ビデオ会議ツール比較5選|選び方も解説

「ZoomとTeams、結局どっちを使えばいいの?」って迷ったことないですか?ぼくもフリーランスになりたての頃、クライアントに合わせてツールを転々として、設定に毎回手こずっていました。この記事を読むと、主要ビデオ会議ツール5つの違いと、あなたの使い方に合った選び方がわかります。

本記事の要約
・主要ビデオ会議ツールはZoom・Teams・Meet・Webex・Whereby の5つで大体カバーできます
・無料で使えるかどうか、人数上限、録画機能の有無が選ぶときの3大ポイントです
・社内利用ならTeams、外部との打ち合わせが多いならZoom、コスト重視ならMeetが最初の候補になりやすいです
・「とりあえず試す」ならどのツールも無料プランがあるので、まず使ってみることをおすすめします
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タケPM

SIerからフリーランスPMへ転身。リモートワーク・転職・副業のリアルな話を体験ベースで発信しています。

そもそもビデオ会議ツールって何が違うの?

「どれも画面に顔が映るだけでしょ?」と思いがちですが、実際に使い比べてみると結構違います。この章では、ツールを選ぶときに見るべきポイントを整理してみます。

ビデオ会議ツールは大きく分けると、「独立型」と「スイート統合型」の2種類があります。独立型はZoomやWherebyのように「オンライン会議に特化したツール」で、スイート統合型はTeamsやMeetのように「メール・チャット・カレンダーなどと一体化したツール」のことです。

で、結論から言うと、「すでに使っているサービスと連携しやすいか」が選択の一番のカギになります。たとえばGmailをメインで使っているならMeet、Officeを使っているならTeamsがスムーズに導入できます。

ポイント

ツール選びで最初に確認すべき3つのポイント
・無料プランで何人まで・何分まで使えるか
・録画や画面共有などの機能が揃っているか
・普段使いのメール・カレンダーと連携できるか

主要ビデオ会議ツール5つを比較してみた

ここが記事のメインです。ぼくが実際に使ってみた経験をもとに、5つのツールを正直に比べてみました。それぞれのツールの特徴・無料プランの内容・向いている使い方を順番に解説します。

① Zoom|外部打ち合わせならまずこれ

Zoomは知名度ナンバーワンのビデオ会議ツールです。フリーランスのぼくが一番使うのも正直Zoomです。クライアントに「ビデオ通話しましょう」と言うと、9割くらいZoomを指定されます。

無料プランでは1対1なら時間無制限、3人以上だと40分まで使えます。40分の制限は実務でたまに痛い場面があるものの、会議の区切りをつける習慣が身についたという副産物もありました。録画機能は無料プランでもローカル保存なら使えます。

  • 無料:1対1は無制限、3人以上は40分まで
  • 有料(Pro):月額約2,000円〜、時間無制限・クラウド録画あり
  • 強み:参加者がアカウントなしでURLから入れる手軽さ
  • 弱み:40分制限、セキュリティ設定を自分でしないと会議荒らし(Zoombomb)のリスクあり

こんな人に向いている:フリーランス・個人事業主、社外の人と頻繁に打ち合わせをする人

② Microsoft Teams|社内利用ならほぼ一択

Microsoft Teamsは、Microsoft 365(WordやExcelのサブスクリプション)を使っている企業では、追加コストなしで使える場合が多いです。ぼくがSIerにいたころはTeamsでほぼすべての社内コミュニケーションをこなしていました。

チャット・ファイル共有・カレンダー・会議がひとつのアプリで完結するので、「会議の前後も含めた業務全体をTeams内でまわせる」のが最大の強みです。ただ、機能が多い分、最初は使いこなすのに少し時間がかかります。

  • 無料:60分まで・参加者100人まで・録画なし
  • 有料:Microsoft 365のプランに含まれる場合が多い(月額数百円〜)
  • 強み:Word・Excel・SharePointとの連携が圧倒的に強い
  • 弱み:機能が多くて初見では迷子になりやすい

こんな人に向いている:Office系ツールを使っている企業の社員、社内チームでの利用

③ Google Meet|Googleユーザーならコスパ最強

Google Meetは、GmailやGoogleカレンダーを使っている人なら追加インストールなしで使えます。カレンダーで会議を設定すると自動でMeetのURLが発行されるので、準備の手間がほぼゼロです。

