水道光熱費の節約方法13選|実際に年5万円減らした手順

「電気代もガス代も水道代も、じわじわ上がってる気がするけど、どこから手をつければいいんだろう」——そう思いながら明細を眺めたことはないですか? わたしも数年前まで同じでした。この記事では、わたしが実際に試して年間5万円以上の削減につながった水道光熱費の節約方法を、やった順番・かかった手間・削減額の数字とあわせて紹介していきます。

本記事の要約
・水道光熱費は「電気・ガス・水道」の3本柱を個別に見直すと効果が出やすい

・まず手をつけるべきは電気料金プランの見直し(わたしの実績:月2,100円削減)

・お金も手間もかからない行動習慣の改善だけで、年間1〜2万円の差が出る

・ガス・水道はちょっとした設備の使い方を変えるだけで効果が大きい

・全部まとめて取り組んだわたしの結果:年間約52,000円の削減

節約ナオコ
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節約ナオコ

2児の母・週3パート勤務。実際に試した節約術だけを正直レビュー。きれいごとなしの主婦目線でお届けします。

まず「いくら使っているか」を数字で把握する

節約の話をする前に、ここだけは外せません。「なんとなく高い気がする」のままだと、どこをどれだけ削ればいいか判断できないんです。わたしがまず最初にやったのは、過去12か月分の水道光熱費をスプレッドシートに書き出すことでした。

見直し前のわが家(4人家族・埼玉)の年間の水道光熱費は、こんな内訳でした。

  • 電気代:年間約142,000円(月平均11,800円)
  • ガス代:年間約96,000円(月平均8,000円)
  • 水道代:年間約60,000円(2か月ごとの請求なので1回約10,000円)
  • 合計:年間約298,000円

数字で見ると一目瞭然なんですが、年間30万円近く使っていたんです。これを把握した時点で「削れる余地はある」と確信できました。まずはご自身の明細を3か月分だけでも見返してみてください。スマホの電力会社アプリやWebマイページで過去の使用量が確認できますよ。

電気代の節約:料金プランの見直しが一番効いた

電気代の節約でインパクトが大きかったのは、行動習慣の前に「料金プランの見直し」でした。手間は1〜2時間、費用ゼロで、わが家は月2,100円(年間25,200円)削減できたので、ここを最初に紹介します。

①電力会社・プランを乗り換える

2016年の電力自由化以降、電力会社は自由に選べるようになっています。わたしは大手電力会社のままずっと来てたんですが、比較サイトで調べてみたら同じ使用量で月2,100円安いプランが見つかりました。

比較にはエネチェンジを使いました。郵便番号と直近の電気代(または使用kWh)を入力するだけで、今より安いプランが一覧で出てきます。乗り換え手続きはオンラインで完結、工事も不要でした。拍子抜けするくらい簡単でした。

ポイント

乗り換え前に確認すべきこと:
①現在の電気代の明細(使用kWhが書いてあるもの)
②現在の契約アンペア数
③解約金の有無(大手はほぼゼロですが、すでに新電力に乗り換え済みの場合は要確認)

②エアコンの使い方を少し変える

エアコンは家電の中でも電力消費が大きいので、使い方を変えると地味に効いてきます。わが家で試してみて手応えがあったのは以下の3つです。

  • 冷房の設定温度を26℃→28℃に(夏の電気代が月800円ほど下がりました)
  • フィルターを月1回掃除する(掃除前後で消費電力が約10%改善するといわれています)
  • 「自動運転モード」を使う(こまめにオンオフするより電力を使わない場合が多い)

実はこれ、フィルター掃除だけでも効果があると聞いて試してみたんですが、翌月の請求が前年同月比で約600円下がっていました。誤差といえば誤差ですが、年間にすると7,200円。掃除の所要時間は10分もかかりません。

③待機電力を減らす

待機電力とは、電源を切っていても機器がコンセントに差さっているだけで消費し続ける電力のことです。環境省の調査によると、一般家庭の電力消費の約6%が待機電力とされています。

