食費を月2万円削った家族4人の節約術

「食費、毎月なんとなく使いすぎてる気がするんだけど、どこから手をつければいいんだろう」——そう思ったことはありませんか? うちも3年前まで全く同じ状態でした。この記事では、4人家族のわたしが実際に食費を月2万円以上削減するまでにやったことを、数字と手順ごとにまとめています。

本記事の要約
・4人家族の食費、まず「現状把握」から始めると変わりやすい
・わたしが実践した削減策は大きく4つ(献立の仕組み化・まとめ買いルール・ミールキット活用・外食費の見直し)
・Before→Afterで月68,000円→46,000円、年間約26万円の差になりました
・難しい節約術は一切なし。スプレッドシートとスーパーの使い方を少し変えるだけです
節約ナオコ
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節約ナオコ

2児の母・週3パート勤務。実際に試した節約術だけを正直レビュー。きれいごとなしの主婦目線でお届けします。

4人家族の食費、「平均」と「わが家の現状」を先に知っておく

この章を読むと、「うちの食費が多いのか少ないのか」の基準がわかります。節約を始める前に、まずここだけ確認してください。

総務省の家計調査(2024年)によると、4人家族の食費の全国平均は月72,000円前後です。ただしこれには外食費も含まれていて、内訳は食料品(自炊費)が55,000円程度、外食が17,000円程度というイメージです。

わたしが家計を本格的に見直す前、わが家の食費はどのくらいだったか。クレジットカードの明細を3か月分さかのぼって集計してみたら、平均68,000円でした。「そこまで多くないかな」と思っていたんですが、実はここに外食やコンビニ代が含まれておらず、それを足すと月80,000円を超えていたんです。数字で見ると一目瞭然なんですが、「なんとなく」の状態では把握すらできていませんでした。

ポイント

食費の「現状把握」は、以下の4項目を1か月分だけ集計するところから始めると整理しやすいです。

・スーパー・食料品店での購入費
・コンビニでの食品購入費
・外食(ファミレス・ファストフード含む)
・フードデリバリー・テイクアウト

わが家のBefore / After——月68,000円→46,000円になるまで

「実際にいくら変わったか」を先に見てもらうと、具体的なイメージがつかみやすいと思うので、最初にまとめておきます。

わたしが食費の本格的な見直しを始めたのは、下の子が小学1年生になった頃です。給食が始まって昼食代が浮くタイミングで、「今が見直し時だ」と思ったのがきっかけでした。


【わが家の食費 Before / After】

・食料品(自炊):52,000円 → 36,000円(▲16,000円)
・外食費:16,000円 → 10,000円(▲6,000円)
・合計:68,000円 → 46,000円(▲22,000円/月)
・年間換算:▲264,000円

「そんなに削れるの?」と思われるかもしれませんが、やったことは特別なことではありません。実はこれ、献立の仕組み化・まとめ買いのルール化・ミールキットの部分活用・外食の頻度見直し、この4つだけです。それぞれ順番に説明していきます。

【ステップ1】献立を「週単位」で仕組み化する

食費が減らない一番の原因は「その日の気分で食材を買う」ことだと気づいてから、献立の立て方をガラッと変えました。この章では、わたしが実際に使っている週単位の献立管理の方法をお伝えします。

以前は「今夜何にしようかな」と毎日スーパーに寄っていました。その結果、使いきれない食材が増え、毎月1,500〜2,000円分は廃棄していたと思います。今はGoogleスプレッドシートで週7日分の夕食を日曜の夜に決めてしまうようにしています。

週献立の組み方:わたしの手順

  • 日曜夜:翌週7日分の夕食メニューを決める(10〜15分)
  • メニューをもとに必要な食材をリストアップ
  • 冷蔵庫の在庫を確認して、買うものだけをメモ
  • 週2回(月曜・木曜)だけスーパーへ行く日と決める
  • それ以外の日はスーパーに行かない

これをやり始めてから「なんとなく寄ったら余分なものを買ってしまった」という失敗がほぼなくなりました。数字で見ると一目瞭然なんですが、買い物頻度を週2回に固定しただけで食費が月4,000円ほど下がりました。

献立を先に決めると「必要なものだけ買う」状態が自然と作れます。特売品に引っ張られて予定外の食材を買う回数も減りました。

【ステップ2】まとめ買いのルールを「品目別」で決める

まとめ買いは「やみくもに大量に買う」だけでは逆効果になります。わが家が実際に試行錯誤して決めた「品目別のルール」をご紹介します。

まとめ買いで失敗した経験があります。「安いから」とキャベツを2玉買ったら1玉は使いきれずに捨てた、というのが典型例です。今は品目ごとに「まとめ買いしていいもの」と「その都度買うもの」を決めています。

まとめ買いOKな食材・NGな食材

ポイント

【まとめ買いしていい(保存がきく)】
・米・パスタ・乾麺・缶詰・調味料
・鶏むね肉・豚こま(小分けして冷凍)
・もやし・冷凍野菜・冷凍シーフード
・卵(2〜3パックまとめて)

【その都度買う(鮮度が落ちやすい)】
・葉野菜(レタス・ほうれん草など)
・魚・刺身
・豆腐・納豆

鶏むね肉はまとめ買いの優等生です。わたしは月に1〜2回、1kg単位でまとめて買い、100gあたり70〜80円台で確保しています。これを小分けにして冷凍しておくと、週の半分くらいのメイン食材が肉類でまかなえます。

