フリーランスエージェント比較:実際に使った5社の話

フリーランスエージェントって、調べると山ほど出てきて、正直どれを選べばいいかわからないですよね。ぼくも独立前に同じ状態で、「とりあえず登録してみるか」を繰り返した経験があります。この記事では、実際に複数のエージェントを使ってみたぼくが、選び方のポイントと各社の特徴を比較してまとめてみます。

本記事の要約
・フリーランスエージェントは「職種」「希望単価」「リモート可否」で絞るのが最初の一歩 ・登録は1社ではなく2〜3社が基本。比較しながら使うのが正解 ・単価交渉をエージェントが代行してくれるかどうかが、エージェント選びの最重要ポイント ・初めて使うなら案件数が多い大手から始めるのが無難
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SIerからフリーランスPMへ転身。リモートワーク・転職・副業のリアルな話を体験ベースで発信しています。

フリーランスエージェントとは何か、まず整理します

「エージェントって具体的に何してくれるの?」という疑問、独立前のぼくも持っていました。ここをちゃんと理解しておくと、あとの比較が格段にわかりやすくなります。

フリーランスエージェントとは、フリーランスと企業の間に入って案件を仲介してくれるサービスのことです。求人サイトと違うのは、「担当者がついて、案件を一緒に探してくれる」点。単価交渉や契約まわりも代行してくれるところが多いです。

具体的にエージェントがやってくれることを整理すると、こんな感じです。

  • 希望条件をヒアリングして案件を提案してくれる
  • 企業との単価交渉を代わりにやってくれる
  • 契約書のチェックや事務手続きをサポートしてくれる
  • 稼働中のトラブル対応の窓口になってくれる

ぼくが最初に登録したとき、「単価交渉を自分でやらなくていい」というのがこんなにありがたいとは思っていませんでした。実際、最初の案件は担当者が「もう少し上げられると思います」と言ってくれて、提示額より月5万上がりました。あれは正直、ちょっとテンション上がりました。

エージェントと直接契約・クラウドソーシングの違い

「クラウドソーシングでいいんじゃ?」と思う方もいると思うので、ここも比較しておきます。使い分けを理解しておくと、どっちに登録すべきかが見えてきます。

正直、それぞれ向いているケースが違います。

ポイント
エージェント向き:月単価50万〜の継続案件を探したい、IT系・PM・エンジニア・デザイナー
クラウドソーシング向き:単発の小さな仕事・スキルの幅出し・副業スタート期
直接契約向き:すでに人脈があって、営業を自分でできる状態

ぼくの場合、独立1年目はエージェント経由で安定収入を作りながら、徐々に直接契約の比率を上げていきました。最初の足がかりとしてエージェントを使うのは、特にIT系のフリーランスには合理的な選択肢だと思います。

主要フリーランスエージェント5社を比較してみます

ここからが本題です。ぼくが実際に使った・話を聞いたエージェントを5社、特徴ごとに比較してみます。「どれが一番いい」ではなく「自分に合うのはどれか」という視点で読んでみてください。

レバテックフリーランス:IT系なら案件数で選ぶならここ

レバテックフリーランスは、IT系フリーランスエージェントの中で案件数が多いことで知られているサービスです。エンジニア・PM・デザイナーと職種の幅も広いです。

  • IT系の案件数が業界トップクラス
  • 週4日・リモートOKの案件も多め
  • 担当者のレスが比較的早い(ぼくの体感)
  • 単価交渉も積極的にやってくれた印象

ぼくが最初にメインで使ったのがここです。案件の提案スピードが早く、登録から1週間以内に面談が入りました。案件数が多い分、自分の希望条件を細かく伝えないと的外れな提案も来るので、最初のヒアリングをちゃんとやるのが大事です。

Midworks:正社員並みの保障を求めるフリーランス向け

Midworksの特徴は、フリーランスでも一定の保障が受けられる点です。「フリーランスになりたいけど、保険とかが不安」という方には刺さるサービスだと思います。

  • 給付金保障や各種保険のサポートがある
  • IT系・Web系に特化した案件が中心
  • 週5日稼働の案件が多め(副業より独立向け)
  • 案件単価は月60〜80万前後が中心帯

