働きながら転職活動の時間を確保する7つの方法

「転職したいけど、仕事が忙しすぎて活動する時間がない」——正直、これって転職活動で一番よくある詰まりポイントだと思います。ぼく自身、SIerからWebベンチャーに転職したとき、フルタイムで働きながら活動していました。この記事では、働きながら転職活動の時間を確保するための具体的な方法を7つ、実際にやってみた話を中心に書いてみます。

本記事の要約
・働きながらの転職活動は「スキマ時間の設計」が全て
・朝30分・昼休み・通勤時間の使い方を変えるだけで、週に5〜8時間確保できる
・エージェントを使うと「自分でやる作業量」が大幅に減る
・「転職活動用カレンダー」を作って可視化すると続けやすい
・在職中の転職活動は、ダラダラ長期化させないことが最大のコツ
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タケPM

SIerからフリーランスPMへ転身。リモートワーク・転職・副業のリアルな話を体験ベースで発信しています。

働きながらの転職活動が「時間ない」で止まる本当の理由

まずここを整理しておかないと、方法論だけ読んでも動けないと思うので少し書かせてください。

ぼくが31歳でSIerからWebベンチャーに転職したとき、一番困ったのは「時間がない」ではなく、「何をどの順番でやればいいかわからない」から手が止まっていたことでした。正直、「忙しい」は半分言い訳だったかもしれないです。

転職活動って、やることが多すぎて「全部まとまった時間ができてからやろう」ってなりがちなんですよね。でも、まとまった時間なんてほぼ来ない。特に30代で責任ある仕事をしていると、余計そうです。

だから「スキマ時間でできるタスクに細分化する」という発想の転換が、何より大事だと思っています。これ、意外と大事で、ここが変わると行動量がぜんぜん変わってきます。

ポイント
転職活動で時間が確保できない原因は2つ。
①「まとまった時間」を待っている
②タスクが大きすぎて何から手をつけるかわからない
この2つを解消するのが、今日の記事のテーマです。

転職活動にかかる時間の実態をまず把握する

方法を話す前に「そもそも転職活動ってトータルで何時間かかるの?」という話をしておきます。ここを知っておかないと、スケジュールが立てられないので。

ぼくの経験と、転職経験がある知人の話を総合すると、在職中の転職活動にかかる時間はざっくりこんな感じです。

  • 自己分析・軸決め:5〜10時間
  • 求人チェック・応募先リストアップ:10〜15時間
  • 履歴書・職務経歴書の作成:10〜20時間
  • 面接対策:10〜20時間
  • 面接(移動含む):応募社数×2〜3時間
  • エージェントとの面談:2〜5時間

10社受けると仮定すると、トータル60〜90時間くらいは見ておいたほうがいいと思います。3ヶ月で終わらせるなら、月20〜30時間、週に5〜7時間くらいのペースです。

「週5〜7時間って無理じゃない?」と思うかもしれないですが、実はそうでもない。それを次のセクションから具体的に書いていきます。

時間確保の方法【7ステップで解説します】

で、結論から言うと、ぼくが実際にやってよかった方法を7つにまとめました。順番に見ていきます。

①「転職活動用カレンダー」を別に作る

これ、地味だけど一番効いた方法です。Googleカレンダーでいいので、転職活動専用のカレンダーを作って、毎週「転職活動の時間」を先にブロックしてしまいます。

ぼくがやっていたのは、月・水・金の朝7:00〜7:30の30分と、昼休みの12:15〜12:45の30分を転職活動タイムとして確保することでした。これだけで週3時間。月12時間になります。

「予定として入れる」のがポイントで、入れないと他のことで埋まってしまいます。仕事の会議と同じ扱いにするのがコツだと思います。

②朝30分を「最重要タスク」専用にする

転職活動の中で一番頭を使うタスク——職務経歴書の作成や面接の準備——は、朝の時間にやるのがおすすめです。

夜は仕事の疲れで集中力が落ちているし、「今日は疲れたからやめよう」ってなりやすいです。実際にやってみた話をすると、夜に職務経歴書を書こうとして一行も書けなかった日が何度もありました。でも朝なら30分でけっこう進みます。

