「離婚歴って、正直に書いた方がいいの?それとも隠せるなら隠したほうがいい?」——マッチングアプリを始めようとしたとき、僕が最初にぶつかった壁がまさにこれでした。離婚経験のある50代男性にとって、プロフィールの「婚姻歴」欄はほんとうに悩みどころですよね。この記事では、実際にアプリを使ってみた僕の経験をもとに、離婚歴の書き方・伝え方・注意点をまとめています。読み終わったあとには「どう書けばいいか」が具体的にイメージできるはずです。
・マッチングアプリでの離婚歴は「隠す」より「正直に書く」が正解
・書き方次第でネガティブ印象をおさえられる
・アプリによって設定項目や見られ方が違う
・マリッシュなど再婚・シングル向けアプリなら離婚歴はむしろ強みになる
・例文あり:一言添えるだけで印象が大きく変わる
そもそも「離婚歴」はマッチングアプリで設定できるの?
まずここを確認しておきましょう。アプリによって「婚姻歴」の扱いが微妙に異なるので、使う前に知っておくと安心です。
ほとんどの主要マッチングアプリでは、プロフィールの基本情報欄に「婚姻歴(結婚歴)」の選択項目があります。一般的に選べる選択肢はこんな感じです。
- 未婚
- 離別(離婚経験あり)
- 死別
- 回答しない
Pairs・Omiai・ゼクシィ縁結びといった婚活系のアプリでは、この項目が相手の検索フィルターにも使われていることがあります。つまり、「離別」を選ぶかどうかが、あなたを検索に引っかかるかどうかに影響する場合があるということです。
一方、マリッシュは再婚・シングルに特化したアプリなので、離婚歴があることが前提の設計になっています。「離別」を選んでも検索で不利になるどころか、ユーザー層と自然にマッチします。
離婚歴は隠せる?隠した場合のリスクを正直に話します
「そもそも黙っておけばバレないんじゃ…」と思いますよね。僕も最初そう考えました。でも、少し使ってみてわかったことがあります。
結論から言うと、隠すことは技術的には可能ですが、リスクが大きすぎるのでやめた方がいいです。理由は3つあります。
① 婚活目的の相手には「誠実さ」が最重要評価ポイント
マッチングアプリで出会いを求めている女性、特に再婚・真剣交際を考えている方は、相手の「誠実さ」をものすごく重視しています。プロフィールで嘘をついていたとわかった瞬間、それまで積み上げてきた信頼が全部崩れます。「離婚歴があること」よりも「隠していたこと」の方がずっと嫌われます。
② 実際に会えば話題になる
50代で「未婚」と書いていると、リアルで会ったときに「なんで今まで結婚しなかったの?」という流れになります。そこで「実は一度…」と話すと、「なんでプロフィールに書かなかったの?」という話になる。最初に隠したことが、後でより大きな問題になるんです。
③ アプリの規約違反になる場合がある
OmiaiやPairsなどは「虚偽のプロフィール登録」を規約で禁止しています。発覚すればアカウント停止もありえます。50代でまたゼロからアカウントを作り直すのは正直しんどいので、最初から正直に書いておく方が何倍も楽です。
離婚歴の「書き方」次第で印象はこんなに変わる
ここが一番大事なところです。「離婚歴あり」という事実は変えられないけど、どう書くかで受け取られ方は全然違う。プロフィールの選択肢を「離別」にするだけでなく、自己紹介文にひとこと添えるかどうかで印象がガラッと変わります。
悪い例:何も書かない or 重く書きすぎる
選択肢で「離別」を選んでおきながら、自己紹介文には一切触れないパターン。相手は「なんで書かないんだろう、触れてほしくないのかな…」と少し不安になります。また逆に、
→ 重すぎる・恨みが滲み出ている・重荷感がある
こういう書き方は逆効果です。元パートナーの悪口・重い感情・自己憐憫は、最初のプロフィールには絶対に書かないこと。
良い例:事実+前向きなひとこと
シンプルに事実を認めつつ、今の自分の姿勢を伝える書き方が一番自然です。以下にいくつか例文を出しますね。
【例文①:さらっと触れるタイプ】
「一度結婚を経験しています。今は穏やかに、対等に話せるパートナーを探しています。」
【例文②:少し掘り下げるタイプ】
「離婚経験があります。うまくいかなかった原因は自分にもあったと思っています。反省を活かして、次はもっと丁寧に関係を築きたいです。」
【例文③:子供がいる場合】
「子供が一人います(現在は元妻が養育)。子供のことも含めて、正直にお話しできる方と出会えたらと思っています。」
共通しているのは「責任転嫁していない」「暗くなりすぎていない」「次に向かっている姿勢が伝わる」という3点です。プロフィールは「過去の説明文」ではなく「今の自分の紹介文」だと思って書くと、自然とトーンが整ってきます。
