フリーランス初心者の案件探し方【5ステップ】

「フリーランスになったはいいけど、案件ってどうやって探すの?」って、正直ぼくも最初は全然わかりませんでした。会社を辞めた後の最初の1ヶ月、ほぼ毎日ネット検索しながら途方に暮れてた気がします。この記事では、初心者が実際に案件を取るまでの流れを5ステップで書いてみます。

本記事の要約
・フリーランス初心者の案件探しは「クラウドソーシング→エージェント→SNS」の順番が現実的
・最初の案件は単価より「実績づくり」を優先するのが正解
・エージェントは無料で使えるので、登録しない理由がない
・案件が取れない一番の原因は「プロフィールが弱いこと」
・行動量がそのまま案件数に直結するので、まず動くことが大事
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タケPM

SIerからフリーランスPMへ転身。リモートワーク・転職・副業のリアルな話を体験ベースで発信しています。

そもそもフリーランスの案件ってどこから来るの?

「案件」という言葉に慣れていない方のために、まずここだけ軽く整理させてください。フリーランスにおける案件とは、企業や個人から受ける仕事の依頼のことです。会社員で言うと「上司から振られる業務」が、フリーランスでは「クライアントからの発注」に変わるイメージです。

フリーランスの案件の取り口は大きく4つあります。

  • クラウドソーシング(ランサーズ・クラウドワークスなど)
  • フリーランスエージェント(レバテック・Midworksなど)
  • SNS・コミュニティからの直接受注
  • 知人・元同僚・元上司からの紹介

正直、初心者が一番手っ取り早く動けるのはクラウドソーシングとエージェントの2つです。SNSや紹介は実力や人脈がある程度ついてからの話なので、最初は気にしなくて大丈夫だと思います。

STEP1:クラウドソーシングに登録して案件に慣れる

まず最初にやることはここです。クラウドソーシングとは、仕事を発注したい人と、仕事を請けたいフリーランスをつなぐプラットフォームのことです。インターネット上の求人掲示板みたいなイメージが近いかもしれません。

代表的なサービスは以下の2つです。

  • ランサーズ:案件数が多く、デザイン・ライティング・エンジニアなど職種が幅広い
  • クラウドワークス:登録者数が国内最大級で、初心者向けの小さい案件も豊富

ぼくが独立したときも、最初はクラウドワークスで小さな案件を2〜3本受けてみました。単価は正直低かったです。1件あたり5,000円とか、ひどいときは3,000円とか。ただ、この時期の目的は「お金を稼ぐ」より「案件を完結させる経験を積む」ことだと思っています。

クラウドソーシングで案件を取るために最初にやること

登録後、最初にやることは「プロフィールを埋めること」です。これ、意外と大事で、プロフィールが空っぽのままだと、どれだけ提案しても返事がほぼ来ません。ぼくも最初の1週間、ここをサボって全然反応がなかったです。

ポイント
プロフィールに必ず書くべき3つのこと
・これまでの職歴や経験(どんな仕事をしてきたか)
・得意なこと・できること(具体的なスキル名)
・どんな仕事をしたいか(希望する案件の方向性)

職歴や経験の書き方は、難しく考えなくて大丈夫です。「前職で〇〇の業務を△年担当していました」くらいのシンプルな文章で十分です。

STEP2:フリーランスエージェントに登録する

クラウドソーシングと並行して、フリーランスエージェントにも登録しておくのがおすすめです。エージェントとは、フリーランスと企業の間に入って案件を紹介してくれるサービスのこと。転職エージェントのフリーランス版だと思ってもらえると近いです。

エージェントは基本的に無料で使えます。フリーランス側は費用を払わず、企業側から手数料をもらうビジネスモデルなので、登録しない理由がほぼないです。

初心者におすすめのフリーランスエージェント

エージェントはいくつかありますが、初心者が最初に登録するなら以下あたりが使いやすい気がします。

  • レバテックフリーランス:エンジニア・デザイナー向けで案件数が多い。面談サポートが丁寧
  • Midworks:週3日〜の案件も多く、副業に近い感覚で始めたい人にも向いている
  • PE-BANK:ITエンジニア向けで、地方在住でも使いやすい

ぼく自身は独立してすぐにレバテックに登録しました。担当の方が案件の詳細を丁寧に説明してくれたので、「こういう案件ってこういう内容なんだ」という感覚をつかむのに役立ちました。最初の月50万超の案件もエージェント経由でした。あのときは妻と2人でコンビニのスパークリングワインで乾杯したんですが、ちょっとテンション上がりましたね。

注意
エージェント面談では「経験ゼロ」を隠さないこと。フリーランス歴がなくても、会社員時代の経験で十分評価されるケースが多いです。正直に話す方が、自分に合った案件を紹介してもらいやすいです。

STEP3:最初の案件は「単価より実績」で選ぶ

案件が来始めると「単価」が気になりますよね。でも、ここが初心者がつまずくポイントの一つだと思います。

正直、最初の案件で高単価を狙うのは難しいです。実績がないと、クライアント側も発注するのにリスクを感じるので当然です。だから、最初の1〜3件は「実績を作ること」を最優先にするのが現実的な戦略だと思います。

