「クラウドストレージって種類が多すぎて、どれを選べばいいかわからない」——そう思っていませんか?ぼくも独立した当初、Google Drive・Dropbox・OneDriveを全部入れて、結局どれをメインにするか1ヶ月ぐらいウダウダしてました。この記事を読むと、目的に合ったクラウドストレージを5分で絞り込めるようになります。
・個人利用ならGoogle Drive、Windowsユーザーならまずは OneDriveを試すのが最短
・仕事でチーム共有するならDropboxかGoogle Workspace が安定感あり
・無料プランだけで使い続けるコツも後半で解説しています
タケPM
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そもそもクラウドストレージって何?(30秒でわかる基本)
「なんとなく使ってるけど、ちゃんと理解していない」という方も多いと思うので、最初にサクッと整理しておきます。知っている方は読み飛ばしてもらってOKです。
クラウドストレージとは、インターネット上のサーバーにファイルを保存するサービスのことです。要するに「ネット上の外付けHDD」みたいなイメージです。
パソコンのデスクトップに置いたファイルは、そのパソコンが壊れたら消えてしまいます。でもクラウドストレージに保存しておけば、スマホからも別のパソコンからも見られるし、壊れる心配もほぼない。これがクラウドストレージを使う一番のメリットだと思います。
①バックアップ(データを安全に保管する)
②ファイル共有(他の人とデータを受け渡しする)
③マルチデバイス対応(スマホ・PC・タブレットで同じファイルを使う)
クラウドストレージを比較するときに見るべき3つの軸
比較する前に「何を基準にするか」を決めておくと選びやすくなります。ぼくが実際に複数サービスを使い比べた経験から、この3軸を押さえれば選択肢はかなり絞られると感じています。
① 無料で使える容量
正直、ここを一番最初に確認する人が多いと思います。サービスによって無料で使える容量がかなり違います。写真や動画を大量に保存したい場合は、無料プランの容量が決め手になることもあります。
② 有料プランの価格とコスパ
無料の容量を超えたとき、月額いくらで何GBまで使えるかを確認しておく必要があります。「無料で始めてみて、足りなくなったら有料に切り替える」という流れが一番失敗が少ないです。
③ 連携できるアプリ・デバイス
普段使っているOSやアプリとの相性も大事です。Windowsを使っているならOneDrive、Googleサービスをよく使うならGoogle Drive、Macユーザーならicloudというように、エコシステム(すでに使っているサービス群)との組み合わせで選ぶのがラクです。
主要クラウドストレージ5選を徹底比較
ここが記事のメインです。実際にぼくが使ってみて感じたことも交えながら、5つのサービスを比較していきます。スペック表だけ見ても「で、どれがいいの?」ってなりがちなので、各サービスの「向いている人・向いていない人」もセットで書いています。
① Google Drive|Googleユーザーなら迷わずこれ
Google Driveは、Googleアカウントがあれば誰でも無料で15GB使えます。Gmailや Google フォト、Google ドキュメントとシームレスに連携できるのが最大の強みです。
- 無料容量:15GB(GmailとGoogle フォトと共有)
- 有料プラン:100GBで月額250円〜(Google One)
- 対応OS:Windows・Mac・iOS・Android
- 特徴:Googleドキュメント・スプレッドシートとの連携が最強
ぼくはフリーランスになってから提案書や議事録をほぼGoogle ドキュメントで作るようになったので、Google Driveは実質メインストレージになっています。クライアントとのファイル共有もGoogleのリンク共有が一番スムーズな気がします。
向いている人:Googleサービスをよく使う人、Androidスマホユーザー、チームでドキュメントを共同編集したい人
向いていない人:Microsoftの Officeファイルをメインで使っていて変換が面倒に感じる人
② OneDrive|Windowsユーザーはほぼ無条件でおすすめ
OneDriveは、Microsoftが提供するクラウドストレージです。Windows 10・11を使っている方は、すでにインストールされている可能性が高いです。
- 無料容量:5GB
