 得意カテゴリ:ブランド品・スポーツ用品・デジタル家電
- 送料:全国一律・出品者負担(おてがる配送対応)
手数料5%は主要フリマアプリの中で最も低い水準です。ただし、ユーザー数はメルカリより少ないため、売れるまでに時間がかかることもあります。
ヤフオク!
ヤフオク!は厳密にはオークション形式が中心ですが、即決価格設定でフリマ的な使い方もできます。歴史が長く、固定ファンが多いのが特徴です。
- 販売手数料:8.8%〜10%(プレミアム会員かどうかで異なる)
- 月間利用者数:約1,500万人規模
- 得意カテゴリ:趣味・コレクター向け商品・希少品・家電・車パーツ
- 送料:出品者・落札者どちらの負担にもできる
オークション形式の場合、希少品や人気アイテムは予想以上の値段で落札されることがあるのがヤフオク!の面白いところです。フィギュア・古い家電・絶版本などはメルカリより高く売れることもありました。
手数料を数字で比較するとこうなる
「手数料の差なんて大したことないでしょ」と思っていたわたしが、実際にスプレッドシートで計算してみたら考えが変わりました。数字で見ると一目瞭然なんですが、売る金額と件数によっては年間でかなりの差になります。
たとえば月に20点、平均単価1,500円で売った場合(月の売上合計3万円)の手取り比較です。
- PayPayフリマ(手数料5%):月の手取り28,500円 → 年間342,000円
- ラクマ(手数料6.6%):月の手取り28,020円 → 年間336,240円
- ヤフオク!(手数料8.8%):月の手取り27,360円 → 年間328,320円
- メルカリ(手数料10%):月の手取り27,000円 → 年間324,000円
PayPayフリマとメルカリを比べると、年間で18,000円の差になるんです。同じ商品を同じ値段で売っているだけなのに、選ぶアプリで年間2万円近く変わるというのは、家計管理をしているわたしとしては見逃せない数字でした。
カテゴリ別・売れやすいアプリはどれか
「売れやすさ」はユーザー数だけでは決まらないんです。実はこれ、何を売るかによって向き不向きが結構はっきり分かれていて、わたし自身が試行錯誤して気づいたことでもあります。
日用品・洋服・子ども服 → メルカリが一番売れやすい
普段着や子ども服、日用品の不用品処分ならメルカリが圧倒的に向いています。わたしの場合、子どもが着なくなった服をメルカリに出すと、たいてい3日以内に売れることが多いです。同じ商品をラクマにも出してみたことがあるんですが、売れるまで1〜2週間かかりました。
ユーザー数の差がそのまま「見てもらえる機会の差」になっているんだと感じています。日用品・雑貨・ファッション系は迷わずメルカリでいいと思います。
ブランド品・高額商品 → ラクマかPayPayフリマで手数料を節約
ブランドバッグや腕時計など、1点あたりの金額が高い商品は手数料の差がそのまま手取りに響きます。たとえば3万円のブランドバッグを売る場合、メルカリなら手数料3,000円、PayPayフリマなら1,500円。1点で1,500円の差になります。
ラクマはもともとファッション系のフリルというアプリが前身なので、ブランド品を買い求めるユーザーが集まりやすい傾向があります。PayPayフリマもブランド品に強いユーザー層がいるので、両方に出してみるのもひとつの手です。
趣味・コレクター系・希少品 → ヤフオク!でオークション出品
フィギュア・アンティーク・古本(絶版)・趣味のパーツ類など、コレクター需要がある商品はヤフオク!のオークション形式が向いています。競り合いが起きると定価以上で売れることもあって、実際にわたしの夫が古いゲームソフトをヤフオク!で出したところ、メルカリ相場の1.5倍近い値段がついたことがありました。
ただし、オークション形式は終了まで時間がかかる(通常7日間)ので、すぐに現金化したい場合は不向きです。
本・CD・ゲーム → メルカリかラクマ(バーコード出品が便利)
