マッチングアプリの同時進行で罪悪感をなくす5つの考え方

マッチングアプリで複数の人と同時にやりとりしながら、なんとなく後ろめたさを感じている方はいませんか?「これって不誠実なんじゃないか」「相手に申し訳ない」——ぼく自身、まったく同じ気持ちで悩んでいた時期がありました。この記事では、同時進行の罪悪感とどう向き合い、どう手放すかを、ぼくの実体験とともに書いていきます。

本記事の要約
・同時進行はマッチングアプリの「標準的な使い方」であり、不誠実ではない
・罪悪感の正体は「交際前の誠実さ」と「活動中の誠実さ」を混同していること
・相手も同時進行している可能性が高い、という現実を知ることが大事
・罪悪感をなくすための具体的な考え方が5つある
・ただし「やってはいけないこと」は明確に存在する
ヒロじじ
この記事を書いた人

ヒロじじ

50代バツイチ。マッチングアプリで懲りずに出会いを探し続けるおじさんが、リアルな体験をそのまま書きます。

ぼくが同時進行に罪悪感を覚えた理由

まず、自分の話から始めさせてください。共感してもらえる方もいるんじゃないかと思うので。

マッチングアプリを始めた当初、ぼくはとにかく「一人に集中すべきだ」という謎の信念を持っていました。恥ずかしい話ですが、最初にマッチした女性とのやりとりが続くようになったとき、他の方へのいいねを止めてしまったんです。「並行してやりとりするのは、なんか浮気みたいじゃないか」と思って。

結果どうなったか。その方とのやりとりは3週間で突然ブロックで終わりました。で、いいねを止めていたぼくには次がない。ゼロからのスタートです。あの夜はひとりでビールを4本飲みました。これ、笑えない話なんですけど。

が、そこから気づいたことがあります。ぼくが「不誠実に感じた」のは、まだ交際もしていない、会ってもいない相手に対して「誠実さの基準」を交際相手と同じレベルで当てはめていたからだったんです。

そもそも同時進行は「普通のこと」だという前提

罪悪感をなくす第一歩として、まずこの前提を受け入れることが必要です。知っておくと、気持ちがだいぶ楽になります。

マッチングアプリというのは、いわば「お見合いの場」です。昔のお見合いパーティーや結婚相談所では、複数の候補者と話すことは当たり前でした。「複数の人と同時にお見合いの席に着く」のは、誰も不誠実とは思っていなかったはずです。

マッチングアプリはその現代版です。同時進行は、アプリ側も運営の前提として設計しています。複数のマッチングが成立するのは、それがシステムの仕様だからです。

ポイント
結婚相談所でも「複数の人と同時進行で交際前の面談をする」ことは標準です。マッチングアプリも同じ構造です。

同世代の方は共感してもらえると思うんですが、ぼくたちの世代は「交際=誠実に一人に絞る」という価値観で育っています。でもそれは「交際が始まってから」の話。交際前の探し合いの段階では、同時進行はルール違反でも不誠実でもないんですよね。

罪悪感の正体を分解する

「なんとなく後ろめたい」という感覚、もう少し分解してみましょう。その正体がわかると、対処しやすくなります。

罪悪感パターン①「相手が自分だけを思ってくれてると思うと…」

これ、実はかなりの確率で思い込みです。正直に言います。ぼくも最初はそう感じていたんですが、現実問題として、アクティブなユーザーのほとんどは複数の人と同時進行しています。自分だけが罪悪感を抱えて一人に絞っている間に、相手は普通に別の人ともやりとりしているわけです。

もちろん「相手のことだけ考えたい」という人もいます。でもそれは、交際が始まってからの話として持っておけばいい。探している段階で先取りして罪悪感を抱える必要は、どこにもありません。

罪悪感パターン②「メッセージで丁寧に接しているのに、裏で別の人とも…」

これもよく聞く悩みです。でも考えてみてください。丁寧にメッセージするのは相手への敬意の表れであって、それは本物の誠実さです。同時に複数とやりとりしながらでも、「その人とのやりとりに誠実であること」は両立できます。

コピペのメッセージを大量送信するとか、適当に流すとか、そういう話とは別です。一人ひとりのメッセージに向き合っているなら、それはちゃんと誠実です。

罪悪感パターン③「好意を持ってしまっているのに、他の人も見てる自分が嫌」

これはちょっと繊細な話です。ある人への気持ちが育ってきたとき、それでも他の人も見ている自分を「薄情だ」と感じてしまう。同世代の方には特に多い気がします。

でも正直に言います。好意が育ったとしても、相手が同じ気持ちかどうかはわからない段階です。一方的に自分だけが絞って、突然ブロックされたら——ぼくはそれを経験しています。傷つきながら活動を続けるのは本当につらいです。自分を守ることも、誠実さのひとつです。

罪悪感をなくす5つの考え方

ここが記事の核心です。ぼく自身が実際に思考を変えることで楽になれた考え方を、5つにまとめました。

考え方① 「交際前」と「交際中」でルールを分ける

これが一番根本的な話です。誠実さのルールには「ステージ」があります。

  • 交際前(マッチング〜デート段階):複数同時進行はOK。誠実さ=各やりとりに丁寧に向き合うこと
  • 交際中(お互いに「付き合おう」と確認した後):一人に絞るのが誠実さ

この区別を自分の中にはっきり持つだけで、だいぶ気持ちが楽になります。「交際前は探していい、交際後は一人に集中する」——これをぼくの中のルールにしてから、罪悪感がかなり薄れました。