- 有料プラン:100GBで月額224円〜/Microsoft 365 Personal(1TB)で月額1,490円
- 対応OS:Windows・Mac・iOS・Android
- 特徴:ExcelやWordとの親和性が圧倒的に高い
無料容量は5GBと少し少なめですが、Microsoft 365(旧Office 365)のサブスクリプションを契約するとOneDriveが1TB使えるようになります。ExcelやWordをよく使う仕事をしている方なら、Microsoft 365とセットで契約するのがコスパ的にはかなりいいと思います。
向いている人:Windowsメインのユーザー、ExcelやWordを頻繁に使う人、すでにMicrosoft 365を使っている人
向いていない人:Macユーザー(使えるけど連携が少し弱め)、Googleサービス中心の人
③ Dropbox|チームでのファイル共有に強い定番サービス
Dropboxは、クラウドストレージの先駆け的な存在です。他のサービスと比べると無料容量は2GBと少ないですが、同期の安定性とチーム機能の使いやすさは今も高評価です。
- 無料容量:2GB(かなり少なめ)
- 有料プラン:Plus(2TB)で月額1,500円〜
- 対応OS:Windows・Mac・iOS・Android・Linux
- 特徴:ファイルの同期速度が速く、変更履歴管理が優秀
正直、個人利用なら無料2GBはすぐ上限に達するので、Dropboxを使うなら最初から有料プランを想定した方がいいかもしれません。でも複数人でのプロジェクト管理や、デザイナーさんとのデータ共有では、ぼくの周りのフリーランス仲間にDropboxを使っている人が多い印象があります。
向いている人:チームでファイルを共有・共同作業する人、大容量データを扱うクリエイター、同期の安定性を重視する人
向いていない人:無料のまま使い続けたい個人ユーザー(2GBは正直厳しい)
④ iCloud Drive|iPhoneユーザーなら自然と使える
iCloud Driveは、Appleが提供するクラウドストレージです。iPhoneを使っている人なら、写真のバックアップなどでお世話になっているはずです。
- 無料容量:5GB
- 有料プラン:50GBで月額130円、200GBで月額400円、2TBで月額1,300円
- 対応OS:iOS・Mac(WindowsはWebブラウザでアクセス可能)
- 特徴:Apple製品との連携がシームレス。iPhone写真のバックアップに最適
iCloud Driveは月額130円で50GBというのはコスパが良く、写真バックアップ用途として使うには十分です。ただ、WindowsやAndroidとの相性は正直よくないので、Apple製品で統一している人向けのサービスだと思っています。
向いている人:iPhone・iPad・Macをメインに使うAppleユーザー、写真のバックアップを自動化したい人
向いていない人:WindowsメインやAndroidユーザー(使いづらさが目立つ)
⑤ Box|ビジネス利用なら選択肢に入れたいサービス
Boxは、エンタープライズ向けに特化したクラウドストレージです。個人利用ではあまり知られていませんが、法人契約では大手企業にも採用されています。
- 無料容量:10GB(個人の無料プランあり)
- 有料プラン:Individual(100GB)で月額1,200円〜、法人プランは別途
- 対応OS:Windows・Mac・iOS・Android
- 特徴:セキュリティ機能が充実。アクセス権限の細かい設定が可能
ぼくがSIer時代にいた会社では社内でBoxを使っていて、その頃は「なんかやたら権限設定が細かいストレージだな」という印象でした。コンプライアンス(情報管理の法的ルール)や機密情報の管理が厳しい業種での利用に向いているサービスだと思います。
向いている人:セキュリティ要件が厳しい業種・企業、複数人でのアクセス権限を細かく設定したいチーム
向いていない人:個人利用・コスト重視・シンプルに使いたい人
5サービスを一覧で比較したまとめ表
「さっきの説明を一覧で確認したい」という方のために、ざっくりまとめておきます。これ、意外と大事で、並べてみると選びやすくなります。
- Google Drive|無料15GB・Google系ユーザーに最適・コスパ◎
- OneDrive|無料5GB・Windows・Office利用者に最適・Microsoft 365とセットが強い
- Dropbox|無料2GB・チーム共有に強い・有料前提で使うのがおすすめ