独立したばかりで「収入が安定するまでの保障」が欲しい、という段階の方には特に向いていると思います。保障の仕組みは他社にない強みで、これを目的に登録するのもアリです。

ITプロパートナーズ:週2〜3日の副業・複数掛け持ちをしたい人向け

ITプロパートナーズは、週2〜3日の短時間案件に強いエージェントです。「複数案件を掛け持ちしたい」「副業としてフリーランス案件を取りたい」という人にはかなり合っています。

  • 週2〜3日の案件が豊富で他社より多め
  • スタートアップ・ベンチャー系の案件が多い
  • 直接契約型が多く、中間マージンが少ない傾向
  • エンジニア・PM・デザイナー向けが中心

ぼく自身、今もここ経由で週3の案件を1本持っています。「週5フルで1社に入るより、複数掛け持ちでリスク分散したい」という自分のスタイルにはすごく合っていました。

PE-BANK:高単価・ベテランエンジニア向けの老舗

PE-BANKは歴史が長く、特にベテランエンジニア・高単価案件を求める人に向いているエージェントです。マージン(手数料)が公開されている点が特徴的です。

  • マージン率が公開されていて透明性が高い
  • 月単価100万超の高単価案件もある
  • キャリアが長いエンジニア・PMに向いている
  • 全国対応・地方案件も一定数あり

マージン率が見えないことへの不満を持っているフリーランスは多いので、この透明性は地味に大きいポイントです。単価が高めの案件にアクセスしたい、キャリア10年以上の方に特に向いています。

クラウドテック:幅広い職種・リモート案件を探したい人向け

クラウドテックは、IT系だけでなく、マーケターやライターなど幅広い職種の案件を扱っているエージェントです。リモートワーク可の案件に絞って探せる点が特徴です。

  • リモートOKの案件に特化したフィルターがある
  • エンジニア以外の職種(マーケター・デザイナー等)も対応
  • クラウドワークスグループ運営で信頼性がある
  • 案件の更新頻度が高め

完全リモートにこだわりたい方や、IT以外の職種でエージェントを探している方にはまず見てほしいサービスです。ぼく自身は主に比較検討で使った程度ですが、案件の質は悪くない印象でした。

5社を一覧で見比べてみます

各社の特徴を整理したところで、「自分にはどれが合うか」を判断しやすいように一覧でまとめます。これを見れば、登録候補を絞り込める気がします。

ポイント
◎ 案件数重視でIT系ならレバテックフリーランス
◎ 独立初期・保障が欲しいならMidworks
◎ 週2〜3日・複数掛け持ちならITプロパートナーズ
◎ 高単価・マージン透明性ならPE-BANK
◎ リモート特化・IT以外の職種ならクラウドテック

で、結論から言うと、1社だけ登録するのはもったいないです。2〜3社同時に登録して、提案内容・担当者の質・案件の量を比較しながら使うのが一番効率的だと思います。ぼく自身も独立時は3社に同時登録して、最終的にメイン2社に絞りました。

エージェント選びで失敗しないために見るべき4つのポイント

「とりあえず登録」で失敗するパターンを、ぼくは何度か経験しています。実際にやってみた話をします。事前に確認しておくべきポイントを整理しておきます。

① マージン率(手数料)を確認する

マージン率とは、企業がエージェントに払うお金のうち、エージェントが取る手数料の割合のことです。非公開のエージェントが多いですが、「マージンはどのくらいですか?」と直接聞いてみるのはアリです。

一般的には10〜30%程度と言われていますが、「公開している」という事実自体がエージェントの誠実さの指標になる気がします。

② 担当者との相性を早めに見極める

これ、意外と大事で、担当者の質がエージェント全体の満足度を決めると言っても過言ではないです。最初のヒアリングのときに「どんな案件が多いですか?」「単価交渉はどのくらい動いてもらえますか?」を聞いてみると、担当者の積極性がわかります。

