「50代の男がマッチングアプリでモテるなんて、無理なんじゃないか」——そう思って踏み出せずにいる方、あるいはすでに始めたけど全然マッチしなくて途方に暮れている方。その気持ち、ぼくにはよくわかります。この記事では、52歳からマッチングアプリを始めたぼくが実際に失敗しながら学んだ、50代男性がマッチングアプリでモテるための7つのコツを正直に書いていきます。
・いいね数よりも「返信率」を上げる文章術が勝負を分ける
・50代向けのアプリ選びを間違えると土俵自体が違う
・焦らず続けることが、実はいちばんのモテ戦略だったりします
ヒロじじ
50代バツイチ。マッチングアプリで懲りずに出会いを探し続けるおじさんが、リアルな体験をそのまま書きます。
正直に言います。最初の3ヶ月、1件もマッチしませんでした
まずここから始めないと嘘になるんですよね。ぼくがマリッシュを使い始めたのは52歳のとき。離婚から1年が経って、「このまま一人で老いていくのか」という静かな怖さが背中を押した感じでした。
恥ずかしい話ですが、プロフィール写真がスーツだったんです。同世代の方はわかると思うんですが、スーツって「ちゃんとした人感」が出ると思ってたんですよね。全然違いました。3ヶ月でマッチ数ゼロ。いいねを送っても送っても、無反応。正直、スマホを床に投げつけそうになりました。
が、そこから気づいたことがあります。50代男性のマッチングアプリは「ありのままを見せる競技」ではなく、「自分を正しく伝える技術の勝負」だったんです。スーツ写真は「ちゃんとした人」を伝えていたかもしれないけど、「一緒にいたら楽しそうな人」は全然伝えられていなかった。それが根本的な問題でした。
コツ① プロフィール写真は「スーツ厳禁・笑顔必須・屋外推奨」
50代男性がマッチングアプリでまず直すべきなのは、ほぼ間違いなく写真です。ここが変わるだけで、マッチ率は体感で3〜5倍変わります。ぼく自身がそうでしたから。
スーツ写真がなぜダメかというと、「堅苦しい」「近寄りがたい」という印象を与えてしまうからなんですよね。女性は「一緒にいて居心地がいいか」を最初の写真で判断していることが多い。スーツはそのイメージから遠い。
・清潔感のあるカジュアルな服装(きれいめシャツやジャケット、でも張り切りすぎない)
・屋外や自然光が入る場所で撮る(室内の蛍光灯はどうしても老けて見える)
・口角を上げた自然な笑顔(歯を見せなくていい、でも無表情はNG)
・自撮りよりも第三者に撮ってもらう(スマホを構えた腕が写る自撮りは清潔感を損なう)
ぼくの場合、友人に頼んで近所の公園で撮ってもらいました。照れくさくて死ぬかと思いましたが、写真を変えた翌週から初めていいねが来たんですよね。あの瞬間の驚きは今でも覚えています。
サブ写真にも気を使うべき理由
メイン写真だけでなく、サブ写真(複数枚登録できる場合)も重要です。趣味の場面や日常の一コマを入れると、相手が「話のきっかけ」を見つけやすくなります。ぼくは読書中の写真と、近所を散歩している写真を追加しました。これが意外と「本が好きなんですか?」という最初のメッセージにつながったりします。
コツ② 自己紹介文は「安心感」と「具体性」の二本柱で書く
写真の次に重要なのが自己紹介文です。ここが抽象的だと、写真で興味を持ってくれた相手も「よくわからないな」と離れてしまいます。
50代男性がよくやりがちな失敗は、「誠実に付き合える人を探しています」「一緒に趣味を楽しめる方と出会いたいです」といった、どこにでも書いてある無難な文章を並べてしまうことなんですよね。これは「情報がない」のと同じです。
自己紹介文の目的は「この人と話してみたい」と思わせること。そのためには、具体性と安心感が必要です。
- 仕事について:職種・業界を書く(「出版社で編集職を30年」のように)
- 趣味について:「読書が好き」ではなく「最近読んで面白かったのは〇〇」まで書く