- iCloud Drive|無料5GB・Apple製品ユーザーに最適・50GBプランのコスパが良い
- Box|無料10GB・ビジネス・セキュリティ重視の組織向け・個人利用は少数派
目的別|おすすめの選び方を3パターンで解説
「スペックはわかったけど、結局どれを選べばいいの?」という方のために、よくある3つのシーンに絞って選び方を整理してみます。
パターン①|個人でファイルをバックアップしたいだけ
この用途ならGoogle Driveが一番無難だと思います。無料15GBはかなり使い勝手がよく、スマホ写真のバックアップ先としても機能します。Androidユーザーなら特に迷う必要はないと思います。iPhoneメインの方はiCloud Driveも選択肢に入れてみてください。
パターン②|仕事でチームとファイルを共有したい
メンバーが全員Googleアカウントを使っているならGoogle Drive(Google Workspace)が一番スムーズです。Excelをメインに使うチームならOneDriveとMicrosoft 365の組み合わせが実用的です。デザインやクリエイティブ系のファイルをやり取りするならDropboxも安定しています。
パターン③|とにかく無料で使い続けたい
この場合はGoogle Driveの15GB一択に近いと思います。ただ、写真や動画が多くなると足りなくなりやすいので、「写真はiCloud・書類はGoogle Drive」のように用途で分散して使うという手もあります。実際にぼくはこの使い分けをしている時期がありました。
クラウドストレージを選ぶときのよくある失敗3つ
これ、意外と大事で、選び方を間違えると「使いにくい」「切り替えが面倒」になりがちです。実際にやってみた話をします。
失敗① 複数サービスに分散しすぎてどこに何があるかわからなくなる
ぼくが独立した当初、Google Drive・Dropbox・OneDriveを全部使っていた時期があったんですが、「あのファイルってどっちに入れたっけ」と探す時間がどんどん増えていきました。メインは1つに決めて、別のサービスはサブ用途に限定するのが正直一番ラクです。
失敗② 無料容量だけで選んで、使い始めてから容量不足に気づく
無料15GBのGoogle Driveでも、写真や動画をたくさん保存したり、Gmailの受信ボックスが肥大化したりすると意外と早く上限に達します。ストレージ容量(保存できるデータの量)の見通しを最初に立てておくと後で慌てずに済みます。
失敗③ 共有相手のことを考えずに選んでしまう
自分はGoogle Drive派でも、クライアントがMicrosoft系で固まっていると、ファイルのやり取りで変換や手間が発生することがあります。共有する相手が何を使っているかを確認してから決めると、その後がスムーズになります。
無料プランのまま快適に使うための3つのコツ
「できれば有料プランは使いたくない」という方も多いと思います。ぼく自身、プライベートのGoogle Driveは今も無料のままです。その上で容量を圧迫しないようにやっていることを共有します。
- 古いファイルを定期的に整理する:半年に一度、使わないファイルを削除するだけで体感がかなり変わります
- 写真はサイズを圧縮して保存する:Google フォトの「保存容量の節約画質」設定にすると、容量消費をかなり抑えられます
- Gmailの大きな添付ファイルを削除する:Gmailも同じ15GBを消費しているので、添付ファイルが大きいメールを定期的に消すのが地味に効きます
まとめ|クラウドストレージは「使っている環境」で選ぶのが正解
で、結論から言うと、クラウドストレージは「どれが最強か」ではなく「自分の環境と用途に合っているか」で選ぶのが一番失敗が少ないと思います。
- 比較すべき3軸は「無料容量・有料プランの価格・連携アプリ」
- Googleサービス中心の人→Google Drive、Windows・Officeユーザー→OneDrive、Appleユーザー→iCloud Driveがまず最初の候補
- チームやクライアントとのファイル共有が多い場合は、相手が何を使っているかを先に確認する
- 無料プランで使い続けるなら、定期的な整理と容量節約の設定がセットで必要
- メインは1つに絞って、複数サービスへの分散は最小限にするのがベスト
まず迷ったらGoogle Driveを使い始めてみるのが、一番ハードルが低いと思います。無料で始められるので、試してみて合わなければ別のサービスに切り替えるという順番でも全然遅くないです。