無料プランで1対1なら24時間・3人以上でも60分まで使えます。Zoomと比べると無料の時間制限がゆるいのがポイントです。ただ、録画はGoogleの有料プラン(Google Workspace)が必要になります。

  • 無料:1対1は24時間・3人以上は60分まで
  • 有料:Google Workspace(月額680円〜)で録画・参加者数拡張など
  • 強み:Gmailやカレンダーとの連携がシームレス、ブラウザだけで動く
  • 弱み:録画が有料プラン必須、細かいウェビナー機能はZoomに劣る

こんな人に向いている:個人・スタートアップ・GmailやGoogleカレンダーをメインで使っている人

④ Cisco Webex|セキュリティ重視の現場向け

Cisco Webexは、金融・医療・官公庁などセキュリティ要件が厳しい現場で使われることが多いビデオ会議ツールです。Cisco(シスコ)という世界的なネットワーク機器メーカーが提供しているので、エンタープライズ(大企業・官公庁向け)での信頼性は高いです。

個人やスタートアップが「まず使ってみる」という用途には少し重めな印象がある気がします。ただ、無料プランでも参加者100人・時間無制限で使えるのはかなり太っ腹です。

  • 無料:参加者100人・時間無制限・クラウド録画10GBまで
  • 有料:月額1,490円〜(チームプラン)
  • 強み:セキュリティの高さ、無料でも時間無制限
  • 弱み:UIがやや複雑、中小規模では少しオーバースペック気味

こんな人に向いている:セキュリティポリシーが厳しい企業・医療・金融・官公庁

⑤ Whereby|URLを共有するだけで会議できる手軽さ

Wherebyは、知名度はそこまで高くないですが、ぼくの中では「一番手軽なツール」という位置づけです。アカウントなし・アプリのインストールなし・URLを開くだけで会議に入れます。

特徴的なのが「常設ルーム」という仕組みで、自分専用のURLが固定で割り当てられるので「毎回URLを発行する手間」がありません。ちょっとした1対1の打ち合わせを頻繁にする人に向いていると思います。

  • 無料:1対1は時間無制限・グループは45分まで・参加者4人まで
  • 有料:月額約900円〜(Pro)で参加者100人・時間無制限
  • 強み:URLを開くだけで入れる手軽さ、常設ルーム機能
  • 弱み:日本語サポートが弱め、参加者が多い会議には向かない

こんな人に向いている:1対1の打ち合わせが多い人、相手にアカウント作成を強制したくない人

5ツールを一覧で比較する【表で確認】

それぞれの説明を読んだあとで、改めて横並びで比べるとわかりやすいです。ざっくり整理してみました。

  • Zoom:外部打ち合わせ◎ / 無料40分制限あり / 録画はローカル保存可
  • Teams:社内利用◎ / Office連携最強 / 無料60分制限あり
  • Google Meet:Googleユーザー◎ / 無料60分・手軽さ◎ / 録画は有料
  • Webex:セキュリティ重視◎ / 無料で時間無制限 / UIが少し複雑
  • Whereby:1対1の手軽さ◎ / 常設URL便利 / 大人数は不向き

ちなみにぼく自身は「Zoom(外部)+Teams(一部クライアントの社内チャット参加)+Meet(個人の細かい打ち合わせ)」の3つを用途別に使い分けています。欲張りに全部入れたら逆に混乱した時期があったので、まずは1〜2つに絞るのがおすすめです。

用途別のおすすめの選び方【3パターン】

「比較はわかった。で、自分にはどれが合うの?」という疑問に答えます。ぼくが実際にクライアントや知人に聞かれたときによく使うパターン分けで解説します。

パターン①:フリーランス・個人事業主の場合

まずZoomを入れておくのがほぼ正解です。クライアントが指定してくるツールがZoomである確率が一番高いので、とりあえずアカウントを作っておくと話が早いです。Gmailメインなら、サブとしてGoogle Meetも入れておくとカレンダー連携が便利です。

パターン②:企業・チームで社内利用する場合

すでにMicrosoft 365(旧Office 365)を導入している企業なら、Teamsを使わない理由がほぼないです。追加コストなしでチャット・会議・ファイル管理がセットで使えます。Google Workspaceを使っている企業ならMeetが同様の理由でおすすめです。