子供がいる場合:「子持ち離婚歴」の書き方は別で考える
離婚歴だけでなく「子供がいる」場合は、もう少し情報を整理して書く必要があります。これも隠すと後で必ずもめるので、最初から書いておきましょう。
書いておくべき情報はこの3点です。
- 子供の人数と大まかな年齢(「高校生が一人います」など)
- 同居しているかどうか(「現在は離れて暮らしています」など)
- 子供について話せる雰囲気があることを示す一言(「子供の話もオープンにできる方が嬉しいです」など)
細かい事情(養育費・面会頻度など)はプロフィールに書く必要はありません。「ある程度の関係性になってから話す」で十分。プロフィールでは「隠していない」ことを示すだけで◎。
アプリ別:離婚歴への「反応の違い」を知っておこう
どのアプリを使うかによって、離婚歴に対する相手のリアクションは変わります。僕が使ってみた感触をもとに、参考程度にまとめておきます。
マリッシュ:離婚歴はむしろ「普通」
再婚・シングル向けに特化したアプリなので、ユーザーの多くが離婚経験者や子持ち。「離別」を選んでいることへのマイナス反応がほぼありません。50代の再婚活をしているなら、まずマリッシュから始めるのが心理的ハードルが低くておすすめです。
ゼクシィ縁結び・Omiai:真剣婚活層が多い分、慎重
婚活目的のユーザーが多く、プロフィールをしっかり読む人が多い印象。離婚歴があること自体は許容している人も多いですが、「なぜ離婚したか」「今どう考えているか」を自己紹介文で丁寧に伝えることが大切です。書き方の質が問われるアプリと言えます。
Pairs・with:若い層も多いので年齢+離婚歴のダブルハードルを意識
ユーザー層が幅広く、20〜30代も多く使っているアプリです。50代の離婚歴ありという条件は、相手によってはハードルが高く感じられることもあります。「同世代〜10歳差まで」で検索対象を絞って、現実的なマッチングを狙う方が消耗しにくいです。
ここで少し恥ずかしい話をします【実体験】
プロフィールの「婚姻歴」欄を「離別」に設定したすぐ後のことです。勢いよく自己紹介文を書き直して、「離婚経験があります。次こそ穏やかな関係を築きたいです。」と書いた。我ながらいい感じだと思って保存したんですが……なぜか1週間、いいねが1件も来ませんでした。
「離婚歴を書いたせいか…?」と落ち込んでいたら、友人に「プロフィール写真が暗いんじゃないか」と言われて確認したら、たしかに暗い部屋で撮った、顔がほぼ影になった写真が設定されたままでした。離婚歴より先に写真の問題だったというオチです。文章の前に写真を見直すこと、これ鉄則です(自戒を込めて)。
よくある不安に答えます:離婚歴Q&A
Q. 「回答しない」という選択肢を選んでもいい?
技術的には選べます。ただし「回答しない=何か隠してる?」と思われるリスクがあります。特に婚活目的のアプリでは「正直に書いている人」と比べてやや不利です。真剣な出会いを求めるなら、正直に「離別」を選ぶ方が長期的に得です。
Q. 離婚の理由まで書くべき?
プロフィール段階では不要です。理由を書きたくなる気持ちはわかりますが、最初から詳細を書くと「重い」「言い訳っぽい」と受け取られることがあります。聞かれたときに正直に話せばOK。プロフィールでは「事実+前向きな姿勢」だけで十分です。
Q. 相手も離婚歴ありの人の方が話しやすい?
これは人によります。同じ経験があるから話しやすい面もありますが、「傷のなめ合い」にならないよう注意も必要。「離婚歴がある人同士だから安心」より「誠実に向き合える人かどうか」で判断するのが大事です。
まとめ:離婚歴は「正直に・でも重くなりすぎず」が正解
最後に今回の内容を整理します。
- 離婚歴はマッチングアプリで「隠せる」が、隠すリスクの方が大きい
- 「離別」を選択肢で選んだうえで、自己紹介文にひとこと添えるのがベスト
- 書き方のポイントは「責任転嫁しない・重くなりすぎない・前向きな姿勢を見せる」
- 子供がいる場合は、人数と同居の有無だけ簡潔に書いておく
- マリッシュなど再婚向けアプリなら、離婚歴はむしろ自然なスタートラインになる
50代で離婚歴があることを「ハンデ」に感じている気持ち、僕もよくわかります。でも、マッチングアプリを使ってみて気づいたのは、「何があったか」よりも「今の自分がどんな人か」の方が相手には伝わるということ。プロフィールは過去の弁明書じゃなくて、今の自分の紹介状です。
まずは「離別」にチェックを入れることから始めてみてください。それだけで、ちゃんと向き合ってくれる人とのマッチングに一歩近づきます。再婚・シングル向けのマリッシュでプロフィールを試し書きしてみるのが、50代の離婚歴ありの方には特におすすめですよ。

