マッチングアプリを複数並行して使いたいけど、「どのアプリで誰と話していたか混乱しそう」「管理できる自信がない」と感じていませんか。この記事では、実際に複数アプリを2年以上かけて使い続けたぼくの体験をもとに、混乱しない並行管理の方法を具体的にお伝えします。
・ノートやメモアプリで相手の情報を一元管理するのが最大のコツ
・アプリごとに「役割」を決めておくと使い分けが楽になる
・50代でも2〜3本の並行運用は十分に現実的
・無理に増やすより、自分が丁寧に返せる本数に絞るのが正解
ヒロじじ
50代バツイチ。マッチングアプリで懲りずに出会いを探し続けるおじさんが、リアルな体験をそのまま書きます。
複数アプリ並行って、そもそもやっていいの?
この章では、複数のマッチングアプリを同時に使うことの基本的な考え方を整理します。「なんとなく後ろめたい気がする」という方は、まずここを読んでください。
正直に言います。ぼくが複数アプリの並行運用を始めたのは、アプリを始めて8ヶ月目のことでした。それまでは1本に絞ってやっていたんですが、マッチ数が月に2〜3件しかなくて、「これは母数が少なすぎる」と気づいたんですよね。
まず大前提として、複数のマッチングアプリを同時に使うこと自体はルール違反でも何でもありません。各アプリの利用規約にも「他のアプリを使ってはいけない」などという記載はありませんし、多くのユーザーが実際に複数登録して使い分けています。
ただ「なんとなく不誠実な気がする」という感覚を持つ方もいると思います。同世代の方は共感してもらえると思うんですが、ぼくも最初はそう感じていました。でも考えてみれば、婚活パーティーに出て複数の人と名刺交換することと本質的には変わらないんですよね。まだ付き合っているわけでも、交際を約束しているわけでもない段階での「出会い探し」ですから、複数を並行すること自体は何ら問題ありません。
ぼくが複数並行で大失敗した話
管理術を語る前に、失敗談をひとつ。「同じことをやらないために」読んでもらえると助かります。
恥ずかしい話ですが、最初に3本のアプリを同時に使い始めたとき、ぼくはとんでもないミスをやらかしました。
Aさんへ送るつもりだったメッセージを、Bさんに送ってしまったんです。しかも内容が「この前おっしゃっていた京都のお話、とても印象に残っています」というもの。Bさんは神奈川出身で、京都の話など一度もしていませんでした。
当然、Bさんからは「京都の話なんてしましたっけ?」という返信が来て、ぼくは頭が真っ白になりました。とっさに「別の方との会話と混乱してしまい、大変失礼しました」と謝りましたが、その後のやりとりはどこかぎこちなくなって、結局フェードアウトしてしまいました。
これ、笑えない話なんですけど、実はこのタイプのミスは複数並行をしている人には「あるある」らしいんですよね。が、そこから気づいたことがあります。問題はアプリを複数使うことではなく、「管理の仕組みを作っていなかった」ことだったんです。
混乱しない5つの管理方法【実践術】
ここが記事の核心です。ぼくが試行錯誤の末にたどり着いた、複数アプリの並行管理を成立させるための具体的な方法を5つ紹介します。
① 「相手ノート」を必ず作る
これが全ての基本です。ぼくは100円ショップで買ったA6サイズのメモ帳を「相手ノート」として使っています。デジタルが得意な方はスマートフォンのメモアプリでも構いません。
記録する内容はシンプルです。
- ニックネーム(本名がわかれば本名)
- どのアプリで知り合ったか
- 年齢・居住地・職業(話題に出てきたもの)
- 話題になったこと・好きなもの・趣味
- 直近の話題(次に連絡するときの糸口)
- 最後にメッセージした日付
たったこれだけです。メッセージを返す前に必ずこのノートを見直す習慣をつけると、「誰に何を話したか」の混乱がほぼゼロになります。ぼくは返信する前に必ずノートを開く、というルールを自分に課しています。
