リモートワークの仕事 種類を一覧で比較【選び方付き】

「リモートワークってどんな仕事があるの?」と気になっているあなたへ。一口にリモートワークといっても、その種類は思っている以上にたくさんあります。エンジニアだけの話でしょ、と思っていたら大間違い。ライターからデザイナー、営業、カスタマーサポートまで、幅広い職種でリモートワークが実現できています。この記事を読むと、リモートワークの仕事の種類・特徴・選び方がひとまとめで分かります。

本記事の要約
リモートワークの仕事は「制作・IT系」「コミュニケーション系」「管理・事務系」の大きく3カテゴリに分けられます。職種ごとに必要スキルや収入目安が異なるため、自分の得意なことや生活スタイルに合わせて選ぶのが成功のコツです。
タケPM
この記事を書いた人

タケPM

SIerからフリーランスPMへ転身。リモートワーク・転職・副業のリアルな話を体験ベースで発信しています。

そもそもリモートワークとはどんな働き方?

仕事の種類を見る前に、リモートワークの基本を押さえておきましょう。ここを理解しておくと、自分がどんなスタイルで働きたいかイメージしやすくなります。

リモートワークとは、会社のオフィス以外の場所で仕事をする働き方のことです。自宅・カフェ・コワーキングスペースなど、インターネットが使える環境であればどこでも仕事ができます。

リモートワークには大きく分けて2つのスタイルがあります。

  • 会社員として週に何日かリモートで働く「在宅勤務型」
  • 会社に属さず案件ごとに働く「フリーランス型」

どちらのスタイルを選ぶかによって、安定性・収入・自由度のバランスが変わってきます。転職を考えている人は在宅勤務型、副業や独立を考えている人はフリーランス型が向いていることが多いです。

リモートワークの仕事を3つのカテゴリに整理する

種類が多くて迷ってしまう…という人のために、まずは大きな枠組みで整理してみましょう。全体像を把握しておくと、自分に合う仕事を絞り込みやすくなります。

リモートワークに向いている仕事は、大きく次の3つのカテゴリに分けて考えると分かりやすいです。

  • 制作・クリエイティブ系(書く・デザインする・作る)
  • IT・テック系(プログラミング・データ・システム)
  • コミュニケーション・サポート系(話す・調整する・教える)

この3つのカテゴリのどこに自分の得意・興味があるかを考えることが、仕事選びの最初のステップです。

【制作・クリエイティブ系】リモートワークの仕事の種類

文章を書いたり、画像や動画を作ったりするのが好きな人に向いているカテゴリです。初心者でも比較的入りやすい仕事が多いのが特徴です。

Webライター

記事や広告文など、Web上で使われる文章を書く仕事です。専門知識がなくてもリサーチしながら書けるため、リモートワーク初心者が最も入りやすい職種のひとつといわれています。

ポイント
初月から稼ぐのは難しいですが、文字単価0.5円〜3円程度からスタートし、実績を積むと5円以上になることも珍しくありません。

グラフィック・Webデザイナー

バナー画像、Webサイトのデザイン、SNS投稿用のビジュアルなどを作る仕事です。Adobe IllustratorやCanva(デザイン作成ツール)を使うことが多く、センスよりも基礎的な操作スキルが重要です。

案件単価の目安は1デザインあたり5,000円〜50,000円と幅広く、スキルアップ次第で大きく稼げる職種です。

動画編集者

YouTubeやTikTok、企業のプロモーション動画を編集する仕事です。近年の動画需要の急増にともない、需要がとくに伸びている職種のひとつです。撮影は不要で、渡された素材を編集するだけでOKな案件も多いです。

翻訳・通訳者

英語や中国語などの外国語を日本語に(または逆に)翻訳する仕事です。オンライン会議での通訳や、文書の翻訳など形式もさまざまです。語学力が直接収入に結びつく職種で、専門性の高い翻訳(医療・法律)は単価が高い傾向にあります。

【IT・テック系】リモートワークの仕事の種類

収入が高く、需要が安定しているのがIT・テック系の仕事です。習得までに時間はかかりますが、一度スキルを身につけると長期的に活躍できます。

Webエンジニア・プログラマー

Webサービスやアプリを開発する仕事です。プログラミング言語(コンピューターへの命令を書くための言語)を使ってシステムを作ります。リモートワーク求人のなかでも求人数がトップクラスで、月収30〜80万円以上も珍しくありません。

Webマーケター

インターネット上での広告運用やSEO(検索エンジン最適化=Googleなどで上位に表示させる施策)を担当する仕事です。数字の分析が好きな人に向いていて、未経験からでも学習で転職できるケースが増えています。

データアナリスト・データサイエンティスト

企業が持つ大量のデータを分析して、ビジネス上の意思決定をサポートする仕事です。ExcelやPythonなどのツールを使うことが多く、論理的思考が得意な人に向いています。需要が急拡大している分野で、将来性も非常に高いです。

ITサポート・ヘルプデスク

社内の従業員や顧客のパソコン・システムのトラブルをリモートで解決する仕事です。専門的なプログラミングスキルがなくても、基本的なPCスキルと丁寧な対応力があれば始めやすい職種です。

【コミュニケーション・サポート系】リモートワークの仕事の種類

「人と話すのが得意」「丁寧な対応が強み」という人に向いているカテゴリです。特別な技術スキルよりも、コミュニケーション力が活きる仕事が揃っています。

オンラインカスタマーサポート

チャットやメール、電話で顧客からの問い合わせに対応する仕事です。マニュアルに沿って対応するケースが多く、未経験からでも始めやすい仕事のひとつです。パート・正社員・業務委託と雇用形態の選択肢も豊富です。