レスが遅い・提案が的外れ・質問を流される、という担当者は早めに変更を申し出た方がいいです。担当者変更はどのエージェントでも対応してくれるので、遠慮しなくて大丈夫です。

③ 案件の「実態」を確認する(非公開案件に注目)

サイト上に掲載されている案件数だけ見ていると判断を誤ることがあります。実際は「非公開案件」にいい案件が眠っていることが多く、エージェントに「非公開でおすすめの案件はありますか?」と聞いてみることをおすすめします。

ぼくが受注した一番単価の高い案件は、非公開案件の紹介でした。あの月、初めて月50万を超えて、妻と2人でコンビニのスパークリングワインで乾杯しました。あの夜は一生忘れないです。非公開案件を積極的に紹介してくれるかどうかは、担当者への信頼感で変わる気がします。

④ 稼働条件(週4・リモート可否)を最初に細かく伝える

「週5フルで入れます」と言っておけば案件数は増えますが、後で「やっぱり週4にしたい」となると調整が手間になります。最初のヒアリングで、稼働日数・リモート可否・常駐NGかどうかを正直に伝えておくと、後でのミスマッチが減ります。

注意
稼働条件を「とりあえず週5OK」と伝えておくと、週5前提の案件しか来なくなることがあります。最初のヒアリングで「理想は週4・リモートメインです」と具体的に伝えておくのをおすすめします。

よくある質問:エージェント登録前に気になること

登録前に「これ大丈夫なの?」と思うことは意外と多いです。ぼくが実際に気になって調べたことをまとめてみます。

Q. 登録しただけで費用はかかりますか?

基本的にどのエージェントも登録・利用は無料です。エージェントは企業側からマージンを取るビジネスモデルなので、フリーランス側に費用はかかりません。

Q. 複数のエージェントに同時登録してもいいですか?

問題ないです。というか推奨します。同じ案件が複数エージェントに出ているとき、単価提示が違うことがあります。2〜3社で比較することで、より有利な条件を選べます。ぼくは最大4社同時に使っていた時期があります。

Q. 会社員でも登録できますか?(副業目的)

エージェントによっては副業・会社員の登録を受け付けているところもありますが、ITプロパートナーズクラウドテックは副業・複業向けの案件が多く、副業目的なら特に向いています。ただし、会社の副業規定は事前に確認を。

Q. 経験が浅くても登録できますか?

正直、フリーランスエージェントの案件はある程度のキャリアを前提にしているものが多いです。エンジニアなら実務経験3年以上が一つの目安。それ以下だと紹介できる案件が少なくなってしまうことをあらかじめ理解しておいた方がいいと思います。

スキル・経験が浅めの方は、まずクラウドワークスランサーズで実績を積んでから、フリーランスエージェントに登録するという順番が現実的です。

まとめ:自分に合うエージェントを2〜3社試すのが一番の近道

最後に、この記事で伝えたかったことを整理します。

  • フリーランスエージェントは「案件仲介+単価交渉代行」をしてくれるサービス。使わないのはもったいない
  • IT系・案件数重視なら「レバテックフリーランス」が最初の選択肢になりやすい
  • 独立初期・保障が不安なら「Midworks」、週2〜3日の掛け持ちなら「ITプロパートナーズ」が向いている
  • 1社だけに絞らず、2〜3社に同時登録して比較するのが正解
  • 担当者との相性・マージン率・非公開案件の有無を最初に確認するのが失敗を減らすコツ

で、正直「どれが一番いいですか?」には答えられないです。自分の職種・希望単価・稼働条件によって合うエージェントは変わります。だからこそ、まず2社に登録してみて、担当者の対応を比べてみるのが一番早いです。登録自体は無料で10〜15分あればできるので、迷っているなら動いてみた方がいいと思います。

この記事を書いた人 タケPM

タケPM

新卒でSIerに入社後、Web系企業への転職を経て、現在はフリーランスのプロジェクトマネージャーとして複数の案件を掛け持ちしています。リモートワーク歴は5年以上。転職・フリーランス転向・リモートワークと、自分が経験してきたことをそのまま書いています。きれいに整理された情報より、泥臭いリアルを優先して発信するのがモットーです。

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