考え方② 相手も同じ舞台に立っていると理解する

マッチングアプリに登録している時点で、お互いが「出会いを探している」という意思を持って参加しています。相手もアプリを使い続けている以上、複数の人とやりとりしている可能性は高い。

自分だけが後ろめたさを抱えているとしたら、それは非対称な罪悪感です。相手は普通にアプリを使っているのに、自分だけが不誠実者になっている。冷静に考えると、ちょっと変な話ですよね。

考え方③ 同時進行は「自分を守る行動」でもある

これ、笑えない話なんですけど——ぼくが一人に絞ってやりとりしていた相手に突然ブロックされたとき、本当に立ち直るのが大変でした。一人に全力投球していたぶん、失ったときのダメージが大きすぎるんです。

複数の人と並行してやりとりをしておくことは、一人のやりとりが途切れたときのメンタルの衝撃を和らげる効果があります。これは不誠実ではなく、活動を長く続けるための自己防衛です。マッチングアプリ活動は長期戦。自分のメンタルを守ることは大事なことです。

考え方④ 「選ぶ権利」はお互いに持っている

相手が自分を選ぶかどうかはわからない。同様に、ぼくが相手を選ぶかどうかも、実際に会って話してみないとわからない。

マッチングアプリは、お互いが自分の意思で選んでいく場所です。「選んでもらうのを待つだけ」ではなく、自分も相手を見極めているのだと考えると、複数の人を見ることは自然な行為です。一方的に相手に選択権を委ねてしまうと、どこかで不均衡な気持ちになりやすいんですよね。

考え方⑤ 罪悪感より「誠実な終わり方」に注力する

同時進行の中で誰かと交際に進むことになったとき、他の方へのやりとりをどうするか——これが「誠実さの見せどころ」です。

誰かと真剣に交際することを決めたなら、他の方にはきちんとお断りを入れる。それだけで十分です。罪悪感を抱えながら活動することより、最後に誠実に終わらせることの方がずっと大事だとぼくは思っています。

それでも「やってはいけないこと」はある

同時進行が問題ないといっても、何をやってもいいわけではありません。ここは正直に言います。やっていいこととダメなことは、はっきり区別しておく必要があります。

注意
以下は同時進行の中でも「やってはいけないこと」です。ここを守れば、後ろめたさを感じる必要はありません。

・「あなただけに話しています」「他の人とはやりとりしていません」など、事実と異なる発言をする
・相手の気持ちが高まっているのを知りながら、誠実な対応をせずに放置する
・交際を申し込まれたのに曖昧にし続けて複数人をキープする
・コピペメッセージで大量送信し、一人ひとりの言葉を軽く扱う

逆にいえば、これらを守っている限り、同時進行で複数の人とやりとりすることに罪悪感を持つ必要はありません。ルールの中でちゃんとやっているなら、それは誠実な活動です。

ぼくが実際に使っているアプリと同時進行の現実

せっかくなので、ぼくの実体験も少し書いておきます。50代でのマッチングアプリ活動、参考にしてもらえれば。

現在ぼくがメインで使っているのはマリッシュです。50代の会員が比較的多く、バツイチ・再婚希望の方も多い印象で、同世代として話が合いやすいんですよね。同時進行といっても、ぼくの場合は月に2〜3人と並行してやりとりしている程度です。全員に丁寧に返信しようとすると、正直、時間も気力もかなりかかります。

Pairsは会員数が圧倒的に多いのですが、50代男性にとっては競争が厳しいです。若い世代が多いので、マッチング自体がなかなかしづらいのが現実でした。Omiaiは真剣な出会い重視のユーザーが多く、やりとりが始まったときの質は高い印象があります。

50代でマッチングアプリを使う場合、一度に何人もと並行するより、2〜4人程度に絞って丁寧にやりとりするのが現実的だとぼくは感じています。罪悪感を持つ必要はないけれど、手を広げすぎると一人ひとりへの対応が雑になる。これは本当の不誠実につながるので、注意が必要です。

まとめ:罪悪感は手放していい、でも誠実さは手放さない

最後に、ここまでの内容を整理しておきます。

  • 同時進行はマッチングアプリの標準的な使い方であり、不誠実ではない
  • 罪悪感の正体は「交際前」と「交際中」の誠実さの基準を混同していること
  • 相手も同時進行している可能性が高い。自分だけが罪悪感を抱える必要はない
  • 誠実さを示すのは「やりとりの丁寧さ」と「終わり方の誠実さ」で十分
  • やってはいけないこと(嘘をつく・曖昧にキープするなど)さえ守れば問題なし

正直に言います。罪悪感を持ちながら活動するのは、じわじわとメンタルを削ります。ぼくもそれで一時期、活動が止まりかけました。でも考え方を整理したら、ずいぶん楽になれました。

罪悪感は手放していい。でも誠実さは手放さない。この二つを分けて考えることが、長く前向きに活動し続けるコツだとぼくは思っています。同世代の方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

まずは自分に合ったアプリで、少しずつ動き出してみてください。ぼくもまだ現役で続けています。

この記事を書いた人 ヒロじじ

ヒロじじ

50代・バツイチのおじさんです。子どもが独立してから「このままじゃいかん」と一念発起、マッチングアプリを始めました。最初はプロフィール写真の撮り方もわからず大苦戦。成功続きとはいかないけど、そのリアルな経験がきっと誰かの参考になると思って書いています。良いことも悪いことも正直に、50代の出会い事情を発信しています。

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