水道代の節約方法、実際に月いくら減った?

水道代って、なんとなく毎月払ってるけど「これって減らせるの?」と思いつつ、後回しにしてきた費用のひとつじゃないでしょうか。わたしもそうでした。電気代や通信費はちゃんと見直してきたのに、水道代は手をつけていなかったんです。でも実際に意識して動いてみたら、4人家族で月1,200〜1,500円ほどコンスタントに減ったんですよね。年間に直すと15,000円前後の差です。この記事では、わたしが実際にやった方法を手順ごとにお伝えします。

本記事の要約
・水道代の節約は「どこで使っているか」を把握するところから始めると効果が出やすいです
・4人家族(わが家)の場合、複数の節約を組み合わせて月1,200〜1,500円削減
・特に効果が高かったのはシャワー時間の短縮とトイレのレバー使い分け
・節水グッズの導入は初期コストが少ないわりに効果が持続するのでおすすめ
・まずは2ヶ月分の請求書を並べて「いくら払っているか」を確認するところから
節約ナオコ
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節約ナオコ

2児の母・週3パート勤務。実際に試した節約術だけを正直レビュー。きれいごとなしの主婦目線でお届けします。

まず「うちの水道代、高いの?」を確認する

節約を始める前に、自分の家の水道代が平均と比べてどうなのかを把握しておくと動きやすくなります。ここを確認せずに動くと、効果があったのかどうかもわかりにくいんですよね。

わたしがまず参照したのは、総務省統計局の家計調査です。2023年のデータによると、2人以上の世帯の水道・下水道料金の月平均は2,000〜2,400円前後(2ヶ月に1回請求のケースが多いので、月換算した数字)とされています。4人家族になるともう少し増えて、3,000〜4,000円台になる家庭が多いです。

わが家(夫・わたし・中1の長女・小4の長男)の場合、節約に取り組む前は2ヶ月で9,200円前後かかっていました。月換算だと4,600円です。「高いな」とは薄々思っていたんですが、数字で見ると一目瞭然なんですが、平均よりも確かに上振れしていました。

水道代の請求は多くの地域で2ヶ月に1回です。請求書に書いてある金額を2で割ると「月あたりの水道代」が出ます。わたしは1年分(6回分)の請求書を引っ張り出してスプレッドシートに入力して、月ごとの平均を出しました。夏と冬で使用量が変わるので、年平均を出しておくと節約効果の比較に使いやすいです。

水道代はどこで使われているのか、内訳を知る

「水を減らす」といっても、どの行動が一番水を使っているかを知らないと、効果の薄い場所ばかりを頑張ってしまいます。実はここを知るだけで、どこに集中すればいいかがはっきり見えてきます。

一般的な家庭での水の用途別使用割合は、だいたいこんな感じです。

  • お風呂(浴槽+シャワー):約40%
  • トイレ:約20〜25%
  • 炊事(台所):約15〜20%
  • 洗濯:約10〜15%
  • 洗面・その他:約5〜10%

数字で見ると一目瞭然なんですが、お風呂とトイレで全体の60〜65%を占めています。つまり、この2ヶ所に集中して手を打つだけで、節約の効果が出やすいということです。わたしが実際に取り組んだのもこの順番でした。

お風呂まわりで試したこと【実際の削減額あり】

水道代の節約で一番インパクトが大きかったのが、このお風呂まわりでした。面倒な設備交換なしにできることが多くて、取り組みやすかったです。

① シャワー時間を1人あたり2分短縮する

シャワーは1分間に約10〜12リットルの水を使います。4人家族でそれぞれが1日1回シャワーを使うとして、1人あたり2分短縮するだけで1日80リットルほど節水できる計算になります。

わたしがやったのは、お風呂場にダイソーで買った防水タイマーを置くことでした。子どもたちに「タイマーが鳴ったらシャワー止めてね」と伝えただけです。最初は「えー」って言ってたんですが、2週間もすると慣れてくれました。

この1つだけで、月に換算すると約400〜500円の削減効果がありました。水道料金は使用量に応じた「逓増制」(使えば使うほど単価が上がる仕組み)が多いので、使用量が減ると思ったより単価も下がって効果が出やすいです。

