子なし夫婦2人の生活費、実際いくら?節約で変わった数字

「子なし夫婦2人で生活費はいくらが普通なんだろう」と気になって検索したこと、あると思います。子どもがいない分、ゆとりがあるはずなのに、なぜかお金が貯まらない……そんな声をよく聞くんです。この記事では、統計データと実際の家計例をもとに、子なし夫婦2人の生活費の平均・内訳・節約のポイントを具体的な数字でまとめています。

本記事の要約
・子なし夫婦2人の生活費の平均は月22〜28万円前後(総務省データ)
・内訳で一番見直しやすいのは固定費(通信費・保険・サブスク)
・食費・光熱費よりも固定費の削減が年間インパクト大
・節約の順番は「固定費→食費→光熱費」が効率的
・目標貯蓄率は手取りの20〜25%が目安
節約ナオコ
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節約ナオコ

2児の母・週3パート勤務。実際に試した節約術だけを正直レビュー。きれいごとなしの主婦目線でお届けします。

子なし夫婦2人の生活費、平均はいくら?

まず「そもそも平均はいくらなのか」をちゃんと数字で見ておきたいところです。肌感覚ではなく、データを起点にしておくと、自分たちの家計のどこがズレているかが見えてきます。

総務省の家計調査(2023年)によると、2人世帯(無職世帯を除く勤労者世帯)の消費支出は月平均で約27〜28万円というデータが出ています。ただしこれには住居費(家賃・住宅ローン)が含まれていないケースも多く、賃貸住まいの方は実態としてもう少し高くなることがほとんどです。

わたし自身は子どものいる4人家族なので、子なし夫婦の家計を直接比較できるわけではありません。ただ、ファイナンシャルプランナーの知人や複数の家計相談事例を参考にすると、子なし夫婦2人の生活費は月22〜28万円の幅に収まるケースが多い印象です。

ポイント
住居費(家賃・ローン返済)を含めると月25〜30万円になる世帯が多い。家賃が高い都市圏ではさらに上振れしやすい。

子なし夫婦の生活費:月別の目安一覧

数字で見ると一目瞭然なんですが、費目ごとにざっくり分解するとこうなります。

  • 食費:4〜6万円(外食含む)
  • 住居費(家賃・ローン):7〜10万円
  • 光熱費・水道代:1.2〜1.8万円
  • 通信費(スマホ2台・ネット回線):0.8〜2万円
  • 保険料:1〜2.5万円
  • 日用品・衛生費:0.5〜1万円
  • 交通費・車関連:1〜2万円
  • 娯楽・サブスク・交際費:2〜4万円
  • 被服・美容:0.5〜1.5万円
  • 医療費:0.3〜0.8万円

合計すると住居費込みで月23〜31万円程度が現実的なレンジです。これに貯蓄・投資の分を上乗せすると、手取り収入がいくら必要かが逆算できます。

子なし夫婦の生活費、どこが「膨らみやすい」のか

平均より自分たちの支出が高い場合、原因はだいたい同じ費目に集中しています。ここを把握しておくだけで、見直しの優先順位がつけやすくなります。

子なし夫婦の家計で膨らみやすいのは、実はこの3つなんです。

① 外食・中食の頻度が高くなりやすい

子どもがいると食事の時間がある程度固定されますが、2人だと「今日はどうする?」の選択肢が広い分、外食頻度が上がりやすいんです。月の食費が8〜9万円になっているというケースも珍しくなくて、これは4人家族とさほど変わらない金額です。

② サブスクが積み重なっている

動画配信・音楽・電子書籍・フィットネス・クラウドストレージ……1つ1つは月数百〜千円台でも、気づくと月に6,000〜8,000円になっていることがあります。2人で契約しているものが重複しているケースも多いです。

③ 保険料が見直されないまま続いている

子なし夫婦が払いすぎやすいのが保険料です。子どもの教育費リスクがない分、死亡保障は薄くてよいケースが多いのに、若いころに勧められた保険をそのまま更新し続けているパターン。わたし自身も第一子誕生直後に訪問販売で保険に入って、5年後に払いすぎだったと気づいた経験があります……あの悔しさは今でも覚えています。

注意
保険の見直しは「全部やめる」ではなく、必要な保障を整理してから。医療保険・就業不能保険など、2人暮らしに必要なものは残す判断が大切です。

節約の効果が大きい順:固定費から手をつけるべき理由

「節約しよう」と思ったとき、まず特売を探したり食費を削ったりしがちです。でも、実際に年間インパクトが大きいのは固定費の見直しです。数字で見ると一目瞭然なんですが、1回手続きするだけで毎月自動的に減るのが固定費の強みなんです。