② アプリごとに「役割」を決める
複数のアプリを使うとき、全部に同じ気持ちで臨もうとするとエネルギーが分散して疲弊します。それぞれのアプリに「役割」を設定しておくと、気持ちの切り替えがしやすくなります。
ぼくの場合の使い分けを参考として紹介します。
「全部に全力」は必ず燃え尽きます。メインとサブをはっきり分けておくことが、長続きさせる秘訣です。
③ チェックする時間帯を固定する
複数アプリを使うと、気になって何度もスマートフォンを開いてしまい、それだけで1日が終わるなんてことになりがちです。ぼく自身、始めた頃は通知が来るたびに確認していて、集中力がまったく持続しませんでした。
今は「アプリを開く時間帯」を決めて、それ以外の時間は通知オフにしています。ぼくの場合は朝の通勤時間(20分)と夜9時以降の1時間が「アプリタイム」です。
時間を固定すると、返信のリズムも生まれます。相手から見ても「だいたいこの時間帯に返ってくる人」という印象になり、関係性が安定しやすいんですよね。
④ 「返信中」「様子見」「優先」でステータス分けする
複数のアプリで複数の相手とやりとりしていると、「今誰とどんな状態か」が見えなくなってきます。そこで使えるのがステータス管理です。
先ほどの相手ノートの中に、以下の3つのステータスをつけるようにしています。
- 【優先】:やりとりが盛り上がっている・会う方向で話が進んでいる相手
- 【返信中】:普通にやりとりが続いている相手
- 【様子見】:最後のメッセージから数日経っている・温度感が下がっている相手
このステータスをノートに書いておくだけで、「今日はどの人に返信を集中するか」の優先順位が一目でわかります。エネルギーの使い方に無駄がなくなるのが地味に大きいです。
⑤ 「管理できる本数」を正直に決める
正直に言います。ぼくは一時期4本のアプリを同時に使っていましたが、完全に管理が破綻しました。相手ノートを書く量も増えて、返信が追いつかなくて、結果として全部の関係がぎこちなくなりました。
アプリは「多ければ多いほどいい」ものではありません。自分が1人ひとりに丁寧に向き合える本数が「正解の本数」です。ぼくの場合は今は2〜3本が限界値です。50代で仕事も続けながら、丁寧なメッセージをやりとりするには、それくらいが現実的だと感じています。
50代が複数並行するならこの2〜3本という組み合わせ
どのアプリを選ぶかで、複数並行の効率は大きく変わります。50代男性のぼくが実際に使って「この組み合わせが動きやすかった」と感じたパターンを紹介します。
2本運用におすすめの組み合わせ
最初の並行運用は2本からが無難です。ぼくが最もしっくりきた組み合わせはマリッシュ+Pairsです。
マリッシュはバツイチ・シニア層に理解のある会員が多く、50代男性でもマッチが取りやすいのが特徴です。再婚・婚活寄りのユーザーが集まっているので、真剣なやりとりにつながりやすいんですよね。Pairsは会員数が圧倒的に多いので「母数を確保する枠」として使います。Pairsは40代・50代男性には競争が厳しい面もありますが、とにかく相手の絶対数が多いのは事実です。
3本運用にステップアップするなら
2本の管理に慣れてきたら、3本目としてOmiaiを加えるのがぼくの今のスタイルです。
Omiaiは「真剣な出会い重視」のイメージが強く、ユーザーの年齢層もある程度幅があります。マリッシュほど50代に特化していませんが、落ち着いた雰囲気のやりとりが多く、中堅どころとして安定感があります。焦って4本5本と増やすより、3本をしっかり回す方が断然良い結果につながると感じています。
①マリッシュ:50代男性にいちばん推せる
②Pairs:会員数最大級だが50代には競争が厳しい
③Omiai:真剣度高め・中堅として安定感あり
