「在宅で副業をしたいけど、何を選べばいいかわからない」——正直、ぼくも最初はそうでした。この記事を読むと、初心者でも在宅で始めやすい副業の種類と、自分に合った選び方がわかります。
・初心者が失敗しにくいのは、まず単価より「続けられるか」で選ぶこと
・クラウドソーシングからスタートするのが今でも一番オーソドックス
・月1〜3万円の小さな成功体験が、次のステップへの一番の近道
タケPM
SIerからフリーランスPMへ転身。リモートワーク・転職・副業のリアルな話を体験ベースで発信しています。
在宅副業を始める前に知っておきたいこと
いきなり副業名を並べる前に、ちょっとだけ整理させてください。これ、意外と大事で、ここをすっ飛ばすと「始めてみたけど続かなかった」になりやすいです。
在宅副業には大きく分けて2種類あります。
- スキルをほぼ使わずにできる副業(アンケート・データ入力・せどりなど)
- 自分のスキルや経験を活かす副業(ライティング・デザイン・プログラミング・コンサルなど)
前者は参入ハードルが低い反面、単価も低めです。後者は最初は時間がかかるけど、伸びしろが大きい。
ぼく自身、フリーランスになる前の会社員時代に副業を試みたことがあります。最初は「とにかく稼げそうなもの」を選んで、見事に失敗しました。正直、あの時間は無駄だったなと今でも思います。で、結論から言うと、副業選びで一番大事なのは「自分が続けられるか」という視点です。月3万円でも、6ヶ月続ければ18万円になります。
初心者におすすめの在宅副業7選
では実際にやってみた話、あるいはぼくの周囲でうまくいっている人を見てきた話をもとに、7つ紹介します。始めやすさを重視して順番に並べてみました。
① Webライティング
ぼくが「副業として一番おすすめしやすいな」と思っているのが、Webライティングです。ブログやWebサイト向けに文章を書く仕事で、特別な資格は不要です。
最初の単価は1文字0.5〜1円ほどが多く、2,000文字書いて1,000〜2,000円というイメージ。最初は安いです。ただ、実績を積めば1文字3〜5円の案件も普通にあります。ぼくの知り合いは副業ライターを1年続けて、月8万円を安定して稼げるようになっています。
- 初期費用:ほぼゼロ(パソコンとネット環境のみ)
- 始めやすさ:★★★★★
- 月収の目安(初心者):1〜5万円
- 伸びしろ:大きい
最初の案件を探すならクラウドワークスかランサーズがオーソドックスだと思います。
② データ入力・文字起こし
「文章を書くのが苦手」という方にはデータ入力や文字起こしが向いているかもしれません。決まったフォーマットにデータを入力したり、音声を聞いてテキストに書き起こす作業です。
単価はやや低めで、時給換算すると500〜800円になることも多いです。正直、稼ぐという意味では効率はよくないですが、「副業そのものに慣れる」「在宅ワークのリズムをつかむ」という意味では入口として悪くないです。
- 初期費用:ほぼゼロ
- 始めやすさ:★★★★★
- 月収の目安(初心者):0.5〜2万円
- 伸びしろ:小さい
③ アンケートモニター
アンケートに答えるだけでポイントがもらえるサービスです。スマホ1台あれば隙間時間にできます。
ただ、これ単体で月数万円を安定して稼ぐのは難しいです。月500〜2,000円くらいが現実的なところだと思います。「副業の入口としての体験」や「小遣い稼ぎ」として割り切るなら悪くないです。
- 初期費用:ゼロ
- 始めやすさ:★★★★★
- 月収の目安(初心者):0.1〜0.3万円
- 伸びしろ:ほぼない
④ ハンドメイド販売・フリマ出品
手作りのものを作るのが好きな方は、minneやCreemaなどのハンドメイドマーケットで販売する方法があります。また、自宅にある不用品をメルカリで売るだけでも立派な副業です。
ぼくの妻は出産後にメルカリで子ども服を売り始めて、月1〜2万円の収入を安定させていました。「ものを売る」感覚をつかむには一番わかりやすい方法かもしれません。
- 初期費用:仕入れや材料費が必要な場合あり
- 始めやすさ:★★★★☆
- 月収の目安(初心者):0.5〜5万円
- 伸びしろ:中程度
⑤ 動画編集
YouTubeやTikTokの普及で、動画編集の需要は今もかなり高いです。実際にやってみた話をすると、ぼくの知人はまったくの初心者から無料の動画編集ソフトで練習を始めて、3ヶ月後にはクラウドソーシングで1本3,000〜8,000円の案件を受注していました。
最初はAdobe Premiere ProやDaVinci Resolveを使って練習するパターンが多いです。DaVinci Resolveは無料版でも十分な機能があるので、まずそこから始めてみるのがよさそうです。
- 初期費用:ソフト代(無料〜月3,000円程度)
- 始めやすさ:★★★☆☆(学習期間が必要)
- 月収の目安(3ヶ月後):2〜10万円
- 伸びしろ:大きい
⑥ SNS運用代行・画像制作