起床時間を30〜45分早めるだけで、週2〜3時間の確保になります。しんどいですが、習慣になると意外とつらくないです。

③通勤時間を「インプット専用」にする

電車通勤している人は特に活用できます。通勤時間は「職務経歴書を書く」「面接の志望動機を考える」には向いていないですが、求人チェック・業界研究・企業調査には最適です。

スマートフォンで転職サービスのアプリを入れておいて、往復の通勤時間に求人を見る。これだけで、週に2〜3時間くらいの「インプット時間」が生まれます。

通勤時間に使いやすい転職サービスとして、dodaGreenはスマホアプリが使いやすくておすすめです。スキマ時間に求人をチェックするのにちょうどいい設計になっています。

④タスクを「15分でできる単位」に細分化する

これ、意外と大事で、転職活動が止まる人の多くは「タスクが大きすぎる」問題を抱えています。

たとえば「職務経歴書を書く」というタスクは大きすぎて、15分では終わりません。だから手をつけられない。でも「前職での担当プロジェクト名を3つ書き出す」なら15分でできます

ぼくがやっていた細分化の例はこんな感じです。

  • 転職の軸を3つ書き出す(15分)
  • 気になる求人を5件ブックマークする(10分)
  • 職務経歴書の「会社概要」部分だけ書く(20分)
  • エージェントに登録する(10分)
  • 面接でよく聞かれる質問リストを作る(20分)
  • 志望動機の骨子を箇条書きで出す(15分)

こうして細分化すると、スキマ時間に「何をするか」が明確になって動きやすくなります。

⑤転職エージェントを使って「自分の作業量」を減らす

転職活動の時間確保でよく見落とされるのが、「エージェントに任せられる部分を任せる」という発想です。

正直、在職中の転職活動で一番しんどいのは「企業との日程調整」です。メールのやり取りだけで意外と時間を食います。エージェントを使うと、この日程調整を代わりにやってくれます。

また、職務経歴書のブラッシュアップも相談できるので、「一人で全部やる」より圧倒的に効率がいいと思います。ぼくがWebベンチャーに転職したときも、エージェントなしでは職務経歴書を完成させるのにもっと時間がかかっていたと思います。

ポイント
エージェントが代わりにやってくれること:
・求人の提案(自分で探す手間が減る)
・企業との日程調整
・書類の添削・アドバイス
・年収交渉のサポート
これだけ外注できると、自分が使う時間はかなり減ります。

代表的な転職エージェントとして、リクルートエージェントdodaは求人数が多く、初めて使うならどちらかから始めてみるのが無難だと思います。

⑥有給休暇を戦略的に使う

面接は平日の日中が多いです。これが在職中の転職活動で一番の壁になります。

有給は「使い切れずに終わる」という人が多いので、転職活動のために計画的に1〜2日ずつ取っておくのがおすすめです。「通院」「私用」で申請して面接に行く人も多いですが、それがストレスになる人もいるので、自分のやりやすい方法で。

また、午後半休を使って夕方に面接を入れる作戦も効果的です。最近はオンライン面接も増えているので、昼休みの延長で対応できるケースもあります。面接前にエージェントや企業に「オンライン面接は可能ですか?」と確認してみるといいと思います。

⑦「活動しない期間」を作らない仕組みにする

在職中の転職活動でよくある失敗が、「仕事が忙しい時期に完全に止まってしまう」パターンです。ぼくも一度これをやって、2週間くらい何もしない時期ができてしまいました。

で、結論から言うと、「1日5分だけでいいルール」を作るのが効果的でした。どんなに忙しい日でも、求人サイトを1件見るだけでいい。それだけで「転職活動モード」が切れずに続けられます。