実績として使えるもの・使えないもの

「実績がない」と思っている人でも、実は使えるものが意外とあります。

  • 会社員時代に担当したプロジェクトの概要(守秘義務に触れない範囲で)
  • 社内で作った資料・設計書・コードなど(公開できるもの)
  • 個人で作ったポートフォリオ・サンプル作品
  • 副業・ボランティアで手伝った仕事

ポートフォリオ(仕事の実績や成果物をまとめた資料)がない職種の人は、まず「練習作品」でもいいので1〜2個作っておくと提案時の説得力が上がります。

STEP4:提案文の書き方で合否が8割決まる

案件を見つけても、提案文がよくないと返事が来ません。ぼくが最初に失敗したのはまさにここでした。最初の2週間、提案しても提案しても無反応で、「これは向いてないのかな」と少し落ち込んだ記憶があります。

ですが、提案文は「テンプレートのコピペ」が一番やってはいけないことです。クライアントは複数の提案を見ているので、似たような文章は埋もれます。

反応率が上がった提案文の構成

ぼくが実際に試して反応率が上がったと感じた構成はこんな感じです。

  • ①案件内容への理解を示す一言(「〇〇の部分を〜を拝見しまいして」)
  • ②自分の関連経験を具体的に書く(「前職で同様の〜を担当していました」)
  • ③どう貢献できるかを書く(「この案件では〜の点でお役に立てると思います」)
  • ④質問または確認事項(「〇〇の点について確認させてください」)

これ、意外と大事で、最後に質問を入れることで「この人はちゃんと読んでいる」という印象を持ってもらいやすいです。返信率がそれだけで上がる感じがします。

提案文は長くなりすぎないのもポイントです。クライアントは忙しいので、300〜400文字くらいにまとめると読んでもらいやすい気がします。

STEP5:継続受注につなげて収入を安定させる

最初の案件を取ることと、それを継続させることは別の話です。実際にやってみた話をします。ぼくは独立後の最初の案件を3ヶ月で終わらせてしまい、次の案件を探す羽目になりました。あの焦りは今でも覚えています。

フリーランスの収入が不安定になる一番の原因は「案件と案件の間の空白期間」です。今の案件をやりながら次の案件を仕込む習慣をつけることが、長期的に安定させるコツだと思います。

継続発注をもらうためにやること

  • 納期を守る(当たり前に見えて、これが一番大事)
  • 進捗を定期的に共有する(クライアントは「どうなってる?」が一番不安)
  • 案件終了前に「次もお手伝いできます」と軽く伝えてみる
  • クラウドソーシングでは丁寧にレビューをお願いする(評価が次の案件獲得に直結する)

継続案件とは、同じクライアントから繰り返し仕事をもらうことです。新規開拓より労力が少ない上に、収入の予測も立てやすい。フリーランス生活を安定させるには、この継続案件をいくつか持つのが現実的です。

案件が取れない初心者がやりがちな3つの失敗

実際にやってみてわかったことですが、初心者が案件を取れない理由はだいたいパターンが決まっています。ぼく自身も全部やらかしました。反面教師として読んでもらえれば。

失敗①:プロフィールが「空欄だらけ」

前述しましたが、本当にこれが一番多いです。プロフィールが薄いと、クライアント側は「この人、大丈夫かな」と感じてしまいます。ポートフォリオや実績がない場合は、自己紹介の文章をていねいに書くだけでも印象が全然違います。

失敗②:最初から高単価案件だけを狙う

気持ちはわかります。でも実績ゼロの状態で月単価50万以上の案件に応募しても、まず通りません。最初は小さな案件で「実績」と「評価」を積み上げてから、徐々に単価を上げていく方が結果的に早いです。

失敗③:1つのサービスだけに依存する

クラウドソーシングだけ、エージェントだけに絞るのはリスクがあります。サービスの仕様変更や自分のアカウント停止など、予期しないことが起きたときに詰みます。最低でも2〜3のルートを持っておくのが安全だと思います。

まとめ:初心者が案件を取るまでのロードマップ

長くなりましたが、最後に要点をまとめます。

  • まずクラウドソーシング(クラウドワークス・ランサーズ)に登録して、プロフィールをしっかり埋める
  • フリーランスエージェントにも同時に登録しておく(無料なので損なし)
  • 最初の案件は単価より「実績づくり」を優先する
  • 提案文はコピペを避け、案件ごとに書き分ける
  • 今の案件をこなしながら次の案件を仕込む習慣をつける

「フリーランスには向いてない」と言われた経験があるぼくでも、ここに書いたことを一つずつやっていったら案件が取れるようになりました。完璧に準備してから動こうとすると永遠に動けないので、まずクラウドソーシングとエージェントに登録するだけでも今日やってみてください。

この記事を書いた人 タケPM

タケPM

新卒でSIerに入社後、Web系企業への転職を経て、現在はフリーランスのプロジェクトマネージャーとして複数の案件を掛け持ちしています。リモートワーク歴は5年以上。転職・フリーランス転向・リモートワークと、自分が経験してきたことをそのまま書いています。きれいに整理された情報より、泥臭いリアルを優先して発信するのがモットーです。

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