わたしが実際に固定費を見直した年末、前年比で32万円浮いていました。夫に「すごいな」の一言だけだったけど、それで十分でした。その内訳は主にスマホの格安SIM乗り換えと保険の整理、不要サブスクの解約です。

通信費:格安SIMへの乗り換え

わたし自身が格安SIMに乗り換えたのは3年前です。『難しそう』と思ってずっと後回しにしてたんですが、実際やってみたら拍子抜けするくらい簡単でした。数字で見ると一目瞭然なんですが、乗り換え前と後で月の通信費が6,800円から1,320円になりました。年間で約65,000円の差です。

2人分で同じように見直すと、年間10〜13万円の削減になる可能性があります。子なし夫婦であれば、お互いのスマホ代を同じタイミングで見直せるのでむしろ動きやすいです。

格安SIMの比較は価格.com スマートフォン・携帯電話で、エリア・プランを比較してから選ぶのがおすすめです。

保険料の見直し

子なし夫婦の場合、死亡保障の必要額は子どもがいる家庭より低いのが一般的です。収入保障保険や就業不能保険は残しつつ、割高な終身保険や不要な特約を整理するだけで、月5,000〜1万円単位で保険料が下がることがあるんです。

わたしがおすすめしているのは、まず「今入っている保険の保障内容を1枚の紙に書き出す」こと。保険証券を見ながら月払い保険料・死亡保障額・主な特約を並べてみると、重複や不要なものが見えてきます。実はこれ、拍子抜けするくらい簡単でした。

サブスク・固定支出の棚卸し

クレジットカードの明細を3ヶ月分さかのぼって、毎月必ず出ている支出をリストアップしてみてください。わたしが家計管理のスプレッドシートで最初にやる作業がこれです。

  • 動画配信(Netflix・Amazon Prime・Disney+など重複していないか)
  • 音楽配信(1本に絞れないか)
  • クラウドストレージ(2人でファミリープランにまとめられないか)
  • ジム・フィットネス(実際に行っているか)
  • その他アプリの月額課金(気づかず継続しているものはないか)

このリストを作るだけで、月3,000〜6,000円の節約につながることが多いです。年間にすると3.6〜7.2万円になります。

食費の目安と、無理なく抑えるポイント

固定費の次に見直したいのが食費です。ただし食費は「削れば削るほどいい」わけではなく、2人の生活の質に直結する部分でもあります。目安の金額と、現実的な抑え方を整理してみます。

子なし夫婦2人の食費の目安

一般的に言われる目安は「食費は手取り収入の15%以内」です。たとえば手取りが月35万円なら食費の目安は月52,500円以内。これに外食を含めるかどうかで変わってきますが、2人で月4〜6万円に収めている世帯が「管理できている」ゾーンと言えます。

外食を週1〜2回に絞って、あとは自炊中心にするだけで食費を1〜2万円抑えられるケースは多いです。「料理が苦手だから外食が増える」という場合は、ミールキットの活用も選択肢のひとつです。食材と調理手順がセットで届くので、自炊のハードルがぐっと下がります。

ミールキットで外食を自炊に置き換える

外食1回2,000〜3,000円のところをミールキット1食800〜1,000円に置き換えると、月4回の置き換えで月5,000〜8,000円の節約になります。年間で6〜10万円の差です。

主要なミールキットサービスはいくつかあります。わたしが知人の家計相談で「試してみた」という声をよく聞くのは以下の3サービスです。

やってみて損はないです。初回お試しセットを使って、自分たちのペースに合うか確認してから継続するかどうか決めるのが一番です。

光熱費・水道代の節約:2人世帯の現実的な目安

光熱費は季節変動が大きいので「年間平均」で考えるのがコツです。月単位の数字に振り回されず、年間トータルで管理すると判断しやすくなります。

2人世帯の光熱費(電気・ガス・水道)の目安は月1.2〜1.8万円です。年間で約15〜22万円になります。電力会社やガス会社を切り替えるだけで年間5,000〜1.5万円の削減になるケースもあるので、まだ見直していない場合は確認してみる価値があります。