- 生活スタイル:休日の過ごし方・住んでいるエリアの雰囲気など
- どんな出会いを求めているか:焦らず少しずつ仲良くなりたい、など温度感を伝える
- 自己開示のひとこと:失敗談や弱みをひとつ入れると親近感が増す
ぼくは自己紹介文に「離婚経験があり、人との関わり方を今も勉強中です」という一文を入れました。これ、怖くて最初は書けなかったんですよね。でも入れてから「バツイチ同士なので安心しました」とメッセージをもらうことが増えました。弱みを開示することが、むしろ信頼につながる場合があります。
コツ③ いいねを送るときは「一言添える」だけで返信率が変わる
マッチングアプリのいいね機能、ただ押すだけで終わらせていませんか?ここに一工夫を加えるだけで、返信率が体感でかなり変わります。
多くのアプリでは、いいねを送るときに一言メッセージを添えられます。この一言が「ちゃんとプロフィールを読んだ人だ」という証明になるんですよね。逆に言うと、一言もなくいいねだけ来るのは、女性側からすると「誰にでも送ってる」と思われやすい。
「〇〇がお好きとのこと、ぼくも大好きなんですよね。ぜひお話しできたら嬉しいです」
「〇〇でのお写真、とても素敵ですね。よかったらお話しさせてください」
ポイント:相手のプロフィールの具体的な部分に触れること。コピペ感がなく、読んでくれたことが伝わる一言を。
これ、編集職のぼくでも毎回30分悩むんですよね。情けない話ですが、それでも続けています。30分悩んで書いた一言が、その後の長いやりとりにつながることがあるので、やめられないんです。
コツ④ メッセージのやりとりは「質問攻め」にしない、聞いたら自分も話す
マッチした後のメッセージでよく見かける失敗が、質問ばかり投げかけてしまうパターンです。「お仕事は何をされているんですか?」「休日はどう過ごされているんですか?」と矢継ぎ早に質問するのは、相手にとって「尋問」に感じられてしまうことがあります。
メッセージの基本は「聞いたら自分も話す」キャッチボールの感覚です。相手に質問したら、自分も同じテーマについて少し話す。そうすることで会話が双方向になって、相手も返しやすくなります。
返信が途絶えたときの対処法
これ、笑えない話なんですけど、ぼくは3週間やりとりした女性に突然ブロックされた夜、ひとりでビールを4本飲みました。つらかったです、正直。でもそこで気づいたのは、「返信が来なくなったときに追いかけすぎてはいけない」ということでした。
返信が2〜3日来ない場合、一度だけ「お仕事忙しいですか?」程度の軽いメッセージを送るのはOK。ただそれで反応がなければ、そっと手放す。50代ともなると、相手にも忙しい生活があります。執着するほど、消耗していくだけなんですよね。
コツ⑤ 50代男性が選ぶべきアプリと、避けたほうがいいアプリ
どんなに写真や文章を磨いても、使うアプリが合っていなければ結果は出ません。50代男性にとってのアプリ選びは、戦場を選ぶようなものです。
ぼくが実際に使ってみた経験からの評価を、正直に書きます。
① マリッシュ:50代男性にいちばん推せるアプリ
マリッシュは、再婚・シングル向けを明確に打ち出しているアプリです。離婚経験者や子持ちの方が多いため、同じ境遇の相手と出会いやすい。ぼくがメインで使っているのもここです。バツイチであることがマイナスになりにくい空気感が、精神的にとても楽なんですよね。
② Pairs:会員数最大級。ただし50代には競争が厳しい
Pairsは日本最大級の会員数を誇ります。その分、相手の選択肢も多く、50代男性は若い競合と戦うことになります。コミュニティ機能(共通の趣味でつながれる機能)を活用することで、年齢以外の共通点で接点を作れるのがメリット。ただし、メインで使うより「サブ」として位置づけるほうが消耗しにくいかもしれません。