本やCDはメルカリのバーコード読み取り機能が便利で、スキャンするだけで商品情報が自動入力されます。出品の手間が少なく、古本の大量処分に向いています。値段は相場が決まっていることが多いので、送料を含めた手取りをよく確認してから出品することをおすすめします。
複数アプリを併用するのが実は一番売れやすい
「結局どれがいいの?」に対するわたしの正直な答えは、「1つに絞らず使い分ける」です。これ、やってみて損はないです。
わたしが実際にやっている方法は以下の通りです。
- 日用品・子ども服・雑貨 → まずメルカリに出品
- 1週間売れなかったらラクマにも出品(価格を少し下げる)
- ブランド品はラクマかPayPayフリマを最初から選ぶ
- 趣味・コレクター系はヤフオク!でオークション出品
同一商品を複数アプリに同時出品するのは規約上問題ありませんが、売れたらすぐに他のアプリで削除するのを忘れないようにしましょう。二重販売になるとトラブルのもとです。わたしはスプレッドシートで出品中の商品と出品先アプリを一覧管理しています。
売れやすくするために共通してやるべきこと
どのアプリを使うかと同じくらい、出品の内容も売れやすさに影響します。わたしが実際にやってみて効果を感じた点をまとめておきます。
写真は明るい場所で複数枚撮る
フリマアプリは写真が命です。暗い・ぼやけている写真は見てもらえません。自然光の入る窓際で、正面・横・タグ・細部の傷など4〜5枚撮ると信頼感が上がります。拍子抜けするくらい簡単な工夫ですが、これだけで問い合わせ数が変わりました。
検索されやすい言葉をタイトルに入れる
タイトルはブランド名+商品名+サイズ・色など具体的な情報を入れるのが基本です。「子ども服 まとめ売り」より「無印良品 子ども服 120cm 長袖 3点セット」のほうが検索に引っかかりやすくなります。
値段は相場より少し安めに設定する
同じ商品がいくつも出品されている中で選ばれるには、価格競争力が必要です。出品前に同一商品の「売れた価格」を確認して、それより5〜10%安く設定するのが売れやすい価格の目安です。メルカリには「売れた商品」だけを絞って表示できる機能があるので活用しましょう。
わたしが1年間フリマアプリで得た金額と実感
最後に、実際の数字をお伝えしておきます。わたしが昨年1年間でフリマアプリ(メルカリとラクマ併用)を通じて売った金額は、合計で約87,000円でした。
内訳はこんな感じです。
- 子ども服・おもちゃ(不用品):約38,000円
- 自分・夫の洋服・バッグ:約29,000円
- 本・教材:約12,000円
- 日用品・雑貨:約8,000円
手数料や送料を引いた後の実際の手取りは約72,000円ほどです。「家に眠っているもの」から年間7万円以上が出てきたのは、正直かなり驚きました。子どもが小さい頃の服やおもちゃは特に出品しやすく、中1の長男のものも小4の次男がいずれ使えそうなものは残しつつ、サイズアウトしたものを順番に出品しています。
フリマアプリは「節約」ではなく「収入を増やす」手段なので、家計の底上げという意味でも取り組む価値があると感じています。
まとめ:フリマアプリ比較・売れやすいのはどれか
最後に要点を整理します。
- 売れやすさ(スピード)ならメルカリ一択。ユーザー数2,300万人で圧倒的
- 手数料を抑えたいならPayPayフリマ(5%)かラクマ(6.6%)が有利
- ブランド品や高額商品はラクマ・PayPayフリマで手取りを増やせる
- 趣味・コレクター系の希少品はヤフオク!のオークションが高く売れる可能性あり
- 「売れやすさ」と「手数料の低さ」を両立するには複数アプリの使い分けが正解
まず家の中でフリマアプリに出せそうなものを3点だけピックアップして、メルカリかラクマに出品してみるのが最初のステップとしておすすめです。やってみて損はないです。一度売れる体験をすると、「あれも出せるかも」と自然に視野が広がっていきます。