パターン③:セキュリティ要件が厳しい現場の場合

医療・金融・官公庁などセキュリティポリシーが厳しい現場では、Webexが選ばれることが多いです。ぼくがSIer時代に関わった官公庁系のプロジェクトでも、指定ツールがWebexだったケースがありました。上位プランでは通話の暗号化・セキュリティレポートなど、コンプライアンス対応の機能が充実しています。

ビデオ会議ツールを選ぶときにハマりがちな失敗3つ

ツールを選んだあとに「あ、しまった」となる場面を経験者として正直に書きます。これ、意外と大事で、事前に知っておくと余計なストレスがかなり減ります。

失敗①:相手が使えないツールを選んでしまう

自分が使いやすいツールを選んでも、相手(クライアント・取引先)の会社のセキュリティポリシーで「そのツールは使用禁止」になっているケースがあります。ぼくも一度、Zoomを指定したら「うちはZoom禁止です」と言われてあわてたことがありました。

注意
外部の人と打ち合わせをする場合は、「どのビデオ会議ツールが使えますか?」と事前に確認するのが安全です。自分から一方的にツールを決めないように注意してください。

失敗②:無料プランの制限をちゃんと確認していない

「無料で使える」と思っていたら、参加者が増えた瞬間に時間制限がかかって会議が途切れた、という話はよく聞きます。無料プランの「参加者数」と「時間制限」は必ず最初に確認しておきましょう。特に商談や採用面接など「途中で切れたら困る」場面では有料プランを検討する価値があります。

失敗③:いろんなツールを入れすぎて管理が煩雑になる

ぼくが最初にやらかしたのがこれです。Zoom・Teams・Meet・Webexを全部入れたら、通知がバラバラに来て、会議URLを探すだけで時間を使ってしまいました。メインで使うツールを1〜2つに絞ってから、必要に応じて追加する順番がおすすめです。

有料プランへの移行タイミングはいつ?

「無料でどこまで使えて、どこから有料が必要か」は気になるポイントだと思うので、正直に書きます。

  • 3人以上の会議が週に複数回ある → Zoomなら40分制限に引っかかるので有料プランを検討
  • 会議を録画してあとで見返したい → ZoomのPro(約2,000円/月)またはGoogle Workspace(680円/月〜)が必要
  • 参加者100人以上のウェビナー(オンラインセミナー)をやりたい → Zoomウェビナープラン(別途費用)が必要
  • セキュリティ・コンプライアンスのレポートが必要 → WebexやTeamsの上位プランへ

逆に言うと、1対1の打ち合わせメインで録画も不要なら、ほぼどのツールも無料で十分まかなえます。まず無料で試してみて、「ここが困る」という壁にぶつかったときに有料を検討するのが一番コスパの良いやり方だと思います。

まとめ:自分の使い方で選べば失敗しない

最後に記事のポイントをまとめます。

  • ビデオ会議ツールは「独立型」と「スイート統合型」があり、普段使いのツールと連携できるかが選び方の基本
  • 外部打ち合わせが多いフリーランス・個人事業主にはZoomが最初の選択肢
  • 社内利用が中心ならOffice連携のTeamsかGoogle Workspace連携のMeetが効率的
  • セキュリティ要件が厳しい現場はWebexが安牌
  • まずは無料プランで試してみて、「録画したい」「時間制限が邪魔」と感じてから有料を検討するのがおすすめ

「どれにしようか迷ったらZoomを入れておく」がざっくりした答えになりますが、この記事で比べた5つのツールはどれも無料で試せます。まずアカウントを作ってダミー会議を1回やってみると、自分に合うかどうかすぐ体感できると思います。ぜひやってみてください。

この記事を書いた人 タケPM

タケPM

新卒でSIerに入社後、Web系企業への転職を経て、現在はフリーランスのプロジェクトマネージャーとして複数の案件を掛け持ちしています。リモートワーク歴は5年以上。転職・フリーランス転向・リモートワークと、自分が経験してきたことをそのまま書いています。きれいに整理された情報より、泥臭いリアルを優先して発信するのがモットーです。

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