③ Omiai:まじめな出会い重視。中堅どころとして安定感あり
Omiaiは真剣な交際・結婚を前提としたユーザーが集まるアプリです。遊び目的の人が少ない分、真剣に出会いを求める50代男性にはマッチしやすい環境といえます。Pairsほど若者比率が高くなく、落ち着いた雰囲気があります。
④ with:20〜30代中心で正直50代には厳しかった
withは心理テストや価値観診断を使ったマッチングが特徴的ですが、ユーザー層が20〜30代に偏っています。ぼくも試してみましたが、マッチ数がほかのアプリに比べて明らかに少なかったのが正直なところ。50代がメインで使うアプリとしてはお勧めしにくいです。
コツ⑥ デートに誘うタイミングとセリフのコツ
マッチングアプリを始めて4ヶ月目、初めてデートの約束が取れた日のことを今でも覚えています。カフェへ向かう電車の中で「おれ、まだいけるじゃないか」と思って、なぜか目頭が熱くなったんですよね。それくらい、最初のデートまでたどり着くのは50代男性にとって「事件」なんです。
では、どのタイミングでデートに誘えばいいのか。ぼくの経験則では、メッセージのやりとりが7〜10往復を超えたあたりが誘いやすいタイミングです。それより早いと「急な人」、遅くなりすぎると「友達感覚」になってしまいます。
誘い方のセリフ例
「話しているととても楽しいので、よかったら一度お茶でもどうですか?負担にならない程度の時間で」という誘い方が、ぼくには一番うまくいきやすいパターンでした。ポイントは「軽さ」と「相手への気遣い」を両立させること。「食事しましょう」「デートしましょう」はちょっと重く感じられることがあるので、最初は「お茶」や「散歩」など低ハードルな設定が吉です。
コツ⑦ 50代男性が「続けること」自体がいちばん強い武器
同世代の方は共感してもらえると思うんですが、マッチングアプリを始めた50代男性の多くが、3ヶ月以内に辞めてしまいます。マッチしない、返信が来ない、ブロックされる——そういった経験が積み重なって、「自分には向いていない」と結論づけてしまうんですよね。
でも正直に言います。マッチングアプリは続けているだけで相対的に希少な存在になれます。なぜなら、競合の50代男性のほとんどが途中で脱落していくから。半年続けているだけで、あなたは「継続できる人」という実績を積んでいることになります。
ぼくは今も現役で続けています。うまくいく月もあれば、全然だめな月もある。それでも、続けていると少しずつ「感覚」が身についていくんですよね。どんな写真がいいか、どんなメッセージが返ってきやすいか、どんな誘い方が自然か。それは、やった分だけしか身につかないものだったりします。
まとめ:50代男性のマッチングアプリはまだまだいける
長くなりましたが、ここまで読んでくださった方は本気で変わりたいと思っている方だと思います。最後に要点を振り返ります。
- プロフィール写真はスーツ禁止・笑顔・屋外撮影が基本中の基本
- 自己紹介文は「具体性」と「安心感」で書く。弱みの開示が信頼につながることもある
- いいねには一言添える。相手のプロフィールを読んだことが伝わる一文を
- メッセージは質問攻めにせず「聞いたら自分も話す」キャッチボールを意識する
- 50代男性にはマリッシュがいちばん戦いやすい環境。Omiaiとの併用もあり
- デートの誘いは7〜10往復後、「お茶」などの低ハードルな設定から
- 続けること自体が武器。3ヶ月で諦めるのはまだ早い
離婚したとき、妻に「あなたとの生活に未来が見えない」と言われて、何も言い返せなかったぼくが、52歳からマッチングアプリを始めて今も続けています。うまくいかない夜は今もあります。でも、諦めなければ続きがある。50代男性のマッチングアプリは「まだいける」と思えた瞬間から、本当に動き始めます。まずは今日、写真だけでも見直してみてください。