オンライン講師・コーチ

自分の得意なことや専門知識をZoomなどのビデオ通話で教える仕事です。英語・プログラミング・料理・ヨガなど、ジャンルは多岐にわたります。自分の知識や経験がそのまま収入になるのが大きな魅力です。

リモート営業・インサイドセールス

インサイドセールスとは、外出せず電話やオンライン会議で商談・営業活動を完結させる手法のことです。外回りが不要なため、リモートワークとの相性が抜群で、企業での求人も急増しています。

オンライン秘書・バーチャルアシスタント

経営者や忙しいビジネスパーソンの代わりに、スケジュール管理・メール対応・資料作成などをリモートでこなす仕事です。事務経験がある人や、マルチタスクが得意な人に向いています。

仕事の種類ごとの特徴を比較してみよう

「どれが自分に向いているかまだ迷っている…」という人のために、主要な仕事を難易度・収入・スキル習得期間の観点で整理しました。

以下はあくまでも目安です。個人のスキルや努力によって大きく変わります。

  • Webライター:難易度★☆☆ / 月収目安3〜30万円 / 習得期間1〜3ヶ月
  • グラフィックデザイナー:難易度★★☆ / 月収目安10〜50万円 / 習得期間3〜6ヶ月
  • 動画編集者:難易度★★☆ / 月収目安5〜40万円 / 習得期間1〜3ヶ月
  • Webエンジニア:難易度★★★ / 月収目安30〜100万円以上 / 習得期間6〜12ヶ月
  • Webマーケター:難易度★★☆ / 月収目安20〜60万円 / 習得期間3〜6ヶ月
  • カスタマーサポート:難易度★☆☆ / 月収目安15〜30万円 / 習得期間1ヶ月以内
  • オンライン講師:難易度★★☆ / 月収目安5〜50万円 / 習得期間個人差あり
  • インサイドセールス:難易度★★☆ / 月収目安25〜60万円 / 習得期間1〜3ヶ月

自分に合うリモートワークの仕事を選ぶ3つの基準

種類を知っただけで選べなければ意味がありません。ここでは迷ったときに使える具体的な選び方の基準を紹介します。これを読めば、自分がどの方向に進むべきかが見えてきます。

基準①:今のスキルで始められるか

すぐに収入が欲しい場合は、今持っているスキルや経験を活かせる仕事を選びましょう。たとえばオフィスワーク経験があればオンライン秘書、接客経験があればカスタマーサポートがスムーズに入れます。ゼロから学ぶより、経験の延長線で探すのが最短ルートです。

基準②:安定収入 vs 高収入、どちらを優先するか

会社員としてリモート勤務を希望するなら安定収入が見込めますが、フリーランスとして高収入を狙うなら需要の高いITスキルを身につける方向性がおすすめです。まずは安定を取りつつ副業でスキルを磨くという二刀流も現実的な選択肢です。

基準③:一人で作業したいか、人と関わりたいか

黙々と作業するのが好きな人はライター・デザイナー・エンジニアが向いており、人とのやり取りが活力になる人はカスタマーサポート・講師・営業が向いています。働き方の好みは長続きするうえで意外と重要なポイントです。

リモートワークの仕事を始める前に知っておきたい注意点

いざ始めようと思ったとき、事前に知っておくと失敗を防げる注意点があります。理想と現実のギャップを埋めるためにも、ここはしっかり読んでおいてください。

注意
リモートワークは自由な反面、自己管理が最大の課題です。スケジュール管理や集中できる環境づくりを怠ると、成果が出にくくなります。

リモートワークで陥りがちな失敗を具体的に挙げると、以下のようなものがあります。

  • 「すぐ稼げる」という甘い見通しで始め、3ヶ月で挫折する
  • 自宅環境が整っておらず、集中できずに生産性が落ちる
  • コミュニケーション不足で仕事の評価が下がる
  • フリーランスの場合、税金・確定申告の手続きを知らずにいる

とくにフリーランスとして働く場合は、収入が不安定な時期が最初の半年〜1年続くことを覚悟したうえで計画を立てることが大切です。副業からスタートして実績を積み、徐々に独立する流れが安全です。

まとめ:リモートワークの仕事選びは「今の自分」から逆算する

この記事で紹介したポイントを振り返って、自分にとってのベストな一歩を探してみましょう。

  • リモートワークの仕事は「制作・IT・コミュニケーション系」の3カテゴリに整理できる
  • Webライターやカスタマーサポートは初心者が入りやすく、エンジニアは高収入が狙える
  • 仕事選びの基準は「今のスキル・収入の優先度・作業スタイルの好み」の3点
  • フリーランス志望は副業からスタートするのが失敗を防ぐ安全ルート
  • リモートワーク成功のカギは自己管理と環境整備にある

まずはこの記事で気になった仕事を1つ選び、その仕事で必要なスキルや求人情報を調べてみることから始めてみてください。小さな一歩が、リモートワーク実現への最短距離です。

この記事を書いた人 タケPM

タケPM

新卒でSIerに入社後、Web系企業への転職を経て、現在はフリーランスのプロジェクトマネージャーとして複数の案件を掛け持ちしています。リモートワーク歴は5年以上。転職・フリーランス転向・リモートワークと、自分が経験してきたことをそのまま書いています。きれいに整理された情報より、泥臭いリアルを優先して発信するのがモットーです。

タケPMの記事をもっと読む →