② 節水シャワーヘッドに替える

実はこれ、やろうやろうと思って1年ほど後回しにしていたんですが、取り付けは工具なし・5分で終わりました。拍子抜けするくらい簡単でした。

一般的なシャワーヘッドの流量は毎分10〜12リットルですが、節水タイプは毎分6〜8リットル程度に抑えられます。水圧を上げて細かいミスト状にすることで、体感的な温かさや洗い心地はほとんど変わらないまま水量だけ減らせるものが多いです。

わが家が使っているのはTAKAGIという国内メーカーのシャワーヘッドです。流量を最大42%カットできるとあって、シャワー時間の削減と組み合わせると効果がダブルで出ました。

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シャワーヘッド本体の価格は2,000〜5,000円台のものが多いですが、月に300〜400円の節約効果があれば、半年〜1年で元が取れる計算になります。

③ 湯船の水量を少し減らす

毎日湯船に浸かる家庭なら、お湯の量を少し減らすだけでも効果があります。160リットル入れていたのを140リットルにするだけで、1回あたり20リットルの節約です。1ヶ月30回なら600リットル分です。

わが家は子どもと一緒に入るので全員シャワーだけにするのは難しいんですが、「お湯の量は少し少なめ」を意識するようになりました。浴槽に「ここまで」というテープで目印をつけている家もあるそうですが、わたしは目印なしで感覚でやっています。

トイレで試したこと【意外に効いた方法】

トイレは「仕方ない」と思いがちですが、実はちょっとした意識の差で節水できます。設備を替えなくてもできることがあったので、紹介します。

「大」と「小」のレバーを使い分ける

トイレのレバーには「大」と「小」があるのは知っていても、面倒でいつも「大」だけ使っていた…という方は多いと思います。わたしもそうでした。

「大」は1回あたり6〜8リットル、「小」は4〜6リットル程度の水を使います。1回あたり2リットルの差でも、4人家族で1日10〜15回使うとすれば、1ヶ月で600〜900リットルの差が出てきます。

これだけで月100〜200円程度の削減効果がありました。数字だけ見ると小さく見えるかもしれませんが、何もしないよりはずっとましです。

節水タンクグッズを使う(古いトイレの場合)

2000年代以降に製造された節水型トイレなら、すでに水量は最適化されています。ただ、築年数の古い賃貸や実家のトイレは旧式のものが多く、1回の洗浄に10リットル以上使うものもあります。

そういうトイレには、タンク内に水を満たしたペットボトルや専用の節水グッズを入れることで、1回あたりの使用水量を減らせます。ただしこれは、古いトイレで流れが不十分にならないか確認しながら試すのが安全です。

注意
タンクへのペットボトル設置は、水が少なすぎて詰まりやすくなる場合があります。賃貸の場合は管理会社への確認が必要なケースもあるので、注意してください。設備を替えるより、まずはレバーの使い分けから始めるのが安全です。

台所・洗面まわりで試したこと

お風呂やトイレに比べると使用割合は低いですが、ちょっとした行動の変化で節水できるポイントがあります。台所は毎日使う場所なので、習慣になればじわじわと効いてきます。

食器洗いは「ためすすぎ」を活用する

食器を洗うとき、水を流しっぱなしにするとその間ずっと水が使われます。洗剤で洗った食器をいったんシンクに置いておき、まとめてすすぐ「ためすすぎ」の方法にするだけで、水の使用量が大きく変わります。

わたしは以前、食器を洗いながら水を出しっぱなしにしていました。これを意識して「すすぐときだけ水を出す」に変えたところ、体感では使用量が半分近く変わった気がしています。

歯磨き中は水を止める

歯磨き中に水を流しっぱなしにすると、2〜3分で約12〜18リットルの水が流れています。家族4人が1日2回磨くなら、1ヶ月で単純計算2,880〜4,320リットルになります。

コップに少量の水を用意してうがいに使う習慣にするだけで、かなりの節水になります。うちの子どもたちにも伝えて、家族全員で取り組んでいます。

わが家の「節約前後」を数字で見る

ここまで紹介してきた方法を組み合わせて、わが家の水道代がどう変わったかをまとめます。数字で見ると一目瞭然なんですが、変化はこんな感じでした。

ポイント
【わが家(4人家族)の水道代の変化】

取り組み前(2ヶ月分):約9,200円 → 月換算 約4,600円
取り組み後(2ヶ月分):約6,800円 → 月換算 約3,400円

月あたりの差:約1,200円
年間換算:約14,400円の削減

やったこと:シャワー時間短縮・節水シャワーヘッドへの交換・トイレのレバー使い分け・歯磨き中の節水・食器洗いの方法変更

「月1,200円か、大したことないな」と思うかもしれません。正直、わたしも最初はそう感じました。でも、年間で15,000円近くになると考えると話が変わってきます。これが10年続けば15万円です。しかも、電気代やガス代の節約と組み合わせれば、光熱費全体でかなりの金額になります。