④with:20〜30代中心で正直50代には厳しかった
複数並行で陥りやすい失敗パターン3選
管理術を知った上で、「やってしまいがちな失敗」も把握しておきましょう。ここを知っているかどうかで、同じミスを繰り返す確率が全然変わってきます。
失敗①:コピペメッセージを使い回す
これは本当によくやりがちです。複数の人にいいねを送るとき、最初のメッセージをコピーして使い回す人は少なくありません。ぼくも最初の頃はやっていました。
コピペは相手に必ずバレます。受け取った側は「これ、みんなに同じこと送ってるんだな」とすぐに感じます。マッチングアプリの女性ユーザーは、ぼくたち男性よりもはるかに多くのメッセージを受け取っていますから、コピペ文体の見分け方は慣れています。最初のメッセージだけは、必ず相手のプロフィールを読んで1文でいいので触れる内容を入れましょう。
失敗②:全員に全力で返信しようとする
「せっかくマッチしたんだから、全員に丁寧に返さなければ」という気持ちはわかります。ぼくもそうでした。でも10人と同時にやりとりしながら全員に毎日丁寧な長文を送ろうとすると、1週間もたたないうちに疲弊して全部やめたくなります。
返信の濃度は「優先度」に応じて変えていいのです。感触のいい相手には丁寧に、様子見の相手には短めに。それは失礼なことではなく、限られたエネルギーを賢く使うことだと、今のぼくは思っています。
失敗③:課金の管理を忘れる
地味に見落としがちなのがコスト管理です。マッチングアプリは月額制のものが多く、複数加入すると月に1万円以上の出費になることもあります。気づかないうちにほとんど使っていないアプリに課金し続けている、なんてことも起きます。
少なくとも月に一度は「使っているか・成果が出ているか」を振り返って、必要なければ解約する習慣をつけましょう。お金の面でも「管理」は必要です。
複数並行をやってみて、正直どうだったか
最後に少し個人的な話を。管理術の話ばかりしてきましたが、複数並行を経験して「気持ちの面」でどう変わったかも書いておきたいと思います。
1本だけ使っていた頃は、1件マッチが取れるかどうかに全神経を集中していました。マッチが取れなかった週は「自分はダメだ」と落ち込む。メッセージが続かなくなると「また失敗した」と引きずる。精神的に不安定でした。
複数を並行するようになってから、1つの結果に対して過度に落ち込まなくなりました。あるアプリで誰かとのやりとりが途切れても、別のアプリでは別の誰かと話が続いている。その状態が精神的な安定につながるんですよね。
同世代の方は共感してもらえると思うんですが、50代の男性がマッチングアプリをやるというのは、それなりの勇気とエネルギーがいります。だからこそ、一度の失敗で全部やめてしまうのはもったいない。複数を並行することで「出会いの場を分散させる」のは、気持ちの面でもとても合理的な選択だと、今では思っています。
まとめ:複数並行は「仕組み」があれば必ず管理できる
ここまで読んでくださってありがとうございます。最後に要点をまとめます。
- 複数アプリの並行運用はルール違反でも不誠実でもない。出会いの母数を増やす合理的な戦略
- 「相手ノート」を作って相手の情報を手動で記録するのが混乱防止の最大の手段
- アプリごとに「役割(メイン・サブ)」を決めると気持ちの切り替えがしやすくなる
- チェック時間を固定して通知を切る習慣が、疲弊せずに続けられる秘訣
- 管理できる本数は人によって違う。無理に増やさず、自分が丁寧に向き合える本数に絞る
「複数並行って大変そう」と思っていた方も、仕組みさえ作れば意外と回せるものです。まずは今使っているアプリに加えて1本だけ追加してみて、相手ノートを作ることから始めてみてください。最初の一歩が踏み出せれば、あとは慣れていきます。50代でもまだまだ出会いの可能性は十分にあると、ぼくは本気で思っています。