【ステップ3】ミールキットを「週1〜2回だけ」使う

「ミールキットは高い」と思っていたんですが、使い方次第ではコスト削減と時短を同時に実現できることがわかりました。わたしの使い方と実際のコストをお伝えします。

ミールキットを毎日使うと確かに高くつきます。でも週1〜2回、「献立を考えるのが面倒な日」や「パートで疲れて帰った日」にだけ使うと話が変わります。

外食に行ったら4人で4,000〜6,000円かかります。それがミールキットなら2〜3人前で1,500〜2,000円程度に収まります。外食の代替として使うなら、むしろ節約になるんです。

わたしが試したミールキットサービス比較


【実際に使ったサービスの比較(2026年6月時点)】

・Oisix(オイシックス):食材の質が高い。初回セットがお得。定期縛りがあるので解約手順を先に確認してから始めるのがおすすめ。
・Yosixa(ヨシケイ):地域密着型で配達が安定。1食あたりのコストが比較的低め。単品注文できるプランもある。
・コープデリのミールキット:コープ組合員なら追加費用なしで利用可。送料が安いのが魅力。

わたしは現在、Oisixのミールキットを週1〜2回使っています。定期コースは一時停止ができるので、旅行や外食が多い週はスキップしています。「毎週必ず使わなければいけない」という縛りをなくすと、かえって気楽に続けられました。

【ステップ4】外食費を「月1万円以内」に設定する

外食をゼロにする必要はありません。ただ「予算を決める」だけで驚くほど変わりました。うちが実践していることをご紹介します。

わが家の外食費、見直す前は月16,000円程度でした。「週1回のファミレス+たまのランチ」で積み上がっていたんですが、予算を設定していなかったので感覚が麻痺していました。

今は外食費の月上限を10,000円に設定し、封筒に現金を入れてその範囲で使い切る方式にしています。子どもたちが「どこか食べに行きたい」と言ったとき、封筒を一緒に見ながら「あと○○円あるね」と話すようにしたら、子どもたちも自然と金銭感覚を意識するようになりました。これは少し嬉しかった変化です。

ポイント
外食費を減らすコツは「禁止」より「予算化」です。使える金額が見えていると、「今月はもう使ったからやめておこう」という判断が自然にできます。

食費管理はスプレッドシートで「見える化」が最速

節約を続けるために一番大切なのは「数字を定期的に確認する仕組み」を持つことです。わたしが実際に使っているシートの構成をご紹介します。

家計管理アプリも試しましたが、わたしはGoogleスプレッドシートの自作シートに落ち着きました。理由はシンプルで、「自分の家計に合わせてカスタマイズできる」からです。

わたしのシートの基本構成

  • 月ごとのシートに「食料品費・外食費・コンビニ費」を分けて入力
  • 週ごとの小計が自動で出るように数式を設定
  • 前月・前々月との比較列を設けて増減がひと目でわかるようにする
  • 月末に「今月の反省と来月の目標」をメモ欄に記録する

数字で見ると一目瞭然なんですが、コンビニでの食品購入は「気づいたら多かった」カテゴリの代表格です。わが家は1か月集計してみたら、コンビニだけで月6,200円使っていました。ここを3,000円以内に抑えるだけで年間38,000円の差になります。

家計管理アプリとして有名なZaimマネーフォワード MEを使えば、レシートを撮影するだけで自動集計してくれます。スプレッドシートへの入力が面倒な方はこちらから始めるのもおすすめです。

よくある失敗と「やらなくてよかったこと」

節約を始めると、最初は意気込みすぎて続かないパターンが多いです。わたしが実際に失敗したことと、「やらなくて正解だった」ことをまとめます。

やってしまった失敗

  • 「安い食材だけで献立を組む」をやりすぎて家族から不満が出た
  • まとめ買いで冷蔵庫に入りきらず、傷ませてしまった
  • 食費の目標を低く設定しすぎて2週間でギブアップした

特に最初の失敗は反省しています。「食費を削る=食事の質を落とす」と思っていた時期があって、安い食材ばかりにしたら夫と子どもたちのテンションが明らかに下がりました。節約は家族が気づかないくらいのペースで進めるのが長続きするコツです。

やらなくてよかったこと

注意
「特売情報を追いかけてスーパーをはしごする」は、ガソリン代・時間コストを考えると実質的なメリットが薄いことが多いです。近所の1〜2店舗に絞って使い方を熟知する方が、長期的にはコストを抑えられます。

実はこれ、以前はわたしもはしごをしていました。3店回って節約できた額が800円で、移動に1時間かかっていたこともあります。今は時間を使う価値があるかどうかを考えてから動くようにしています。

まとめ:食費節約は「仕組みを作る」だけで変わる

この記事でお伝えしたことをまとめると、こうなります。

  • まず現状の食費を「4項目」に分けて集計する(把握なしに節約はできない)
  • 週単位で献立を決め、買い物頻度を週2回に固定する
  • まとめ買いは「保存できる食材」だけに絞る
  • ミールキットは毎日ではなく「週1〜2回・外食の代替」として使う
  • 外食費は「月上限額」を先に決めて現金管理する
  • スプレッドシートかアプリで月1回は数字を確認する

わたしが4人家族の食費を月68,000円から46,000円に下げるまでにかかった期間は、本格的に動き始めてから約3か月です。最初の1か月は把握するだけ、2か月目から仕組みを作り、3か月目に数字が安定してきました。

やってみて損はないです。まず今月1か月だけ、食費の4項目を集計してみるところから始めてみてください。

この記事を書いた人 節約ナオコ

節約ナオコ

2人の子どもを育てながら、週3日パートで働いています。家計をなんとかしようと試行錯誤してきた結果、ふるさと納税・格安SIM・ミールキットなど、実際に使ったものとやめたものの両方を正直にレビューするようになりました。きれいごとを書いても意味がないので、失敗談も包み隠さず書いています。同じように家計と向き合っている方の参考になれば嬉しいです。

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