マッチングアプリに疲れた、もうやめたい——そう感じているあなたの気持ち、ぼくにはよくわかります。通知のたびに一喜一憂して、気づいたら心がすり減っていたりします。この記事では、ぼく自身が「もう限界だ」と思ったときに何を感じ、どう乗り越えたかを正直に書きました。やめる前に読んでもらえると、少し気持ちが楽になるかもしれません。
・やめる前に「一時停止」という選択肢がある
・疲れているときのアプリの使い方を変えるだけで楽になれる
・50代のぼくが実際に試した方法を具体的に紹介します
ヒロじじ
50代バツイチ。マッチングアプリで懲りずに出会いを探し続けるおじさんが、リアルな体験をそのまま書きます。
ぼくが「もうやめたい」と思った夜の話
この話をするのは、少し恥ずかしいんですが——正直に話します。マッチングアプリを始めて約半年が経ったころ、3週間にわたってやりとりを続けていた女性に、突然ブロックされました。
前日まで普通にメッセージを交換していたんですよね。「今度の週末はどこに行かれるんですか」なんてやりとりをして、「そろそろデートに誘えるかもしれない」と内心ウキウキしていたんです。それが翌朝、相手のプロフィールが見られなくなっていた。
これ、笑えない話なんですけど——その夜ぼくは一人でビールを4本飲みました。54歳のおじさんが、スマホを見ながらひとりで缶ビールを空けていく。傍から見たらかなりみじめな光景だったと思います。
「もう、こんなことに心を削られるのはやめよう」と、そのとき本気で思いました。でも、そこから気づいたことがあります。ぼくが疲れていたのは「アプリそのもの」じゃなくて、「アプリの使い方」だったんです。
マッチングアプリで疲れる「3つの本当の原因」
疲れたと感じている方に、ぜひ一度立ち止まって考えてほしいことがあります。「疲れの正体」を把握しないまま動いても、やめても再開しても、同じところにたどり着くだけなんですよね。ぼくが経験したり、同世代の知人から聞いたりした疲れの原因は、大きく3つに分けられます。
① 結果が出ないことへの焦りと自己否定
マッチしない、いいねが来ない、メッセージが続かない——これが積み重なると、「自分はそもそも選ばれない人間なのかもしれない」という方向に考えが向いてしまいます。ぼく自身、最初の3ヶ月は1件もマッチしなかった時期があって、正直かなりしんどかった。
同世代の方は共感してもらえると思うんですが、50代というのは「若い頃に比べて自信が持ちにくい年齢」でもあります。そこにアプリの結果という数字が突きつけられると、心の傷が深くなりやすいんですよね。
② メッセージのやりとりにかかる時間とエネルギー
恥ずかしい話ですが、ぼくはメッセージを1通返すのに毎回30分くらい悩みます。編集職として30年以上文章を書いてきたのに、です。「これで相手は引かないか」「重すぎないか」「軽すぎないか」——そんなことをぐるぐる考えながら文字を打ち直す。
これが毎日続くと、メッセージのやりとり自体が「仕事」のように感じられてきます。趣味や日常の楽しみを削って、返信のことを考える時間が増えていく。気づいたらアプリを開くのが億劫になっていた、というのはよくある話です。
③ 「突然の音信不通」が積み重なるダメージ
冒頭で書いたブロックの話がまさにこれです。マッチングアプリの世界では、突然連絡が途絶えること——いわゆる「フェードアウト」や「ブロック」——は珍しくありません。頭ではわかっていても、心は追いつかないんですよね。
これが2回、3回と続くと、やりとりをするたびに「またいつかこうなるんだろう」と構えるようになります。心に防護壁を作り始めた時点で、アプリが楽しくなくなるのは当然の話だったりします。
「やめる」より先に試してほしい「一時停止」という選択
疲れを感じたとき、多くの人は「完全にやめるか、続けるか」という二択で考えがちです。でも、ぼくが試して一番効果があったのは、その中間にある「一時停止」でした。
ほとんどのマッチングアプリには、アカウントを削除せずにプロフィールを非表示にする機能があります。完全にやめてしまうと、また始めるときにプロフィールを一から作り直す手間がかかります。一時停止であれば、いつでも再開できる状態を保ちながら、心を休めることができます。
・プロフィールを非表示設定にする(アプリの設定から変更できます)
・スマホのホーム画面からアプリのアイコンを別フォルダに移す
・「2週間は開かない」と自分で期限を決める
これだけで、通知に振り回されるストレスがほぼゼロになりました。
ぼくが一時停止を試みたのは、ブロックされた翌週のことでした。2週間ほどアプリを完全に見なかっただけで、「またやってみようか」という気持ちが自然と戻ってきたんですよね。疲れているとき、脳はただの休憩を求めているだけだったりします。
疲れたまま続けると起きる「もったいないこと」
ここは少し厳しいことを書きます。疲れた状態でアプリを使い続けると、実はいいことが何もないんです。それどころか、よい出会いのチャンスを逃す可能性があります。
疲れているときに書くプロフィール文やメッセージは、どうしても「投げやり感」や「義務感」が滲み出てしまいます。ぼく自身、疲弊した時期に送ったメッセージを後から見返したことがあって、正直ひどいものでした。相手のことを全然見ていない、テンプレートのような文章になっていた。
相手は人間ですから、そのテンションは伝わります。疲れているときほど、無理に動かないほうがいい——これはアプリに限らず、人間関係全般に言えることだと思うんですが。