わが家では同時期に電気代とガス代も見直していて、合計すると月の光熱費が3,000円近く下がりました。それを年間に直すと36,000円です。子どもたちの習い事代に充てられるくらいの金額になるんですよね。

節水グッズは「費用対効果」で選ぶといい

節水グッズは種類が多くて迷いやすいですが、「初期コスト÷月の削減額」で元が取れる月数を計算すると判断しやすくなります。やってみて損はないです。

わたしが実際に使って効果を感じたものを整理すると、こんな感じです。

  • 節水シャワーヘッド(2,000〜5,000円):月300〜400円削減 → 6〜14ヶ月で元が取れる
  • キッチン用節水コマ・整流キャップ(500〜1,500円):月50〜100円削減 → 実感しにくいが低コスト
  • お風呂用タイマー(100〜300円):行動が変わることで月300〜500円削減 → 即効性あり

節水グッズの中でも、シャワーヘッドの交換がコスパ最強だと感じています。一度付け替えれば毎日自動的に節水できるので、意識し続ける必要がないのがいいです。

節水用のシャワーヘッドはTAKAGIのほか、三栄水栓(SANEI)やLIXILなどのメーカーからも出ています。取り付け口の規格(G1/2が多い)を確認してから選ぶと安心です。

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「やっても変わらない」と感じたときに確認すること

節水を意識し始めても「請求額が変わらない」と感じる場合があります。焦る必要はないですが、いくつか確認しておくとよいポイントがあります。

  • 水道代の請求は2ヶ月に1回のため、節約を始めて最初に変化が出るのは2〜3ヶ月後になることが多い
  • 夏場は庭への散水・プールなどで使用量が増える季節なので、比較するなら同じ季節どうしで見る
  • 水漏れが起きていないかチェックする(夜中にメーターが動いていないか確認できる)
  • 節水を頑張っている一方で、家族の誰かが以前より多く使っている場合もある

実はこれ、わたしも最初の2ヶ月は「変わってないかも?」と思って少し不安になりました。でも3ヶ月目の請求書を見たときに、ちゃんと数字が下がっていたんです。水道代の節約は即効性より「続けることで積み上がる」タイプだと思って取り組むと、気持ちが楽になります。

ポイント
水道メーターは夜中(使っていない時間帯)に確認すると水漏れのチェックができます。30分経ってもメーターが動いていれば、どこかで漏れている可能性があるので水道局や管理会社に相談してみてください。

まとめ:まず今週中に1つだけやってみる

水道代の節約は、大がかりな設備交換なしでも月1,000円以上の削減ができます。わが家の実績として月1,200円・年間約14,400円は確かに出ていますし、取り組み自体はどれも難しいものではありませんでした。

  • まず今の水道代(月換算)を2ヶ月分の請求書で確認する
  • お風呂・トイレで全体の60%以上が使われているので、この2ヶ所を優先する
  • シャワー時間の短縮とトイレのレバー使い分けはタダでできる節水策
  • 節水シャワーヘッドは3,000〜5,000円の初期費用で、半年〜1年で元が取れる
  • 効果の確認は2〜3ヶ月後・同じ季節どうしで比べると正確に見える

全部いっぺんにやろうとしなくて大丈夫です。まずは「シャワー中にタイマーを使う」か「トイレのレバーを使い分ける」か、どちらか1つだけ今週中に試してみてください。やってみて損はないです。

この記事を書いた人 節約ナオコ

節約ナオコ

2人の子どもを育てながら、週3日パートで働いています。家計をなんとかしようと試行錯誤してきた結果、ふるさと納税・格安SIM・ミールキットなど、実際に使ったものとやめたものの両方を正直にレビューするようになりました。きれいごとを書いても意味がないので、失敗談も包み隠さず書いています。同じように家計と向き合っている方の参考になれば嬉しいです。

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