完全に止まると、再開するときの心理的ハードルが上がってしまうんですよね。小さくでも継続するのが、長期化を防ぐ一番の方法だと思います。

「時間がない」以外によくある詰まりポイントと対処法

実際にやってみると、時間確保以外にも詰まるポイントがあります。正直、ここも書いておかないと不親切だなと思ったので、よくあるパターンをいくつか紹介しておきます。

職務経歴書が完成しない問題

これは多くの人が直面します。完璧を目指すから終わらないパターンが多いです。「60点でも一旦完成させてエージェントに見せる」を目標にすると動きやすいです。エージェントのアドバイスを受けてから修正すればいい、という順番にしてみてください。

応募したいけど「転職すべきか」迷ってる問題

この迷いがあると、時間を確保しても活動が進みません。ぼくの考えでは、「応募してみて、内定が出てから悩む」でいいと思っています。内定が出た後に「やっぱり今の会社でいい」ってなってもいいし、内定が出ることで自信がついて判断材料が増えます。迷っているなら、まず動いてみる派です。

バレるのが怖くて動けない問題

転職活動が会社にバレることを心配している人は多いと思います。気をつけるべき主なポイントはこの3つです。

  • 社用のPCやメールアドレスを使わない(私用デバイス・個人メールで完結させる)
  • 会社の近くで転職エージェントと面談しない
  • SNSで転職活動について発信しない

この3点を守っていれば、バレるリスクはかなり低くなると思います。

後悔したこと・やっておけばよかったこと

ぼく自身が転職活動を振り返って「これやっておけばよかったな」と思ったことも書いておきます。成功談だけ書いても参考にならないと思うので。

注意
・スタートが遅すぎた:「もう少し今の仕事が落ち着いたら」と思っていたら3ヶ月ずるずると何もしなかった。今思えば、忙しくても少しずつ始めておけばよかった。
・職務経歴書を後回しにしすぎた:応募したい求人が出たときに「書類がまだできてない」で間に合わなかったことがあった。書類は早めに仕上げておくべきだった。
・エージェントを1社しか使わなかった:1社だと紹介される求人に偏りが出る。複数社使うことで選択肢が広がると後から知った。

こんな人は特に早めに動いたほうがいいと思う

最後に、転職活動の優先度をどう考えるか、ぼくの個人的な見解を書いておきます。

以下に当てはまる人は、時間が確保しにくくても早めに動いたほうがいいと思います。

  • 今の職場でのストレスが身体に出ている(睡眠・食欲・頭痛など)
  • 「3年後も今と同じ状況でいい」と思えない
  • スキルが止まっていると感じている
  • 年収に不満があるが、社内での改善が見込めない

逆に、「今の仕事で得られるものがまだある」「転職したい理由が曖昧」という状態なら、情報収集だけ先に始めて、転職活動本番は少し先でもいいかもしれないと思います。焦って転職するより、納得して動くほうがいい結果になりやすいので。

まとめ:まず「週3時間」を転職活動に使う設計をしてみる

この記事で書いたことをまとめます。

  • 転職活動の時間が確保できない原因は「まとまった時間を待っている」こと。スキマ時間の設計に切り替える
  • 朝30分・通勤時間・昼休みを転職活動に使うと、週5〜8時間は確保できる
  • タスクを15分単位に細分化すると、スキマ時間に何をするか迷わなくなる
  • 転職エージェントを使うと、日程調整・書類添削を任せられて自分の作業量が減る
  • 忙しい時期でも「1日5分だけ」のルールで転職活動モードを維持する

まず最初にやることは、今週のカレンダーに「転職活動30分」を3回ブロックすることだと思います。それだけで、来週の自分は今よりかなり前に進んでいるはずです。

行動が一番の答えなので、ぜひ今日中に一歩だけ動いてみてください。

この記事を書いた人 タケPM

タケPM

新卒でSIerに入社後、Web系企業への転職を経て、現在はフリーランスのプロジェクトマネージャーとして複数の案件を掛け持ちしています。リモートワーク歴は5年以上。転職・フリーランス転向・リモートワークと、自分が経験してきたことをそのまま書いています。きれいに整理された情報より、泥臭いリアルを優先して発信するのがモットーです。

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