・プロフィール文が投げやりになり、マッチ率が下がる
・メッセージの内容が薄くなり、会話が続かなくなる
・「どうせうまくいかない」という思い込みが強くなる
・せっかくのマッチ相手に対して、誠実に向き合えなくなる
ぼくが疲れたときに実際にとった3つの行動
具体的な話をします。「疲れた・やめたい」と感じたとき、ぼくが実際に試したことです。どれも大げさなものじゃないんですが、効果はありました。
行動①:2週間のアプリ休暇をとった
前の章で書いた「一時停止」です。非表示設定にして、アイコンをフォルダの奥に入れて、スマホをなるべく見ない時間を増やしました。その2週間、ぼくは横浜の図書館に通ったり、近所を散歩したりして過ごしました。
「アプリのことを考えない時間」を意識的につくる——これだけで、心がかなりリセットされました。休暇明けにプロフィールを見直したら、以前よりずっとマッチしやすくなったと感じています。
行動②:使うアプリを1本に絞った
疲れていた時期、ぼくは3〜4本のアプリを同時に使っていたんですよね。「選択肢を増やせばマッチしやすくなる」という発想だったんですが、これが逆効果でした。管理する労力が3〜4倍になるだけで、充実したやりとりはほとんどできていなかった。
一時停止の後、ぼくは思い切って1本だけに絞りました。50代のぼくが選んだのはマリッシュです。再婚・シニア層の利用者が多く、同世代の女性が比較的いるアプリで、プロフィールの記載項目も「バツイチであること」や「子どもの有無」を自然に書けるようになっています。
1本に絞ったことで、1件のやりとりに集中できるようになりました。量より質——50代のぼくには、これが合っていたんだと思います。
行動③:「結果」ではなく「やりとりの過程」を楽しむ目標に変えた
正直に言います。ぼくが一番消耗していた原因は、「デートに誘えるか」「交際できるか」という結果にばかり目を向けていたことでした。
目標を変えました。「今週は、相手のプロフィールをちゃんと読んで、その人にしか通じないメッセージを1通送る」——それだけでいい、と決めたんです。成果を求めるのをやめたら、メッセージを書くのが不思議と楽しくなってきました。
マッチングアプリを始めて4ヶ月目、初めてデートの約束が取れた日のことを今でも覚えています。カフェへ向かう電車の中で、なぜか目頭が熱くなりました。「おれ、まだいけるじゃないか」と思って。あのときの感覚を取り戻せたのは、結果を追うのをやめてから少し経ったころでした。
それでも「やっぱりやめたい」と思うなら——
一時停止も試した、アプリも絞った、目標も変えた。それでもやっぱりしんどい、という方もいると思います。そのときは、本当にやめていいと思います。マッチングアプリは義務じゃないし、向いていない人がいても当然です。
ただ、「疲れてやめる」と「納得してやめる」は全然違います。疲れた状態でやめると、しばらくして「やっぱりまた始めようか」と思ったとき、また同じ疲れ方をするサイクルに入ってしまいがちです。
一時停止して心を整えてから、「それでもやめる」と決めたなら、それは自分の意志による選択です。その場合は胸を張ってやめていい。ぼくはそう思っています。
50代でもう一度やってみるなら——ぼくが選ぶアプリの話
最後に少しだけ。疲れを取り除いて「もう一度ちゃんとやってみよう」と思ったとき、アプリ選びは大事です。ぼくの経験から言うと、50代が使うアプリは若い世代が多いアプリではなく、同世代・再婚を視野に入れた層が集まるアプリのほうが断然ストレスが少ない。
ぼくが現在も使い続けているのはマリッシュです。50代男性にいちばん推せるアプリだとぼくは思っています。再婚・シニア婚活に特化した設計で、バツイチや子どもがいることを「ネガティブな情報」としてではなく、普通に書ける雰囲気があります。
次点としてPairsも会員数が最大級で選択肢の多さは魅力ですが、50代には競争が厳しい面もあります。真剣度の高い婚活をしたいならOmiaiも安定感があります。
- マリッシュ:50代・再婚希望層に最も向いている。ぼくの一番推し
- Pairs:会員数が多く選択肢は豊富。ただし50代には競争がやや厳しい
- Omiai:真剣な出会い重視。落ち着いた雰囲気で中堅どころとして安定
疲れたときは無理しない。でも、諦める必要もない。同世代の方はわかってもらえると思うんですが、50代からの出会いは、諦めた人と続けた人との差が、時間とともにじわじわと開いていきます。
まとめ:疲れたときの「やめたい」は、休憩のサインかもしれない
- マッチングアプリの疲れには「結果への焦り」「やりとりの負担」「突然の音信不通」の3パターンがある
- 「やめる」前に「一時停止」を試してみると、心がリセットされやすい
- 疲れたまま使い続けると、よい出会いのチャンスをむしろ逃しやすくなる
- アプリを1本に絞り、結果より過程を楽しむ目標に変えると長続きしやすい
- 一時停止しても「やっぱりやめる」と思ったなら、それは自分の意志による納得した選択
ぼくは今でもマッチングアプリを続けています。うまくいく日もあれば、またビールを飲みたくなる夜もあります。でも、「おれ、まだいけるじゃないか」とカフェへ向かう電車で思ったあの感覚は、続けていなければ絶対に得られなかったものです。
今、疲れているあなたへ——まずは2週間だけ、アプリから離れてみてください。それから、また考えましょう。