電力会社の切り替えはエネチェンジで簡単に比較できます。実はこれ、郵便番号と現在の電気代を入れるだけで比較結果が出てくるので、5分もあれば確認できます。

子なし夫婦の理想的な貯蓄率と生活費のバランス

生活費の「適正金額」を考えるとき、支出額だけでなく「手取りに対する割合」で見るのが重要です。ここを整理しておくと、いくら節約すればいいかの目標が決めやすくなります。

一般的なファイナンシャルプランナーの目安として、貯蓄率は手取りの20〜25%が推奨されています。たとえば夫婦の手取り合計が月40万円なら、毎月8〜10万円を貯蓄・投資に回せる状態が理想です。

  • 手取り月30万円の世帯:貯蓄目標6〜7.5万円、生活費上限22.5〜24万円
  • 手取り月35万円の世帯:貯蓄目標7〜8.75万円、生活費上限26.25〜28万円
  • 手取り月40万円の世帯:貯蓄目標8〜10万円、生活費上限30〜32万円
  • 手取り月45万円の世帯:貯蓄目標9〜11.25万円、生活費上限33.75〜36万円

わたしはNISAを去年からようやく始めたところで、投資はまだ手探りの部分も多いです。ただ、まず「固定費を削って貯蓄余力を作る」が先だということは実感しています。投資の前に家計の土台を作る、という順番が大事だと思っています。

ポイント
NISAの成長投資枠・つみたて投資枠を活用して、貯蓄の一部を積み立てに回す方法は金融庁のNISA特設ページでわかりやすく解説されています。

今日からできる:子なし夫婦の節約アクション3ステップ

数字を見てきたところで、「じゃあ何から始めればいいか」を具体的な手順でまとめておきます。わたしが実際にやった順番に近い形で整理しました。

STEP 1:今月の支出を費目別に書き出す(所要30分)

まずクレジットカードや銀行の明細を開いて、先月1ヶ月の支出を「食費・住居費・通信費・保険・サブスク・光熱費・娯楽・その他」に分類してみてください。紙でもスプレッドシートでも構いません。書き出すだけで、どこに使っているかが可視化されます。

わたしはGoogleスプレッドシートを自作して使っています。シンプルに費目と金額を並べるだけのものですが、数字で見ると一目瞭然なんですが、「自分たちはここに使いすぎている」が一発で見えてくるんです。

STEP 2:固定費を1つずつ見直す(所要1〜2時間)

STEP 1で書き出した固定費の中から、金額が大きいものを上から順に確認します。通信費・保険・サブスクの3つを見るだけで、たいていの世帯は何か「見直せるもの」が出てきます。

  • スマホ2台の月額合計が1万円を超えている → 格安SIMの比較を検討
  • 保険料が月3万円を超えている → 保険証券を出して保障内容を確認
  • サブスクが月5つ以上ある → 直近3ヶ月使っていないものを解約

STEP 3:目標貯蓄額を先に決めて、残りで生活する

「余ったら貯金する」ではなく、「先に貯蓄分を引いて、残りで生活する」仕組みを作ることが大事です。自動積み立て(自動振替)を設定してしまえば、あとは意識しなくても貯まる仕組みができます。

実はこれ、仕組みを作ってしまえばその後は意外と続きます。最初の設定が少し面倒なだけで、やってみて損はないです。

まとめ:子なし夫婦の生活費と節約、数字で整理するとこうなる

ここまで読んでいただいた内容を整理しておきます。

  • 子なし夫婦2人の生活費は住居費込みで月22〜30万円が現実的なレンジ
  • 膨らみやすいのは「外食・サブスク・保険料」の3つ
  • 節約効果が大きいのは固定費(通信費・保険・サブスク)で、1回の見直しで年間10〜30万円変わることもある
  • 食費は手取りの15%以内を目安に、ミールキット活用で外食を置き換えると効率的
  • 貯蓄率の目標は手取りの20〜25%。先取り貯蓄の仕組みを作るのが一番の近道

まず今日できることは、先月の支出を費目別に書き出すことです。30分で終わります。書き出すだけで「どこを見直すか」がはっきり見えてきます。ぜひそこから始めてみてください。

この記事を書いた人 節約ナオコ

節約ナオコ

2人の子どもを育てながら、週3日パートで働いています。家計をなんとかしようと試行錯誤してきた結果、ふるさと納税・格安SIM・ミールキットなど、実際に使ったものとやめたものの両方を正直にレビューするようになりました。きれいごとを書いても意味がないので、失敗談も包み隠さず書いています。同じように家計と向き合っている方の参考になれば嬉しいです。

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