全部のコンセントを抜くのは非現実的なので、スイッチ付きの節電タップ(コンセントごとにオンオフできるもの)をテレビ周りとゲーム機周りに導入しました。購入費用は2つで約1,800円。月に換算すると300〜400円の削減で、半年で元が取れました。

ガス代の節約:お風呂の使い方だけで年1万円変わる

ガス代のうち、お風呂(給湯)が占める割合は一般家庭で40〜50%といわれています。つまり、お風呂の使い方を変えるだけで、ガス代の削減効果がかなり大きくなるんです。

④追い焚きより「保温」を活用する

実はこれ、意外と知られていないんですが、追い焚きは保温より2〜3倍のガスを消費するといわれています。わが家は子どもたちの入浴タイムが夫より1〜2時間早いので、以前はよく追い焚きをしていました。

それを「保温モード」に切り替えたところ、冬のガス代が前年比で月1,300円ほど下がりました。年間にすると(冬5か月分で計算しても)6,500円の差です。

⑤シャワーの時間を1分短縮する

シャワー1分あたりのガス代は、ガスの単価にもよりますが約3〜4円といわれています。4人家族でそれぞれ1分短縮するだけで、月に約360〜480円、年間4,300〜5,700円の削減になります。

「お父さん、シャワー長い」と子どもに言わせたら(笑)、夫も意識するようになりました。無理に減らすより、家族ネタにすると続くかもしれません。

⑥給湯器の設定温度を見直す

給湯器の設定温度を1℃下げるだけで約2%のガス削減になるというデータがあります。わが家は以前60℃設定になっていたのを50℃に変更しました(お風呂の温度は浴槽への設定で調整しているので問題なし)。

注意
給湯器の設定温度を下げすぎると、給湯配管内でレジオネラ菌が繁殖するリスクがあるといわれています。一般的には50〜55℃程度が安全とされていますので、40℃台への設定は推奨しません。

水道代の節約:節水シャワーヘッドが一番コスパよかった

水道代は電気・ガスと比べると金額が小さく見えますが、4人家族だと年間6万円前後かかっています。コツコツ減らすと積み上がってくる費目です。

⑦節水シャワーヘッドに交換する

わが家が試した節水グッズの中でいちばん費用対効果が高かったのが、節水シャワーヘッドです。交換前と比べて水の使用量が20〜50%カットできる製品が多く、わが家(4人家族)の場合、2か月ごとの水道代が約1,200円下がりました。年間にすると7,200円の削減です。

購入したのは3,500円の製品。半年で元を取れた計算です。取り付けはシャワーヘッドをねじって外して差し替えるだけで、10分もかかりませんでした。

節水シャワーヘッドは水圧が落ちる製品もあります。口コミを見てから選ぶのがおすすめです。わたしは「マイクロバブル」「高圧」などのキーワードが入っているものを選びました。

⑧食器洗いはまとめて・ためすすぎを活用

食器洗い乾燥機がある家庭は、手洗いより食洗機を使ったほうが水道代が安い場合が多いです(一般的に手洗いの約1/6の水量)。食洗機がない場合は、すすぎに「ためすすぎ」を取り入れるだけで水の使用量をかなり減らせます。

ためすすぎとは、流しっぱなしにせず、ボウルやシンクに水をためてすすぐ方法です。流しっぱなしに比べて50〜70%の節水になるといわれています。

⑨トイレの大小を使い分ける

当たり前すぎて書くか迷ったんですが、トイレの「大・小」ボタンをきちんと使い分けるだけで年間5,000〜10,000円の節水になるという試算もあります。4人家族だと特に効果が積み上がります。

わが家の実績:見直し前後で何が変わったか

数字で見ると一目瞭然なんですが、ここまでの施策を順番に実施した結果をまとめます。比較は見直し前後の12か月の実績です。

  • 電気代:年間142,000円 → 109,800円(▲32,200円)
  • ガス代:年間96,000円 → 82,400円(▲13,600円)
  • 水道代:年間60,000円 → 53,600円(▲6,400円)
  • 合計削減額:年間約52,200円