InstagramやX(旧Twitter)の投稿管理や、CanvaなどのツールでSNS用の画像を作る仕事です。CanvaはWebブラウザで使える無料ツールで、テンプレートが豊富なので初心者でも始めやすいです。
SNS運用代行は月1〜5万円程度の案件が多く、アカウントの投稿スケジュール管理や文章作成、画像制作まで含めて依頼されるパターンが増えています。「SNSが好きで毎日触っている」という人には向いているかもしれません。
- 初期費用:ほぼゼロ
- 始めやすさ:★★★★☆
- 月収の目安(初心者):1〜5万円
- 伸びしろ:中〜大
⑦ オンライン講師・スキル販売
「自分には売れるスキルなんてない」と思いがちですが、「英語・簿記・料理・楽器・プログラミング」など、少しでも人より詳しいことがあれば商品になります。
ココナラというサービスでは、自分のスキルを「500円〜」で販売できます。最初は安くてもいいので、まず「誰かに買ってもらう」という体験をしてみるのが大事だと思います。ぼくも独立前に、Excelの使い方を教えるサービスを出品して、ちょっとテンション上がりましたね、最初に購入してもらったとき。
- 初期費用:ゼロ
- 始めやすさ:★★★★☆
- 月収の目安(初心者):0.5〜5万円
- 伸びしろ:スキル次第で大きい
自分に合った副業の選び方【3つの視点】
7つ紹介しましたが、「で、結局自分はどれを選べばいいの?」と迷う方も多いと思います。ぼくが副業を選ぶときに使っている視点を3つだけ共有します。
視点1:1日に使える時間はどのくらいか
忙しい平日に30分しか使えないなら、アンケートやデータ入力から始めるほうが現実的です。逆に休日に3〜4時間確保できるなら、動画編集やライティングでスキルを磨いていくほうが長期的には稼げます。
視点2:今すぐお金が必要か、それとも3ヶ月後でもいいか
今月中に1万円欲しいなら、メルカリで不用品を売るか、データ入力から始めるのが現実的です。3ヶ月後に月5万円を目指すなら、ライティングや動画編集に時間を投資するほうが合理的だと思います。
視点3:「もし全然稼げなくても続けられるか」で考える
これ、意外と大事で。副業の最初の3ヶ月は稼げないことのほうが多いです。稼げなくても「これ自体は楽しい」「ためになる」と思えるものを選ぶと、続きます。ぼくが独立後も発信を続けられているのは、「書くことで自分の考えが整理される」という感覚があるからな気がします。
在宅副業でよくある失敗3パターン
実際にやってみた話として、ぼく自身の失敗と、周囲で見てきた失敗のパターンをまとめます。事前に知っておくだけで回避できることが多いので、正直に書きます。
失敗①:複数の副業を同時に始めてどれも続かない
ぼくがやらかしたのがこれです。最初の1ヶ月でライティング・動画編集・せどりを同時に始めて、全部中途半端になりました。最初は1つだけに集中するのが正解です。3ヶ月続けて手応えを感じてから、2つ目に広げるのがよいと思います。
失敗②:詐欺っぽい「高額副業塾」に手を出す
「月100万円稼げます」「初心者でも3日で収益化」みたいな謳い文句の有料塾やセミナーには注意してください。副業を始めたばかりの人が狙われやすいです。
失敗③:最初の1件を受注するまであきらめる
クラウドソーシングで10件応募してもぜんぜん受注できない、という経験をして「自分には向いていない」と感じてやめてしまう人が多いです。正直、最初の1〜2件は受注率が低くて当然です。実績がゼロのうちは、単価より「まず受注する」を最優先にして、あえて安い案件から始める戦略が効きます。
副業収入の管理と確定申告について
副業収入が年間20万円を超えると、確定申告が必要になります。これ、知らないままだと後で困るので早めに頭に入れておくのがおすすめです。
確定申告とは、1年間の収入・支出をまとめて税務署に申告する手続きのことです。会社員は会社が年末調整をしてくれますが、副業収入はそこに含まれません。
ぼくがフリーランスになってから使っているのはfreee会計です。副業の段階でも、最初から収支を記録する習慣をつけておくと、後が楽になります。同様のサービスとしてマネーフォワード クラウド確定申告も使いやすいと評判です。
まとめ:在宅副業は「小さく始めて、続けること」が全て
長くなりましたが、最後にポイントを整理します。
- 在宅副業はスキル不要系とスキル活用系の2タイプ。最初はどちらか1つに絞る
- 初心者におすすめはWebライティング・データ入力・ハンドメイド販売・動画編集・スキル販売など
- 副業選びは「単価の高さ」より「6ヶ月続けられるか」を基準にする
- 最初の1〜2件は受注できなくて当然。あえて安い案件から実績を積む戦略が有効
- 副業収入が年間20万円を超えたら確定申告が必要。収支記録は早めに始める
ぼくがフリーランス6年目に思うのは、副業も独立も「最初の一歩を踏み出した人だけが次のステップに進める」ということです。完璧な準備が整ってからではなく、まず1件だけ応募してみることが、何よりの第一歩だと思います。
まずはクラウドワークスに登録して、気になる案件を1件だけ眺めてみるところから始めてみてください。