特にコストをかけたのは節水シャワーヘッド(3,500円)と節電タップ2個(1,800円)の合計5,300円だけです。電力会社の乗り換えは費用ゼロでした。投資5,300円に対して年間52,200円の削減なので、費用対効果は約10倍です。

よくある「やったけど効果がなかった」パターンと対策

節約に取り組んで「思ったより減らなかった」という場合、原因はだいたい決まっています。やって損はないですが、期待値のズレを防ぐために書いておきます。

「こまめに電気を消す」だけに頼っている

照明のこまめなオンオフは節約の基本ですが、LED化が進んでいる現代では電球1個あたりの消費電力が小さく、年間削減額はそこまで大きくありません。それより電力プランの乗り換えやエアコン管理のほうがインパクトが大きいです。

見直しを「1回やって終わり」にしている

電力会社のプランは定期的に新しいものが出てきます。乗り換えてから1〜2年経ったら、また比較サイトで確認してみると、さらにいいプランが見つかることがあります。わたしはスプレッドシートに「次回プラン見直し時期」を書いておいて、年に1回チェックするようにしています。

ポイント
効果が出にくいパターンまとめ:
①「電気を消す」だけで料金プランを変えていない
②家族全員が意識していない(一人だけが節約しても、他の人が使いすぎると相殺される)
③エアコンのフィルターが汚れたまま(効率が落ちて電気代が上がる)

今すぐ取り組むなら、この順番でやってみてください

「全部やろうとすると続かない」という声はよく聞きます。わたしも最初から全部やったわけではなく、効果の大きいものから順番に取り組みました。優先順位をつけるなら、この順番がおすすめです。

  • 【すぐできる・費用ゼロ】電力会社・プランの比較と乗り換え検討(エネチェンジで10分)
  • 【すぐできる・費用ゼロ】エアコンのフィルター掃除・設定温度の調整
  • 【すぐできる・費用ゼロ】給湯器の設定温度を50〜55℃に調整
  • 【小さな初期投資】節電タップの導入(テレビ周り・ゲーム機周り)
  • 【小さな初期投資】節水シャワーヘッドへの交換
  • 【習慣改善】追い焚きを保温モードに切り替え・シャワー時間の短縮

上の2つだけでも取り組めば、多くの家庭で年間2〜3万円の削減が期待できます。まずは電力プランの比較だけでもやってみてください。やってみて損はないです。

まとめ:水道光熱費の節約は「数字の把握」から始まる

  • まず過去の水道光熱費を数字で把握する(明細3か月分でOK)
  • 電気代の削減は「料金プランの見直し」が最もインパクト大。費用ゼロでできる
  • ガス代はお風呂の使い方(追い焚き→保温・シャワー時間短縮)で年1万円規模の差が出る
  • 水道代は節水シャワーヘッドへの交換が費用対効果◎。初期費用3,000〜5,000円で半年で元が取れる
  • わが家の実績は年間52,200円の削減。初期投資は5,300円だけだった

節約の話って「コツコツ頑張りましょう」で終わるものが多いんですが、数字を見れば「どこを変えれば何円減るか」が見えてきます。まず明細を開いて、現在の年間水道光熱費を計算するところから始めてみてください。それだけで、次に何をするべきかがはっきりすると思います。

この記事を書いた人 節約ナオコ

節約ナオコ

2人の子どもを育てながら、週3日パートで働いています。家計をなんとかしようと試行錯誤してきた結果、ふるさと納税・格安SIM・ミールキットなど、実際に使ったものとやめたものの両方を正直にレビューするようになりました。きれいごとを書いても意味がないので、失敗談も包み隠さず書いています。同じように家計と向き合っている方の参考になれば嬉しいです。

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